パヒューム・リベンジ

　映画化される前から、ちょこちょこ小説のできを噂で聞いていた香水～ある人殺しの物語～。興味を持ちつつも、小説は読めずじまいだったので、映画を見に行こうと思っておりました。

　前回、家の近くでやっていた映画館ではやっておらず、切なくハッピー・フィート（吹替版）を見るはめになったのですが、三宮でやっていることを知って今日見てきました。

　感想：不気味・切ない・キモい

　冬名としては、殺人シーンがそうエグい感じではなかったのでよかったのですが。

　う～ん。

　なんていうか、病んでいる感じの映画にしたかったなら、もっと病ませてもよかったのでないかなぁ。
　官能的な雰囲気が売りなのなら、もっとエロティックにできた気が。

　主人公が、狂人ではなく変態のポジションで終わってしまったのが切ない。
　もっと醜い顔をしてたりとか、気持ち悪い動きをするとかならインパクトあったのだけど。せめて、ラストに自分の作った香水に酔って薄ら笑いを浮かべながら死んだみたいな話ならよかったのに。
　とりあえず、気に入った美女を遠くから見つめる主人公は変態でもなにものでも無かったです。

　……面白かったけどね。

　一緒に見ていた友人がクライマックスで大爆笑をしていました。
　冬名も、主人公が初めて女の子の体臭を嗅ぐシーンでは笑いを誘われましたので、コメディとして見てもいいかもw

　いや、なんどでも言うけど面白かったですよ。
　音楽とか映像とか凝ってて素敵でした。

　暗い映画が平気な方は見ていて損はないと思います☆