語録理解の為の勉学による研鑽

質問者：ハイル禅師　僕は禅師の語録を読んで
衝撃的な内容は理解を超えると感じましたが　
やはり勉学による研鑽でしか乗り越えられない
のでしょうか？

私：人はそれぞれが生まれ育ってきた環境や
体験的な既成観念で思考が醸成されていき　
この観念が知識や特異体験の不足を感情的に補って
精神的な安堵感を自分に齎すのです

つまりオギャーと生まれて観て聴いて感じた事こそが
真実であり世の中を知った気になることで心の安定を
はかるからである

そこで私が深層真理を説くと見聞きしたことがない内容
である為　異物を排除するように忌避感を抱くわけですが　
これが観念による枷である基本的防御本能であり
この枷を外すことが精神的な成長に繋がるのです

私は潜在智的学問を誰よりも奥深い領域まで知悉している
ので私の内容が荒唐無稽に感じてアレルギーを持つ人もいる

確かに潜在智的学問を研鑽することで私の語録の半分程度は
理解が可能ですが　霊的体験や特異体験を持つ人の方が
理解度が増すのも事実です

科学や医学でも現時点では真理が十分解明されていないが
この二つですら九牛の一毛程度しか解明出来ていないので
私の知識との比較は無意味です

私の語録を理解するには基本的な姿勢として
①否定から入らない謙虚な心が大切であります