中村翫右衛門
河原崎国太郎
金子信雄
島村佳江
梶原恵/立枝歩/萩奈穂美
江幡高志/三遊亭若円遊/原義康
滝沢修(特別出演)
仲谷昇 / 斉藤美和
野呂圭介/角野卓造/常泉忠通
三善英史
河原崎長一郎
浜木綿子(特別出演)
金田一耕助 古谷一行
プロデューサー 青木民男(毎日放送) 滝沢健夫 新野悟(東宝)
脚本 石松愛弘
音楽 中村八大
監督 斎藤光正
昭和19年、海賊と流刑人の子孫の島、獄門島。網元・鬼頭家の当主・鬼頭嘉右衛門が死んだ。遺言状を見たのは平光寺住職の了然、針医者の村瀬幸庵、村長の荒木真喜平だけだった。
鬼頭家には座敷牢に入れられている精神異常の父と、出征中の長男・千万太と3人の頭の悪い妹がいた。
分家には儀兵衛と妻・お志保、居候の鵜飼という美青年がいた。お志保は鵜飼を操り3人の頭の悪い娘をたぶらかし、財産を狙っていた。
昭和21年夏、金田一耕助は戦友・鬼頭千万太の死を知らせに獄門島を訪れる。しかし実は千万太の最期の言葉「獄門島に行ってくれ。3人の妹が殺される。助けてやってくれ。」の言葉に動かされてのものだった。