なた豆入門(今年はアニメ『ジャックとナタマメ』に協力!予定?)

入門者の入門者による入門者のためのページ
 なた豆資料館 なたまめ ナタマメ なた豆 ナタ豆 刀豆

ゴーヤとナタマメの成分

2004-12-12 22:33:46 | Weblog
ゴーヤも健康によいといわれています。
野菜のゴーヤと豆のナタマメを比較することは珍しいでしょうが、試しに比べてみました。

ゴーヤはゴーヤーパーク可食部(果実・生)100グラム当たりの成分分析表から引用します。
ナタマメは、先週と同じ日本分析センターの調べから。100グラム中の主成分表です。

【ゴーヤ】(左側の欄)【ナタマメ】(右側の欄)

たんぱく質 【ゴーヤ】(1グラム) 【ナタマメ】(25グラム)
カルシウム 【ゴーヤ】(14ミリグラム) 【ナタマメ】(390ミリグラム)
鉄 【ゴーヤ】(0.4ミリグラム) 【ナタマメ】(13.7ミリグラム)
ナトリウム 【ゴーヤ】(?グラム) 【ナタマメ】(6.04ミリグラム)
マグネシウム 【ゴーヤ】(14ミリグラム) 【ナタマメ】(169ミリグラム)
リン 【ゴーヤ】(31ミリグラム) 【ナタマメ】(435ミリグラム)
カリウム 【ゴーヤ】(260ミリグラム) 【ナタマメ】(1.04グラム)
亜鉛 【ゴーヤ】(0.2ミリグラム) 【ナタマメ】(31.3ppm)
食物繊維 【ゴーヤ】(2.6グラム) 【ナタマメ】(36.9グラム)

上記の値は、ナタマメの基本成分に対してゴーヤを比較したものです。
ほとんどの成分はナタマメのほうが多い。
これは、豆の基本性能に着目したからです。

一方、ゴーヤは上記の表に示されていない様々な成分が示されています。
ひとことでいえば、ビタミン類です。
ゴーヤには、ビタミンK, B1, B2, B6, B12, C, ナイアシン, 葉酸, パントテン酸などが豊富です。
逆に豆としてのナタマメにこれらの成分表はありません。

ゴーヤはビタミンCとカルシウムが多いと説明した本もあります。
たしかにビタミンCはトマトの約8倍も含まれているそうですが、豆類と比べればカルシウムは少ない。

どうやら、ダイズが植物性たんぱく質の宝庫といわれるように、
ナタマメはたんぱく質やカルシウムなどの成分が基本性能として優れているということのようです。
それは、ゴーヤのような異なる食材と比べたときに際立っているということです。
当たり前といえば、当たり前の話ですが、
これが健康効果(効能)になると、一部は似たような効果が本に書かれていたりする場合もあります。

▼関連ホームページ▼(2004.11.21増補版)
ちゃんねる2(楽天広場)⇒なた豆を含めた【いよ式】のblog(NEW)
『なた豆入門』【ナタマメ豆知識】(なた豆予備知識)【8月23日4訂版】
『なた豆入門』【ナタマメの毒性と調理加工(8月22日草稿2訂版)】
『なた豆日記』プランター栽培写真500枚の克明記録(毎週日曜更新)

■ナタマメ狂想曲(両国のご隠居さんの体験談)■

◆いよ式◆刀豆(なたまめ)資料館◆ダイエット◆腹式呼吸◆タロット◆
◆iyoway.jp◆中国語◆パソコン教室◆3か国語パソコン用語辞典◆
▲関連ホームページ▲