独断とHeineken

趣味や思ったことを独断と偏見を持って紹介していきます

授業収め

2006年02月23日 23時56分49秒 | 教育学研究
今日,今年度の非常勤先での最後の授業を3クラス中,2クラスでしてきました
実は来年度,今の非常勤先で教師をしないつもりなのです
「常勤をしたい」ということや「早く就職したい」ことが決定的な要因。
といっても,来年のことは全く決まってないのですが

約1年半しか勤めていない上に,院生非常勤でほとんど学校にいないという境遇でも,それでも,とても名残惜いものです。
実際に,
「高校教師でもいいかな?」
なんて思ってもいましたし(試験も受けましたしね),高校数学に魅力を感じていました。
そう,私は付き合ったら分かれられないタイプです。
良いほうに捉えて,「思い入れが強いタイプ」だと言っておきましょうw


で,教師にとって「最後の授業」とはどんなものなのでしょうか?
教師たるもの,最後の授業はバシッと決めたいものです
人生を語ってみたり,黒板に「生きろ!」と書いてみたり,「お前たちはおれの生徒だ!」とか言ってみたり,夕日に向かって走ってみたり…
これが教師のロマンです。

そこで私のラスト授業ですが,結論から言うと感動もくそもありゃしませんでした
金○先生どころか,ほとんどタイムボカンでした

実は最後の授業だと気付いたのは,朝の職員室。
というか,今週と来週の時間割が完全におかしい!
来週末の試験まで,私の授業が1回しかない!
あと,3回はどこへいった!?

原因は,やれ外部講師だの,卒業式だの,午前中授業だの…
まぁ,ちゃんと確認しなかった私が100%悪いんですがね


おかげで今日の授業は必死。
そら,2~3回ぐらいの授業で考えていたもの,
1回の授業でこなさなければならないんですから。

私:「え~,これがドンってなって,ボンだ!」
みたいな
タイムボカンシリーズもびっくりなぐらい強引な展開でした

そして,授業時間ぎりぎりいっぱい
私:「じゃあね~,試験がんばってね~」
みたいな
軽すぎるわ…orz




しかしながら,こんな私にももう1度チャンスが!
それはテスト返しです。
時間的には30分しかないもので,テストを返して,採点の見直し,解説をする,というものです。

…これを利用しない手はない。
20分ぐらい使って,先生へのお手紙を書かせよう。
次に,私の感動のスピーチ。
「先生!先生!」と言って,泣きながら群がる生徒達。生徒に胴上げされる私…
そしてクライマックスは,夕日を背にバイクで学園を去る私



…んなわけないですけどね。
でもまぁ,最後なのでちゃんとお話ぐらいしてきます
2週間,みっちりと練っておきますです