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「迫門(瀬戸)の曙」

2006-09-25 | 写真
 3月以来、日の出を写しに行っていませんでした。やっと早朝の水利当番から解
放され、早速、瀬戸内市邑久町虫明にカメラと三脚を用意し撮影に出かけました。
常連のアマチュアカメラマンの方々はすでに場所に陣取り日の出を待っていまし
た。私は一番手前にカメラを据え、準備を始めました。前日にパソコンソフト「カ
シミール3D」で太陽の出る方位と時間をチェックしていましたので、スムースに
準備ができました。空は晴れて澄み渡り気温も肌寒く感じられ、今日は「ダルマ太
陽」が出てくる予感がしました。
このあたりは「虫明迫門(瀬戸)の曙」とよばれ、最近「日本の朝日百選」に選ば
れました。平安時代にはすでに和歌として詠まれ、美しい景観だったようです。
最初の写真は、きれいに空が焼け、太陽が出る瞬間を写しました。何度見てもわく
わくして、感動的です。
この場所は、右に「大多府島」左に「鶴島」が見え、その間の水平線から太陽が
昇ってきますが、この時期は数日しかチャンスがないため、沢山のカメラが並びま
す。 「迫門の曙」


 この時期の太陽は、下部に写り込む部分が薄く、7月1日に私のブログで紹介し
た「ダルマ太陽」とはかなり違っています。特に3月には黄砂の影響で空の色もよ
くなかったと思います。今回の太陽は、空気が澄んでいるため、大変明るく、太陽
の上部が露出オーバーになりました。デジタル画像ではこのくらいオーバーになる
と救いようがありませんが雰囲気は楽しめると思います。ご愛嬌で、てっぺんに
丁髷のような光が写っていますが、「プロミネンス」かな?ただの光学現象かな?

3枚目の写真は太陽が海面から離れる直前の写真です。
太陽が明るいため手前の筏は露出アンダーに写っていますが。じっさいの景色はな
んともいえない美しい瞬間でした。どの写真も、あえて画像処理ソフトで修正はし
ていません、リサイズのみで掲載してみました。

 
太陽が昇り海面に光が反射し、沢山の「牡蠣筏」が浮かび大変美しい眺めでした。
皆さんもちょっと、早起きして「迫門(瀬戸)の曙」を体験してみてはいかがでし
ょうか。
写真は9月24日 AM5:51分ごろ~撮影したものです。
撮影機材は前回と同じ構成です。35mm換算で約800mmの超望遠撮影です。

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