質問者:ハイル禅師 悪い因縁の家に生まれると
絶望感や虚しさを感じますがどう乗り越えれば
良いのでしょうか?
私:自分は善徳のある家に生まれないで悪因縁の強い家に
生まれて不幸になったと思う人はいますが
悲観しても何も変わりません
私も悪因縁の強い家に生まれたので気持ちは分かりますが
現世では前向きに取り組んで克服していく努力をすることが
何よりも肝要であります
家にそれぞれ因縁がある様に個人にもそれぞれ因縁が
ありますが前世に徳を積んでいると積善の家に生まれ
不善をしていると劫の重い家に生まれるのは「相応の理」
なのであります
つまり現世で悪因縁の強い家に生まれた人は
決して偶然ではなく前世の行いに見合う家系なのです
その意味は前世の所業を償い御魂をさらに向上させる為に
相応の条件で生まれ変わったからであります
だから自分の宿命や家の悪因縁を
悲しんだり呪ったりするのは間違いであり
真摯に反省をして善徳を積み一歩筒やり直すべきなのである
逆に因縁の軽い人は幸福度が増しますが
努力せず徳を食いつぶせば死後と来世は悲惨になる
つまり人生とは前世の劫を刈り取りながら
来世へ向かって正しい学問と善徳を積むことで
御魂をさらに向上させることが本義なのである
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