呪術とか魔術とは人を不幸にする術なのか

質問者：ハイル禅師　呪術とか魔術とは人を不幸にする
術なのでしょうか？

私：呪術も魔術も超自然的な力を借りる意味では似て
おりますが人を不幸にする術に使われるとは限らない
のであります

現在でも呪術道具を使って邪気を祓ったり病気を治したり
する呪術師と呼ばれるシャーマンがアフリカやアジアに
おりますが　中でも精霊を呼び込み治療をする手法も多く　
例えば卑弥呼の時代など昔の日本でもよく使われていました

また呪術は「呪い」の意味もあり念や生霊を駆使して
対象者を不幸にする使われ方も多いですが
現在ではこちらの比率が大きいようです

次に魔術とは魔法でありマジックにも使われるが
トリックの無いモノは霊的な力を借りている

この魔術も黒魔術と白魔術があり黒は悪霊やサタンの力
を借りて対象者を攻撃するが白は精霊や天使の力を
借りて対象者を癒す方に使われます

野心的な中世の王などには必ず魔術師が側近にいて
軍師のような働きをしたり敵を超自然的な力で排除する
といった活躍をしていました

結論から言えば呪術も魔術も善霊の力を借りて善用する
のか悪霊の力を借りて悪用するのかで極端に用途が
別れる法術だと理解できます