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母上の素敵レシピ

2006年02月05日 | 幸せ家族無計画
冬名家は4人家族でございます。父上、母上、なるは(大3)、ミミ太(高3)でございます。
 さて、今日は母上の紹介をしようと思います。

 冬名母上は、娘の目から見ても綺麗な人です。
 色も白くて、体型も細めです。年も実際より若く見えます。(冬名は父親似です)
 出身は東京なので、関西にいても言葉は標準語。外では上品な印象を与えます。
 最近の流行もある程度は認知しているので冬名の服のアドバイス役になったり、またパートでためたお金で少し高めの服をこっそり買ってくれていたりもします。
 父上とも仲がよく、休みの日の朝は父上とベランダでコーヒーを飲むことが好きなようです。
 冬名は子どものころから、そんな母上が自慢でございました。
 母上は冬名が生まれてこのかた、家に母上のいない夜をすごしたことはないくらい家を守ってきてくれていました。

 しかし、そんな母上にも秘密があります。
 めちゃくちゃよく食べる上に、食べ物に関して迷惑なくらいのチャレンジャー精神があるのです。
 
 
 その日冬名が家に帰ると、母上はにこにこしながら冬名にかっぱえ◎せんを渡しました。
 その名も「お茶つけ味」。
 ほんとうは「都◎ンブ」味が良かったらしいのですが、やめてくれたみたいです・・・


冬: 最近まともなえび◎ん食べてないなあ。。。

 ぼやく冬名。
 
母: そうそう、今日のカレーはいつもと違うの。

 話を変える母上。

冬: いつもと違うのはいつもじゃん・・・。

母: 何いれたと思う? ヒントは、甘さと辛さのコラボレーション。

 いやな予感の冬名。

冬: え、、、なんだろ。

母: じゃあ、甘いもので連想するのって何?

冬: 蜂蜜。

母: そんなの普通じゃない。もっと甘いのよ。


 普通でいいです。

冬: なら・・・チョコレート?

母: あったり~。なら、辛いのってなーんだ?

冬: 辛いの、、、キムチ?

母: キムチなんか入れないわよ。趣味悪いわね。


 前のカレーにはキウイフルーツを入れたあなたには言われたくない。

冬: (半ばヤケクソ)なら、タバスコ。

母: そう! タバスコ!!  

冬: げっ・・・そんなの、おいしいの? めちゃくちゃ不安だわさ。

母: 多分、おいしい。



 そう言ってニッコリ笑う母上はいつもよりきらきらと輝いていて、とても綺麗でした。

 冬名は辛いものが苦手なので、いつもカレーには納豆をかけて食べるのですが(はい、気持ち悪いとか言わない)その日冷蔵庫に入っていたものは納豆は納豆でも、「黒豆納豆」という代物です。
 黒豆納豆、おいしいんですけどね。納豆の中でも高級品ですし。
 しかし、カレーにはグロテスクでした。豆がでけぇよ
 
 カレーの味は、、、タバスコが舌に残る感触でした

 しかも(一応骨の抜いた)鳥の手羽を圧力鍋で煮込んでいたため、肉が溶けてとろとろになり、残っていた骨が中途半端に残って、食べるためにこりこりとした歯ざわりでしたよ。ええ


 普通に作ったらとてもおいしい「お袋の味」はたまにちょっと変わった味も味わうことができます。