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夢屋だより

那須高原・古民家のカフェ夢屋より、カフェの新着情報・染め織りの記録、その他つれづれ日記などをupします。

ヤモリ催眠。

2009年04月19日 | ゆるゆる日記

学校が始まって一週間。ようやく事態が飲み込めてきました。

この大学、変だ。

学生が変なのは分かっていたけど、教授陣も変なのが判明しました。毎日面白すぎです。

始めての英語の授業。開始から10分経っておじいちゃん先生が登場。どっかりと座るなり、

「僕の授業では、おしゃべり禁止。一回注意して止めなかったら、催眠かけるから。」

・・・・・・ん?・・・・・・・・・催眠?

なんでもこの教授は催眠療法が専門で、3年前にけしからん生徒に催眠をかけて壁に張り付かせたとか。

・・・見たい!ぜひ見たい!でも、かけられたくない!みんな口には出さないけど、「誰か騒げ~」と思っている。

授業自体は英語のお話しを聞いて、日本語で要約するというもの。リスニング得意の雀には嬉しすぎる授業です。しかも優秀者は後期の分の単位もくれるそう。頑張らねば!ときどき人間の行動心理みたいなことも教えてくれるのも面白いですね~。

あと、人類学の教授。とにかく話しがうまい!専攻は考古学だそうで、ネアンデルタール人はずっと人類の祖先だというのが常識だったのに、DNA研究でそうではなかったことが発見された事件について、「いや~人類学専攻じゃなくて良かったと思いましたよ。何十年もの研究が根底から覆るんだから、私だったら死にたくなりますよね。」

にこにこ笑顔がチャーミングです!

あと、これかなりすごいことなんですが、演出実習の講師が山田和也さんなんですよ!東宝ミュージカルを多く手がけるプロの演出家です。

始めての授業、雀はかなりドキドキしていましたが山田さんは全然威圧的じゃなく、大草原のオーラがにじみ出ているかのような人(分かりにくい)でした。先生は何かの脚本の冒頭部を配って「じゃ、これ演出してみて。」

・・・いきなりですな~!

友達のミチコに白羽の矢が立って、彼女がクラスメイトからふたりキャストを選んでからさっそく開始。

本当に短いけど、目の前で演劇が出来ていくのが面白いこと面白いこと。あ、雀だったらこうする!と思いながら、もうワクワクして見ていました。

あとで聞いたら、このホンは三谷幸喜さんの作品だったそうです(たぶん『龍馬の妻と夫とその愛人』)。始めての台本が三谷さんのホンというのは嬉しいですね~!

先生は最後まで口も出さず、評価もせず、座って見ていました。

う~ん、面白い授業になりそうです!