ハイル禅師語録

ハイル禅師語録で奇跡の開運

密教の起源

2017年12月24日 | 教え
質問者:ハイル禅師 密教の起源を教えて下さい

私:弘法大師空海の付法伝によると 
真言密教の起源は 三世紀頃に 
龍猛菩薩(龍樹)が南天鉄塔を開いて
秘密教を始めており 天啓を受けて 
俗世間に流布したのが始まりとなる

南天の鉄塔は 第一祖大日如来が説法されたものを
第二祖金剛薩口(サッタ)が結集して相伝されたが
第二祖までは人間ではなく
第三祖龍猛菩薩が現実の真言宗の始祖となります

また真言密教を説いた教主は二教諭によると仏には 
法・報・応の三身があり 教には顕・密の二種があり 
応化の開説を顕教と言い 法身の談話を密蔵と言う所
から応身とは釈尊であり 釈尊が説いた教が顕教であり
法身大日如来が説いた教が密教であります

龍樹から龍智菩薩・金剛智三蔵・不空三蔵
善無畏三蔵・一行禅師・恵果阿闍梨と伝わり
空海が全ての教えをマスターし「八祖」となって
日本に伝えましたが 霊法が発達したのは 
空海までとなります

現在真言密教は 真言宗高野山派・豊山派など
真言27派に分かれているが 
弘法大師を超えた僧侶は存在しておりません


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