ハイル禅師語録

ハイル禅師語録で奇跡の開運

人間世界の激しさ

2016年06月21日 | 教え
質問者:ハイル禅師 人間世界の激しさとは如何
なるモノなのでしょうか?

私:「天地に仁なし万物を以って芻句となす
聖人に仁なし百姓を以って芻句となす」
という「老子」の言葉がある

直訳すれば天地が優勝劣敗・弱肉強食にて
万物を自然の成り行きに任せることは
不仁に見えるが これこそ本当の仁なのである

同じように聖人君子が百姓をワラ人形のように
切り捨てるようなことをするのは不仁に見えるが 
これこそ本当の仁なのであるという意味

人間世界に於いては時として恨みを買うのを
承知の上で義を貫き信を全うしなければならない
面もあります 特に指導的地位にある人には
理不尽な選択を要求される場合があるのである

人類の生成化育進歩発展のためにはヒトラー・
スターリン・ポルポトなどの一見 大悪であると
みられる人物が存在したことは不仁に思える 

だが後世の多くの人類に物質的な進歩と悲惨な教訓を
残すことにより国際連合が生まれ人類が平和の重要性
を改めて刻みつけたとも言える

地上天国実現のためには避けて通ることができない 
過渡期であり大愛である神の仕組みは高度な解釈が
できるレベルがないと理解も難しいのである

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