武の道へのこころざし

大道塾の横須賀・湘南支部の責任者が、日々の活動に関する出来事や想いを綴っていきます。

昨年の稽古納めの様子を写真で紹介・辻堂木曜クラス

2025年03月20日 | 稽古日誌
辻堂の木曜日クラスの稽古納めです。

横須賀の追浜・久里浜のクラスよりも少し時間が長い辻堂教室です。



この日は、稽古納めということで幼年部の子たちも参加。

お兄ちゃんたちがしっかりとサポートをしています。



補強運動に、ウマ競争を実施。

園児たちは大喜びだが、下になるお兄ちゃん、お姉ちゃんたちは大変そう…


大掃除の流れで、ミットの清掃も行います。

この日は、幼少年部の稽古納めということで、一般クラス指導員の小池さんにも参加いただきました。


掃除を楽しそうに行うのが、我々の幼少年部の良いところ。



掃除の途中でカメラを向けると、おもむろにポーズをとる女の子。


掃除の後でいくつかのゲームを行いましたが、最後はジェスチャーゲームで盛り上がり!

参加者全員で、集合写真を撮って終了。




続いて大人のクラスです。


稽古中の写真はうっかりしていて撮れませんでした。



稽古の締めくくりでお話をして終了。

いつもは私の話ばかりですが、この日は皆さんにもお話をしていただきました。


参加者で記念撮影をして終了です。

2時間にわたる稽古後もさらに1時間から1時間半ほどの稽古に取り組む方がいるのがこのクラス。

稽古環境が恵まれています。

出稽古費としてのスタジオ利用料がかかりますが、横須賀支部の方も出稽古歓迎です!

みなさん、

一年間お疲れさまでした。




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昨年の稽古納めの様子を写真で紹介・久里浜道場

2025年03月20日 | 稽古日誌
しばらく更新が滞っていましたが、稽古納めの紹介の続きを載せていきます。

昨年末の久里浜の稽古納めの様子です。

まずは準備体操から。




続いて基本稽古。




続いて、騎馬立ち










補強運動としてのおんぶ競争。


競争をすると気合が入る!



きちんと正座をして姿勢を正し、お話を聞きます。


指示に従って、みんなで大掃除に入ります。


窓ふき


鏡拭き

補強運動としてのジャンプ競争


最後は楽しく鬼ごっこ!


ハンドミットと、柔らかいスポンジポールでたたかれないように必死で逃げる!


鬼のマスクをかぶったお兄さんに対し、いさましく鬼退治中?


最後は姿勢を正して黙想と礼を行い、今年最後のお話を聞きます。


カードを手渡すときに一人一人お菓子を貰って、皆で記念撮影。


ポーズをとって撮影して今年の稽古がすべて終了です。



続いて大人のクラスです。

中学部の子が一緒に稽古に励みます。

この日は、高校生お兄さん方には、中学生の指導に当たってもらいました。

大人の方にも若手を見てもらいます。


大人同士で、ペアを組んでの稽古。














最後の日は比較的軽めの稽古で終了。

少しずつ、若手や初級者の方を指導できる方々が育ってきています。


稽古納めということで、何名かの方にご挨拶をしていただきました。


皆で記念撮影を、今年の稽古が全て終了となります。

皆さん大変お疲れさまでした。




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恥の文化

2025年02月11日 | 武道の心
もともと日本には、 ”恥じる” という思いが心の中にあったと思う。



私自身の事で言えば、

自分よりも努力をしている人がいると聞けば、負けじと頑張ろうと思った。

才能いかんではなく、頑張る努力の姿勢を持って、人に後れを取ることを恥と感じた。


人が見ていないところで、ずるい行為や卑怯な行為をすることが人にバレれば、心の底からはずかしいと感じた。


自分だけ得をする行為や、人に偉そうに尊大にふるまう行為を、とてもはずかしいと感じていた。

いつから、どうしてそういう気持ちが芽生えたのかは分からないが、自分の生い立ちに関わる何かが、そうした気持ちを育ませる働きをしたのだと思われる。


最近の世の中はどうであろうか。


人の目を気にすることもあれば、自らの行動を自分の道義に反する行いをすることに対して、自分自身の良心に恥じるという場合もある。

人に対して、意地の悪い行為をしている自分を客観的に眺めてみれば、とても恥ずかし事であると感じると思う。

テレビドラマや映画、またはアニメの中でもしかり。


日本には「日本昔話」の物語が数多くあるが、こうしたアニメを見ていて、「舌切り雀」という話に出てくる ”意地悪ばあさん” や、 ”花咲かじいさん”  に出てくる意地悪な老夫婦のような人間になりたいと思う人はいないと思われる。


しかし、


はたから見ると今の世の中には、こうした意地悪爺さんや意地悪ばあさんと同じような言葉を用い、態度を示し、心を持っている方のなんと多いことか。

表向き人前では、言葉を上手く繕って、丁寧で、しっかりとしていそうな態度を示しながら、人のいないところで、周りの人が聞いていないところでの態度や言動やその心持に、欲張りで、意地悪で、そして他人に対する不満ばかりを唱えている方は、内外に自然と現れる形で、その表情に、そしてその雰囲気の中に、そうした心持ちが表れてくるものです。

車に乗っていると、車の力を借りて気持ちが大きくなってしまうのか、そうした人の心の中の尊大な気持ちというものを、運転する方々の中に感じる事がある。

現代の日本は、体の小さな子供が一人で電車やバスに乗って通学をしていたり、高齢者や障碍者が生活しやすいようにバリアフリーに力を入れていたり、事故防止のための交通ルールの整備や、駅構内の電車との接触を防ぐ施策が数多くなされており、世界的に見ても有数の、実に安全な国であることは今でも変わらなずい、とても安全な国の一つだと思う。

しかし、弱い高齢者を狙った犯罪や、丁寧で親切な受身一辺倒の駅員さんや店員さんなどのサービス提供者への暴言、そして女性や幼い子供などへの犯罪が増えていることは嘆かわしい事である。

オレオレ詐欺などの特殊詐欺が、闇バイトという手段で若者を募り犯罪の手助けをさせる、または安易に犯罪に手を染めて、高齢者を縛って暴行を加えるなど、実に嘆かわしい限り…。


激しいスポーツや格闘競技などを、心を伴わない形で取り組んできた筋力のある人間が、危険な行為に手を染める可能性もある。

しかし一方で、人を攻撃するような武道や格闘スポーツなどを一切行ってきていない、ごく普通の人間が暴力行為を行うと、その行為によって発生する結果が理解できず、こうした行為に身を染めたときにブレーキが利かず、心にその痛みを感じることもなく、行き過ぎた行為をしてしまう危険性をはらんでいるのも、闇バイトで行われている暴力行為の一面のような気がしています。

真っ当な武道団体では、稽古の中で相手の痛さを感じて、適切な加減を加える事を学び、何よりも痛さや怖さを自らの体験を通して感じ取ることで、人の心を学んでいく事が求められているはずです。

もちろん戦いにおける心構えや、身を守る技術を学ぶことでの護身的な働きもありますが、何よりも危険性を察知する事、その場に応じた適切な判断を下せること、そして状況に応じた適切な対応を取る力を養うことが、武道を学ぶ上でのとても大切な学びになっています。



「恥を知れ!」

という言葉。


そして時として、過ちを犯した時などに、

「自らの心を恥じる」

という思いをすること。


または、

”人に恥じない行為をすることが自分の誇り”

と感じる心を持てるようになる事。


そうした恥の文化は、日本の大切な財産だと思います。


自らの姿勢を持って子供たちを導き、道場の中ではそうした仲間の強力な輪を
築き上げていきたい。


「弱きを助け強きを挫く」

という言葉が日本にはあります。


弱きものを助け、

強きものにも臆さず、怯まず、

自分の心を磨いていく努力を惜しまぬこと。



最近のニュースを見ていて、そして昨今の出来事を鑑みて、強く心に感じる次第である。






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昨年の稽古納めの様子を写真で紹介・横須賀懇親会

2025年02月05日 | その他の行事
稽古ではありませんが、横須賀支部の一般部の懇親会の様子です。


今回も、横須賀中央駅近くのお店で行いました。

U19クラスで全国優勝を果たした高校生のお祝いを兼ねた懇親会です。

こうしたお祝いの席に集まっていただける方々は、実に心強いです。


ちょっと席が狭く、完全に分かれてしまって方もおられた為、みなさんと話が十分に出来なかったのが少し残念でした。


時間の関係で、何名かにご挨拶をしていただきました。


昨年の秋に、U19のクラスで全国優勝を果たしたK君の挨拶。


1月から南半球の国へ留学する、高校生の女の子も参加してくれました。


この子は、ジュニアの関東地区交流試合に初出場して、いきなり初優勝を飾ったB君です。




成人式のタイミングで一時帰国した、S君。

数か月の滞在で、既にタガログ語をマスターして、今後は、全ての授業が英語で行われている現地の大学へ進学する予定です。

現在は、現地で専門の家庭教師を付けて、留学準備中との事。

日本の滞在期間が少し延びて、春の関東地区予選に出場予定。

現地の大学卒業後は、寮生としての入寮も視野に入れているそうです。

期待が出来る若者です。


寒空の中で、皆さんで記念撮影。

皆さん、来年もよろしくお願いします!

頑張って行きましょう!!





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昨年の稽古納めの様子を写真で紹介・日曜クラス

2025年02月05日 | 稽古日誌
前半はジュニア選手クラスです。

今年の最後の日曜クラスに一部は、シニアとジュニアの合同で稽古を行いました。

選手クラスに入っている子でも、少年部の子などは普段は大人と一緒に稽古をすることが無いので、良い刺激になると思います。





最後は集まって話をして稽古を終えますが、ここでのわずかなお話の内容が、とても大切だと考えています。



姿勢を正し不動立ちで、しっかりと話を聞けることも重要。

組手の強さばかりではなく、心の強さと正しさを、そしてそのうえでの優しさを発揮してもらいたい。


後半は一般部。

この日の一般部の稽古風景は、残念ながらあまり撮影できていません。


私の指導するクラスでは、比較的強度が高く、レベルの高い稽古が出来ているクラスです。

稽古時間が長く、若手の選手層が多く、追浜や久里浜、そして辻堂からも出稽古組も多く参加しています。




最後はまたまたお話をしますが、今年の最後の日曜日クラスの稽古という事で、一人一人にお話をお願いしました。

調子のいい人は、話をするときに表情が良いですね。



いつも通り、二つのポーズで決めて記念撮影。






皆さん、来年も頑張って行きましょう!






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