take your own way...

気の向くまま、心の感じるままに・・・

Kazの旅日記・オーストラリア NT(ノーザンテリトリー)・キャンピングカー編⑭

2011年06月11日 | kazの旅日記・オーストラリア
06may'11

身体の中の体内時計が正常に機能している。
無理やり起こされるのではなく、自然と目が覚める
心地よさと言うべきか。



ここGlen Helen Resortでも、朝日を浴びて目の前に広がる
岩山が真っ赤に染まる姿はやはり素晴らしい。



ここに宿泊している多くの人たちが、この一時を静かに楽しんでいる。
皆一様に穏やかな表情だ。



それぞれがきっと愛するパートナーに、子供に、仲間に、そして
自分自身に語りかけているのだろう。



今回の旅、僕は一人だ。だからこういう時間はしっかり自分と
向き合う事にしている。
そんな時間が持てるのも、こうして早起きが自然と出来ているから
なのかもしれない。



さて今日の予定はと言うと、まず向かうはFinke Gorge National Park
(フィンケゴージ国立公園)にあるpalm valley(パームバレー)だ。

ここは、同じ西マクドネル山脈地域にある場所で、4WD車両のみ行く事が
許されている場所。道路の入り口まで来ると大きく「4WD ONLY」と
書いてある。



僕が今回使用している車両は4WDの代名詞とも言えるTOYOTAのランドクルーザー。
走行には全く問題ない。



少し走るとすぐに小さな川を渡ることになった。水深はおよそ10cm,
清流という表現がとても合う奇麗な川だ。なんだかぞくぞくする。
水しぶきを上げながら一気に走り切る。  気持ちがいい。 



目前に現れる清流を次から次へ横切りながら道を進み、まるで
ビーチを思わせるような砂地に足を取られながらも走り抜ける。
しばらく平坦な道が続くと思えば、いきなり大きな水溜りに出くわし、
岩を駆け上がり、また下るといった具合だ。

程良い緊張感が楽しさを倍増させてくれる。
大人のための自然のアトラクションだ。
ただし、自然の中に分け入り楽しむためには注意が必要だという事も
忘れないでほしい。



簡単に言えば、水を横切る時にはその深さや流れの速さを必ず
確認する必要があるし、砂地でも同様に砂の深さや、砂の固さというか
締り具合の確認も必要だろう。



基本的にはそれが確認できない時には走行するべきでない。というのが
安全な判断基準になるはずだ。

運転を楽しみ、景色を楽しみ、ドキドキ・ワクワクするおよそ22kmの
道のりを1時間以上かけて走り抜けるとようやく目的地に到着する。



ここでもしっかり2kmのウォーキングトラックを1時間かけて歩いた。
訪れる場所ごとに新しい発見があり、とても新鮮な気持ちだ。
ここパームバレーは最終目的地もさることながら、途中の道のりに
こそ、魅力が溢れているように感じる。



4WD車両を借りる人は是非、チャレンジしてみてほしい。
ただし、先にも述べたが、自己責任において行動するとともに
リスクヘッジを常に頭に置いておく必要がある。

本来、旅とはそういうものだ。



次回に続く・・・。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿