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団子虫ドリーム~若き日の誇り~

愛する団と少年の夢を虫のように追い続ける!合言葉は「ねばねばネバーギブアップ!!」

松田家の家紋

2006-03-15 01:32:00 | 日記・エッセイ・コラム
祖父、融が写した松田家の女紋、男紋
Img262

家系を象徴するものに苗字のほかに家紋がある。

家紋は一族のステータスシンボルとして鎌倉時代以降の武士達の間で旗や墓につけることが普及した。

松はその変わらぬ緑から長寿のシンボルとして尊ばれた。また、その毅然とした姿から百木の長ともされた。

松は毅然とした大樹の姿には威厳がある。古くから祖霊の宿る木として、門松などに用いられてきた。

松の字を分解すると「十八の公」となる。これは十八年待って、公=大臣になった人の話が中国にある。

松は時を待って隠忍し、チャンスがくれば目的を達する訓えにもなった。

松が家紋に採用されたのも、このようなめでたい木だからだろう。

「見聞緒家紋」には、出雲の松田氏と並んで、さきの諸氏のさまざまな松紋を見ることができる。

また松の語源は『公の木』のことで、「木」は「気」に通じると,東洋科学でいわれてきた。

松の花粉は止血剤、松ヤニは最近医学で人気の胃薬。松の実や松油は不思議な効能があり、 すでに新幹線の洗浄などにもつかわれている。

しぼりかすもパルプとして 有用で、それこそ捨てる所がないほど、おおやけの役にたっている。

それゆえ「おおやけ」意識の象徴といえる。

法政の和田道也先輩の座右の銘に昭和天皇の句がある。

「ふりつもる み雪にたえていろかえぬ 松ぞおおしき人もかくあれ」

まさに法政大學応援団の押忍の精神である「耐え難きを耐え、忍び難きを忍ぶ」に通じる名句だと思う。

わたくし、「松」の字を拝する者として、先祖を敬い、忍耐と根性で人生の荒波を乗りこえ、世間の役に立つ人材になるよう努力精進いたす所存であります。

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