写真は、スウェーデンの「BAHCO」社が造っているモンキーレンチ(アジャスタブルレンチ)です。
独特の形状と色ですぐに区別がつきます。スウェーデン鋼独特の輝きが魅力です。
最近クロムメッキ仕様の製品も発売されましたが、やはりオリジナル色の方が貫禄があります。
上側は一般的なエルゴ80シリーズの10インチタイプで、開きサイズがミリ単位でセットできる目盛が刻んであります。目盛入りも「BAHCO」社が最初のようです。グリップもエルゴデザインが採用されふっくらと握りやすく、手が痛くなりません。
工具のオフセット角度が15°で一般のモンキーの23~26°より使い勝手もいいようです。
今までの国産のモンキーレンチは各社同じ形状(初期のBAHCO製品を参考にしていた?)で、多様化した現状では、時代遅れになっています。JIS規格の制限もあるのでしょうが、最近は海外メーカーが積極的に形状などを見直しています。国内メーカーも機能的な製品の開発に力を入れ始めました。
下側はエルゴ90シリーズで、全長が短いにもかかわらず、開きが大きく取れるようになり、もう少し開けばナットが廻せるのにといった状況が改善されます。樹脂製のグリップがついて力が入れやすくなっています。最大に開いても移動ジョーのシャフトが最小限しか出てきませんので、作業性も大変良いと思います。
「BAHCO」社のモンキーレンチの特徴はがたつきが少なくしっかりとホールドできますので信頼性があります。
工具雑誌などの破壊テストでは、強度は下位にランクされていますが、破損箇所が交換可能な下アゴ(移動ジョー)のみがきれいに折れるようになっているため、パーツの交換で修理可能ですが、他社の製品は破壊強度まで行くと本体にダメージが及ぶため買い替えしないと使えません。強度もJIS・DIN・ANSI規格は十分クリアーしていますので不安はありません。
「BAHCO」社のモンキーレンチには、下あごをはずし反転させて使用すると、パイプレンチとして機能する製品もあります。工具の種類をできるだけ減らすことを考えると、面白い発想ですね。
工具の値段もサイズによりますが¥1800位~¥6000程度で買えますので国産メーカーと変わりません。
独特の形状と色ですぐに区別がつきます。スウェーデン鋼独特の輝きが魅力です。
最近クロムメッキ仕様の製品も発売されましたが、やはりオリジナル色の方が貫禄があります。
上側は一般的なエルゴ80シリーズの10インチタイプで、開きサイズがミリ単位でセットできる目盛が刻んであります。目盛入りも「BAHCO」社が最初のようです。グリップもエルゴデザインが採用されふっくらと握りやすく、手が痛くなりません。
工具のオフセット角度が15°で一般のモンキーの23~26°より使い勝手もいいようです。
今までの国産のモンキーレンチは各社同じ形状(初期のBAHCO製品を参考にしていた?)で、多様化した現状では、時代遅れになっています。JIS規格の制限もあるのでしょうが、最近は海外メーカーが積極的に形状などを見直しています。国内メーカーも機能的な製品の開発に力を入れ始めました。
下側はエルゴ90シリーズで、全長が短いにもかかわらず、開きが大きく取れるようになり、もう少し開けばナットが廻せるのにといった状況が改善されます。樹脂製のグリップがついて力が入れやすくなっています。最大に開いても移動ジョーのシャフトが最小限しか出てきませんので、作業性も大変良いと思います。
「BAHCO」社のモンキーレンチの特徴はがたつきが少なくしっかりとホールドできますので信頼性があります。
工具雑誌などの破壊テストでは、強度は下位にランクされていますが、破損箇所が交換可能な下アゴ(移動ジョー)のみがきれいに折れるようになっているため、パーツの交換で修理可能ですが、他社の製品は破壊強度まで行くと本体にダメージが及ぶため買い替えしないと使えません。強度もJIS・DIN・ANSI規格は十分クリアーしていますので不安はありません。
「BAHCO」社のモンキーレンチには、下あごをはずし反転させて使用すると、パイプレンチとして機能する製品もあります。工具の種類をできるだけ減らすことを考えると、面白い発想ですね。
工具の値段もサイズによりますが¥1800位~¥6000程度で買えますので国産メーカーと変わりません。