02may'11
今日は良く走った・・・1日で1300kmの走行だ。
マタランカを出発したのが早朝6時で、まず目指したのは
テナントクリーク。およそ500kmの距離だから午前11時頃には
着く予定という計算通り、順調に走行。
そして、そこからおよそ100km南の位置にDevils Marbles
(デビルズマーブル)がある。
ここはノーザンテリトリーによりしっかりと保護されている区域だ。
先住民族・アボリジニにとって、やはり重要で神聖な場所とされており、
部族の1つKaytetyeによれば、デビルズマーブルは「虹色の大蛇の卵」と
信じられている。
この奇岩群が出来上がった背景を知るには、1億7千万年前まで
時をさかのぼると言うから、気が遠くなるような時間を経ている
という事が分かる。
しかし、何故このような奇岩がこのエリアにだけ転がっているのか・・・。
ひとつひとつがとても大きく、しかも手で押せば転がって行きそうな
ちょっとした傾斜の上に丸い岩が乗っているから不思議だ。
上と下の写真を見比べれば岩の大きさを感じ取れるだろう。
僕ら人間の想像を遥かに超えたところで自然の営みが少しずつ、
そして確実にくり返されてきた証しだろうか。
または本当に虹色の大蛇の卵・・・なのかもしれない。
暑い中をゆっくり1時間ほど散策して、お約束通り岩を押してみたり、寄りかかってみたりしたあと車へ戻り、
気分転換も出来た所で南に向けて再度出発!
ここからの道のりが結構長かった。
マタランカを出発してから既に7時間以上が経過している。
走っても走っても先に進んでいる感じがしない。
スチュアートハイウェイは制限速度が場所により異なるが最高で130km
片道一車線のしかも決して良いとは言えな道路コンディションのなか
カンガルーの死骸をよけながらの運転がしばらく続く。
途中、ロードハウスで給油ついでに休憩する。
眠気を吹っ飛ばすために音楽のボリュームを上げ、歌を歌い、窓を全開にして
空気を入れ替える。
お尻の位置を変えたり、膝を立てたり、時折奇声をあげてみたりしながら
ひたすら南を目指す。
そんなことを繰り返しながらようやくアリススプリングスに到着したのが
午後5時半頃だった。
全ては予定通り。
そして、町に到着してやる事と言えば、そう・・・買い出しだ。
コールズ(スーパーマーケット)へ直行して、不足している分を
買い足す。次は燃料の補給。
最後に空腹を満たすために、食事を済ませた。
今日の目的地は、ここアリススプリングスだが、何となくキャラバンパークに
チェックインする気になれない。
何故だ?と考える間もなく車に乗り込み、エンジンをかけ、ハンドルを握り、
更に南に向けて走り出していた。 疲れているはずなのに・・・。
結局アリススプリングスを後にしてから更に220km走って、さすがに今日はここまで!
マジ疲れた・・・。これ以上は走れない。
腰は痛いし、首も痛いし、腹は減るし、喉は渇く・・・ま でもいいか。
さて、今日の寝床はというとキャラバンパークではない。
ハイウェイから少し逸れたところに時折見かける無料のキャンプ場だ。
他には車が一台もいない、電気もない。真っ暗だ。
おそらくこの周辺には誰もいない・・・僕一人だけだろう。
こんな時はじっくり自分と語ろうか。
これからの自分のために、そして周りにいてくれる人たちのために
僕には何が出来るだろうかという事を・・・。
そして相変わらず満天の星空だ。
ここへきてスケジュール的に多少の余裕が出てきたから、他にも面白そうな
所が無いかさがしてみよう。
そして明日をワクワクした気持ちで迎えよう。
おやすみ!
5日目終了・・・。
本日の走行距離:1300km
総走行距離:2150km
次回に続く・・・。
今日は良く走った・・・1日で1300kmの走行だ。
マタランカを出発したのが早朝6時で、まず目指したのは
テナントクリーク。およそ500kmの距離だから午前11時頃には
着く予定という計算通り、順調に走行。
そして、そこからおよそ100km南の位置にDevils Marbles
(デビルズマーブル)がある。
ここはノーザンテリトリーによりしっかりと保護されている区域だ。
先住民族・アボリジニにとって、やはり重要で神聖な場所とされており、
部族の1つKaytetyeによれば、デビルズマーブルは「虹色の大蛇の卵」と
信じられている。
この奇岩群が出来上がった背景を知るには、1億7千万年前まで
時をさかのぼると言うから、気が遠くなるような時間を経ている
という事が分かる。
しかし、何故このような奇岩がこのエリアにだけ転がっているのか・・・。
ひとつひとつがとても大きく、しかも手で押せば転がって行きそうな
ちょっとした傾斜の上に丸い岩が乗っているから不思議だ。
上と下の写真を見比べれば岩の大きさを感じ取れるだろう。
僕ら人間の想像を遥かに超えたところで自然の営みが少しずつ、
そして確実にくり返されてきた証しだろうか。
または本当に虹色の大蛇の卵・・・なのかもしれない。
暑い中をゆっくり1時間ほど散策して、お約束通り岩を押してみたり、寄りかかってみたりしたあと車へ戻り、
気分転換も出来た所で南に向けて再度出発!
ここからの道のりが結構長かった。
マタランカを出発してから既に7時間以上が経過している。
走っても走っても先に進んでいる感じがしない。
スチュアートハイウェイは制限速度が場所により異なるが最高で130km
片道一車線のしかも決して良いとは言えな道路コンディションのなか
カンガルーの死骸をよけながらの運転がしばらく続く。
途中、ロードハウスで給油ついでに休憩する。
眠気を吹っ飛ばすために音楽のボリュームを上げ、歌を歌い、窓を全開にして
空気を入れ替える。
お尻の位置を変えたり、膝を立てたり、時折奇声をあげてみたりしながら
ひたすら南を目指す。
そんなことを繰り返しながらようやくアリススプリングスに到着したのが
午後5時半頃だった。
全ては予定通り。
そして、町に到着してやる事と言えば、そう・・・買い出しだ。
コールズ(スーパーマーケット)へ直行して、不足している分を
買い足す。次は燃料の補給。
最後に空腹を満たすために、食事を済ませた。
今日の目的地は、ここアリススプリングスだが、何となくキャラバンパークに
チェックインする気になれない。
何故だ?と考える間もなく車に乗り込み、エンジンをかけ、ハンドルを握り、
更に南に向けて走り出していた。 疲れているはずなのに・・・。
結局アリススプリングスを後にしてから更に220km走って、さすがに今日はここまで!
マジ疲れた・・・。これ以上は走れない。
腰は痛いし、首も痛いし、腹は減るし、喉は渇く・・・ま でもいいか。
さて、今日の寝床はというとキャラバンパークではない。
ハイウェイから少し逸れたところに時折見かける無料のキャンプ場だ。
他には車が一台もいない、電気もない。真っ暗だ。
おそらくこの周辺には誰もいない・・・僕一人だけだろう。
こんな時はじっくり自分と語ろうか。
これからの自分のために、そして周りにいてくれる人たちのために
僕には何が出来るだろうかという事を・・・。
そして相変わらず満天の星空だ。
ここへきてスケジュール的に多少の余裕が出てきたから、他にも面白そうな
所が無いかさがしてみよう。
そして明日をワクワクした気持ちで迎えよう。
おやすみ!
5日目終了・・・。
本日の走行距離:1300km
総走行距離:2150km
次回に続く・・・。