以前に、配置されたヨゴ文字が常に意味のある言葉になっているとは限らないと書いたが、「意味不明」な文字列になっている例を一つ上げておこう。
第2話で馬の入手を頼まれたトーヤが立ち寄った店先の暖簾。
中央のお銚子と杯の絵は無視するとして、暖簾上部の大きめの文字は左から「ひ ご う」
下段の小さい文字は左から「てい しく け」とある。
左右どちらから読んでも、また暖簾ひと区切りごとで読んでも、店先に表記する文字として適当な意味のある読みにはならず、この暖簾に関してはランダムな文字列だと結論付けた。
第2話で馬の入手を頼まれたトーヤが立ち寄った店先の暖簾。
中央のお銚子と杯の絵は無視するとして、暖簾上部の大きめの文字は左から「ひ ご う」
下段の小さい文字は左から「てい しく け」とある。
左右どちらから読んでも、また暖簾ひと区切りごとで読んでも、店先に表記する文字として適当な意味のある読みにはならず、この暖簾に関してはランダムな文字列だと結論付けた。
第7話でバルサたちが食事をしていた食堂。のぼりに書かれている4文字のうち、一番下はお箸を両手で持っているイラスト的なもので、文字の部分は上の3つ。
実はこれはまだはっきり確信を得たわけではないのだが、どうも「ランチ」と書かれているようだ。
現代日本に置き換えるならファミレスみたいな場所なので、のぼりの文字が「ランチ」であってもおかしくはない。
ネタ的におもしろいかと思ったので、フライング気味にアップ。
実はこれはまだはっきり確信を得たわけではないのだが、どうも「ランチ」と書かれているようだ。
現代日本に置き換えるならファミレスみたいな場所なので、のぼりの文字が「ランチ」であってもおかしくはない。
ネタ的におもしろいかと思ったので、フライング気味にアップ。
1から8までの数字がわかったことをふまえて、第2話の食べ物屋の暖簾を見てみよう。
左から「数字の8」 「ば」 「そ」 「お箸の絵」 「酒器?の絵」 「丼の絵」となっている。以前に「横書きは左から読む」と結論づけたが、ここではおそらく右から読むのが正しいのだろう。右から読むと文字の部分は「そば八」となり、いかにも屋号としてありそうな名前になる。
左から「数字の8」 「ば」 「そ」 「お箸の絵」 「酒器?の絵」 「丼の絵」となっている。以前に「横書きは左から読む」と結論づけたが、ここではおそらく右から読むのが正しいのだろう。右から読むと文字の部分は「そば八」となり、いかにも屋号としてありそうな名前になる。
昨日書いた「対応表の製作過程」を実際の解読過程を例にとってご覧いただくことにしよう。
画面上は第7話でタンダが立ち寄った薬種問屋風の商家の看板。(拡大画像)
看板の文字は「やく○う」とあり、「やくそう=薬草」であることはほぼ疑いのないところ。
念のためこれと同じ文字らしきものが映っている場面を探すと…。
画面下は第3話で出てきた薬掲示板の貼り紙のひとつ。(拡大画像)
たんだ○
い●ぎ よう○うの
くすりく○
とあり「●」の部分がさきほど見た「そ」と思われる文字と、同じ文字であるように見える。この部分に「そ」を入れると、「いそぎ=急ぎ」と意味の通じる文になり、「そ」で間違いないとの確証が得られた。
ちなみに全文は「タンダ(へ) いそぎ よう(つ)うのくすりく(れ)」というようなことが書かれているようだ。
※カッコ内は推測して仮に当てはめた文字
画面上は第7話でタンダが立ち寄った薬種問屋風の商家の看板。(拡大画像)
看板の文字は「やく○う」とあり、「やくそう=薬草」であることはほぼ疑いのないところ。
念のためこれと同じ文字らしきものが映っている場面を探すと…。
画面下は第3話で出てきた薬掲示板の貼り紙のひとつ。(拡大画像)
たんだ○
い●ぎ よう○うの
くすりく○
とあり「●」の部分がさきほど見た「そ」と思われる文字と、同じ文字であるように見える。この部分に「そ」を入れると、「いそぎ=急ぎ」と意味の通じる文になり、「そ」で間違いないとの確証が得られた。
ちなみに全文は「タンダ(へ) いそぎ よう(つ)うのくすりく(れ)」というようなことが書かれているようだ。
※カッコ内は推測して仮に当てはめた文字
第7話 碑文の間への入り口にある時計の文字盤。
1・2・3の部分はローマ数字(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)と同じと考えて良いのではないだろうか。1から8までの数字の表記はこの時計の文字盤を右回りに読んで画面下のようになると思われる。
1・2・3の部分はローマ数字(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)と同じと考えて良いのではないだろうか。1から8までの数字の表記はこの時計の文字盤を右回りに読んで画面下のようになると思われる。
ヨゴ文字⇔カナ文字との対応表をアップ。
タイトルからわかったものだけでなく、作品中から類推して分かったもの(対応表の中で黄色の背景の文字)も含めている。
第8話で新たに判る文字は「か」のみ。「た」も初出だが、ほぼ確証を得ているので、答え合わせの意味合いだけ。
対応表の製作過程は
1. タイトルから文字の拾い出し。
2. 作品中のヨゴ文字の中で、判っている分の読みをあてはめる。
3. 意味の通る文字になるように不明の部分を類推する。
4. 類推した部分の文字が他で出ていれば、仮定した読みで正しいかを検証。
5. 1~4の作業をパズルのように繰り返して「読める」部分を増やしていく。
6. タイトルキャプでぼやけている文字を、作品中で鮮明に映っている方に差し替えて、表自体を見やすくする。
注意点としては、作品中のすべてのヨゴ文字が、常に意味をなす配列になっているとは限らないこと。
タイトルからわかったものだけでなく、作品中から類推して分かったもの(対応表の中で黄色の背景の文字)も含めている。
第8話で新たに判る文字は「か」のみ。「た」も初出だが、ほぼ確証を得ているので、答え合わせの意味合いだけ。
対応表の製作過程は
1. タイトルから文字の拾い出し。
2. 作品中のヨゴ文字の中で、判っている分の読みをあてはめる。
3. 意味の通る文字になるように不明の部分を類推する。
4. 類推した部分の文字が他で出ていれば、仮定した読みで正しいかを検証。
5. 1~4の作業をパズルのように繰り返して「読める」部分を増やしていく。
6. タイトルキャプでぼやけている文字を、作品中で鮮明に映っている方に差し替えて、表自体を見やすくする。
注意点としては、作品中のすべてのヨゴ文字が、常に意味をなす配列になっているとは限らないこと。
1行目は「あらた○○じ○り○」となり、前後の文脈から推測すると「あらたなはじまりを」ではないか。
つまりこの衝立の4行の部分は「新たな始まりを宣言して、新ヨゴ皇国を興したのである。」ではないだろうか。
つまりこの衝立の4行の部分は「新たな始まりを宣言して、新ヨゴ皇国を興したのである。」ではないだろうか。