しららやの家

夏音の成長と、たまにお魚のお仕事。

暗い春

2011-03-20 12:31:15 | インポート

今日の気温は20℃。春到来です。個人的には花粉でつらく、せっかくのぽかぽか陽気も楽しめませんが、日本全体の暗い空気を少しでも忘れさせてくれるような陽気です。

地震から9日。まだまだ余震は続き不安な日々が続きますが、その余波でまた色々な問題が湧きあがってきました。

まずは原発。日本という国でこんな問題が起こるとは・・・。チェルノブイリにしろ所詮ロシア。設備や管理に問題があったのではと思っておりましたが、まさかこの日本で・・・という感覚です。それでも炉が爆発していまえば日本が終わってしまうという状況の中、そこまでの混乱がでていないというのは、日本人は日本という国をまだ信じているのでしょうね。もしくは平和ぼけしているか。まあ悪いことではないと思います。じたばたしてもしょうがないですからね。水産加工場の中国人の女工さんが一斉に夜逃げしました。荷物も置いて、給料も受け取らず・・・。日本に働きに来る中国の人たちは相当なお金を払って日本に来ています。それなのに帰ってしまうというのは・・・。水産加工屋さんは大打撃。いま中国人をやっとているというのは、人件費を下げるというよりは、労働力の問題ですからね~。それくらい違いがあるということです。それにこの問題に伴う停電の問題。被災者の人たちのことを考えればどうってことがありませんが、福島の原子力発電がだめになるだけで、電力が足りなくなるとは思いませんでした。意外ともろいものですね~。

その他、ガソリン、円高などなど色々な問題が起こってきていますが、今後もまだまだ問題は起きてくるでしょう。日本の将来はどうなっていくんでしょうかね。こんな時代を生き抜いていかなくてはならない夏は大変だな・・・。少しでも我々が住みやすい世の中を作ってあげておきたいですね。

さて、我が家で最も地震をもろともせず、元気に毎日明るい夏音。地震などお構いなしで熟睡しております・・・

Cimg3292 


地震

2011-03-13 16:15:30 | インポート

3月11日。とんでもないことが起こりました。東日本大地震です。日本史上最高のマグニチュード9.0、震度7です。綾と夏は千葉のホームセンター、私は沼津にいました。私は西の方にいたので確かに大きい地震だとは思いましたがここまで大きな自身だったとは・・・地震後綾からすぐに電話があり、それぞれの安否の確認をしましたが、その時点でもそれほどのものとは実感していませんでした。

3月13日現在各地の状況が徐々に明らかになってきましたがまだまだ一部だと思います。和矢が仙台で身内では一番の被害も、絵梨子さんの実家で無事を確認。ヤマゴの社長は体育館に避難も工場は絶望的。とりあえず身近な人達の安否は確認できましたが、取引先の加工屋さんや被災者の人たちのことを思うと、安心するという心境にもなれません。今後まだ地震の起こる可能性もあり予断も許さない状況。そして被害状況が徐々に明らかになってくるとは思いますが、もうあまり見たくもありません。どうなるんでしょうか・・・


初節句

2011-03-06 14:49:01 | インポート

早いものでもう3月。ブログもしょっちゅう更新しているつもりですが、せいぜい月3回なんですね~毎日ばたばたと月日が過ぎております。

3月3日、夏にとって初節句。ただ家は男3人兄弟で節句というものに全くピンときません。子供のころ一度近所の同級生の女の子の家に行った記憶がうっすらありますが、おかしがもらえて良かったという程度です。そのかわり子供の日は鯉のぼりをあげてもらい、兜をかざってもらっていた記憶があります。鯉のぼりを上げるのは大変だったでしょうね~子供のころは上がるのが当たり前的な感覚がありましたが、自分が父親で毎日上げるとなるとそうとうめんどくさい気がします・・・。

こういう日本の文化。今の若いもんは(私はもう若いもんではありませんが)という声も良く聞こえ、実際のところ薄れてきているところもあります。鯉のぼりなんて最近はほとんど見かけませんね。でも若いもんだって、こういう行事を全く意識していないわけではありません。もちろん出来れば良いなーという理想は持っていると思います。それでも中々できない。やはり時代ですかね~。同じ人間、時代という表現一つで片付けたくはありませんが、時代というのは間違いなくありますし、育った環境の違いも間違いなくあるわけで、現在の若者が昔の時代の人たちよりも楽して生きているということは絶対にありません。飯を食うことに基本的に困らず、パソコンや携帯でどんな情報も入り・・・ほとんどの人間の幸せの基準なんて、いわゆる日本における一般的な日本人の生活、もしくは今まで自分が育ってきた環境を境界線に感じているものですから。

夏にはそんなものが全てなくても、その時その時を幸せに思えるような人間に育ってもらいたい。この後どんな時代になるか私には想像もつきません。飯もまともに食えなくなるかもしれません。でも夏が産まれたことを幸せに思えるような人生を歩んでくれれば・・・そのためにはパパはどうすれば良いんだろう・・・

分からないのでとりあえず夏と楽しく遊ぶパパでした。

なんでこんな話になったんだろう???とにもかくにも初節句おめでとう!!!

Cimg3280