質問者:ハイル禅師 人は徳を積む必要があると言われますが
陰徳と陽徳は具体的にどういう違いがあるのでしょうか?
私:どんな人でも生きていく上で必ず「徳」が必要でありますが
基本的に徳積みをする場合でも陰徳を積むのか陽徳を積むのか
に分かれるのです
この陰徳とは誰にも知られずに積まれる徳の事であり
世間や他人から評価されていない徳なので
積善に対する功徳量が大きくなります
一方の陽徳とは世間的に公表されて一定の評価を受ける事で
多額の献金をしてもかなり減殺されてしまいます
例えば霊的に言うと陰徳で10万円の寄附は10万円以上の
価値だが陽徳の20万円の価値は10万円の価値に下がる
などであります
さらには陰徳は代々子孫に引き継がれるとか陽徳は
一代限りなどの要素も少しあるので陰徳が最善ですが
著名人や芸能人の場合は仕方がないでしょう
結論から言えば陰徳でも陽徳でも徳積みをされる人は
人間性が素晴らしいので芸能人等で陽徳と同時に陰徳を
陰ながら敢えて別にされている場合もある
北野たけしさんも漫才師から監督になったりしていますが
地道にトイレ掃除をされたり貧しい人にお金を配る徳があり
守護霊も強く山中でのバイク事故も奇跡的に命が助かりました
徳積みをしよう!と意識して行うよりも、
徳積みを理解していても、特別に、徳積みをしようと強く意識せずとも、自然に、心から、徳積が出来ると、より素晴らしいかもしれないですね!それではまた…。】