質問者:ハイル禅師 徳積みをやりたくない人は
現金第一主義だからでしょうか?
私:人が生きていく上で最も価値があるものは
現金だが自己保存欲の為に必要としているからである
自己保存欲とは自分の老後の生活費や子孫に残す財産など
であり防衛的な意味合いが強い
つまり現実界で生活していく為に必要な資金を
余分に確保するように誰もが必死になる
これらは自分達の幸福の為に温存したいという本能欲から
来ている為に徳積みで現金を喜捨するように諭すと
猛烈な勢いで敵愾心をむき出す人も多い
実をいうとこの点が大きく矛盾しており自分の幸福を真剣に
考えるならば預貯金以外に徳積みが必要不可欠なのだが
徳積みにお金がかかる話をすると目を閉じて耳を塞ぐのである
それは死後の霊界生活を一切考慮していないからだが
人生が八十年とすれば霊界生活は通常三百年程度あり
生前の三倍以上の長さになるのが一般的であります
真理の話が俺の価値観や性に合わないとか
先祖供養や神仏に喜捨するのが勿体ないという人は
人生の数倍の長さの霊界生活を
貧しくつまらなく過ごさなくてはいけなくなる
心底自分の幸福を考えるのであれば素直に徳積みによる
喜捨も必要不可欠だと知るべきであります
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