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そして紅茶の海を行く

お絵かきと自転車と写真が趣味のナオミア、福岡に移住。

カリンバとはこういう楽器です

2007-11-01 21:13:40 | 音楽・美術
昔、世界のいろいろな楽器(?)が送られてくるという通販に申し込んだことがあって、その中にこのカリンバがありました。
ほかに、木の筒に砂が入っていて雨みたいな音がする楽器とか、鈴とか、鉄の棒を何本も紐で吊り下げた風鈴みたいなヤツ(なんていうんでしたっけ?)なども送られて来たのですが、殆ど押し入れ直行。手も触れてない感じ。

でもこのカリンバというヤツは、ささやかで響きのいい音がお気に入りで、時々出してきてポロポロ適当に奏でていたのでした。電子音に疲れた耳に生の音色が沁みるのだ・・・でもアフリカの楽器で、音階が無いんだよね。

で、このまえ思いついて、自分でネジを緩めて適当にチューニングしてみた。簡単にドレミファソラシドが出るようになりました(全体的にちょっと低めになっちゃったけど)。すると・・・ドレミファ・・・って偉大だ!とたんにいろいろな曲が弾けるようになったっす!!
とはいえ、両手で持って鉄の棒を、左右の親指で弾くという楽器なので、一度に2本までしか弾けませんが。ポリフォニックな曲は全然無理。できるのは小さなハーモニカで吹けるような曲です。童謡とか、賛美歌とか・・・でもその分簡単なのですよ!(笑)

でも本当はもうちょっと棒がたくさんついてるといいのにな・・・という感じ。ネットで探したら棒が15本ついてる「カリンバ製作キット」というのを見つけたので、そのうち作ってみるかも。

楽器も小さめで、音も小さくて、アフリカの人が自分で弾いて自分で聴くために作った楽器だそうです。寝る前ベッドの中で、一人でなんとなくぽろんぽろんやってるのが楽しいです。
あ、ちなみに写真でカリンバの下に敷いてあるニットはこの前編んだひざ掛けです。かぎ針編みもやっぱり楽しい。

コンサートと神田古本市

2007-10-28 15:53:13 | 音楽・美術
本日、ウチの教会(カトリック神田教会)は聖歌隊のミニコンサートでした。コンサートへ行って、帰りは古本市。去年と同じパターンのような気がするな。

仕事の関係で、今回のコンサートの合唱の練習には、一回しか出られなかった私。遠慮して1階の一般席で聴いていようかと思ったのですが、楽譜を開いてブツブツ小声で歌ってみたら、1度の練習で結構ちゃんと覚えたようで、一応歌えそうだ(←曲を覚えるのは得意だし、歌いやすい曲目だった)。
それにありがたくも聖歌隊アルトのお仲間に「一緒に歌おうよ~」と誘っていただいたので(ホロリ)参加させていただきました。
私が参加したのは「アメージンググレイス」の合唱の部分と「翼を下さい」。
聖歌隊席の柱の影にかくれて綺麗な歌声の邪魔にならないようにひっそり歌っていたよ・・・(^^;)こわごわだったけど、失敗しなくて良かった・・・ホ。

しか~し、私の合唱はともかく、ソリストさんたちが見事だったのです!!やっぱりウチの教会のソリスト先生方は上手い~!ソプラノとアルトの重唱(ペルゴレージのスタバトマーテル)も見事だったし、バリトンのソロ曲は、聴いててウルウルくる感じだった・・・ストラデルラの「Pieta,Signore」さすがイタリアの作曲家!ドラマチック~ッ!普段のほほんとした癒し系が好きな私ですが、音楽と絵画は結構情熱的なのが好きなのであった。魂の叫びという感じだったのだ!ブラヴォー!!でも自分もその後合唱歌わなきゃならないから泣かないようにガマンガマン。

ヴァイオリンとフルートとパイプオルガンの合奏などもあったのですが、ヴァイオリンも上手い!!スゴイ!まさに弦が歌ってるみたいだ・・・。しかもスゴク楽しそう!いいな~あれだけ上手く弾けたら楽しいだろうな・・・と思い、終演後に「ヴァイオリンはいつごろから始めたんですか?」と訊いてみたら、小学生の頃からやっているらしかった・・・・・・・やっぱり。
それにしても良いコンサートでした。今世紀入って最高の出来だった気がします♪多分今年もCDにしてひっそり売ると思うので必ず買おう!と楽しみです。

さて、コンサートが終わり、帰りにちょこっと神保町の古本まつりに寄りました。スゴイ人だった!!すずらん通り(本屋だらけの路地、古本市では各出版社がワゴンを出して売れ残り本を叩き売ってるトコ)なんて、人ごみで全然前に進めない・・・明らかに去年より多いぞ!!多分昨日、台風で天気が悪かったせいで、お客さんが今日に集中したんだと思いますが。今日はいい天気だもんな~
私は、聖歌隊のお仲間の友人の方から、終演後バラの花を1本いだたいて持っていたので、花がつぶれないよう気をつけて人ごみを歩かなければならない・・・まずはおなか減ったから腹ごしらえもしなければならない・・・なのに何を好き好んでか自分、大混雑の人ごみで屋台のビビンバをたべました。
だって年に一度の古本市なんだから屋台で食べなきゃ~(*^-^*)でも私は実はそんなに混雑が嫌いなほうじゃないかもしれないな・・・と人ごみを眺めながらちょっと思ったりして。人ごみの種類にもよるけど、今日みたいなのは同じものが好きな人(本好き)が集まってるんだから悪い気はしないな・・・お祭りだしね。
しかし我に返ると、黒のスーツに深紅のバラを一本持って人ごみの中ビビンバをかき混ぜている自分・・・(笑)
ところでビビンバってビビンバなんですか?ビビンなんですか?それともビンバ?店によって表記が違うのでいつも注文するとき悩む(^^;)
食べ物の屋台は、お赤飯とか、おにぎりとかサンドイッチとかピロシキとか他にもいろいろありました。

お祭りっぽい雰囲気は楽しいですが、今年は特に欲しいご本もないので、ぶらぶら眺めただけ。かぎ針編みの本を1冊買ったけど・・・あとはプーさんのとび出す絵本も安く売っていて買おうかどうしようか迷った。あとはコルドンブルーの料理本とか、オールドローズの本とか、気楽で綺麗なご本ばっかりに注目。
それと神保町は楽器屋さんも多いので、ついでに覗いてみたりしました。中古のヴァイオリンもいろいろ安く売ってるんですが、マンドリンなんてのもいい感じ・・・♪難しいのかな?

さて今日の写真は何年か前、神保町の古絵葉書やさんで買ったヴェネツィアの絵葉書。ヴァポレット(水上バス)がケムリ吹いてるし、ゴンドラに幌がついてるので多分19世紀末の風景だと思います。
ヴェネツィア本島は現在と何も変わってませんが、上の方にうっすら見えている本土に何もなさそうなのが不思議・・・今は煙突立ち並ぶ工業地帯になってます。

のだめ、読破(笑)

2007-08-18 23:36:59 | 音楽・美術
先日のコンサートからいきなりクラッシック再熱してきているナオミアです。おくればせながら『のだめ』も全巻揃えちゃったりして♪(まだ連載中)。とっても面白いけど、やっぱり出てくる曲が気になるなぁコレ・・・その点ドラマは良かったな・・・(アニメもやってるらしいけど)
一応クラッシック音楽のCDは400枚位持っている私ですが、それでも作中に出てくる曲の3分の1くらいしか判らない(汗)ラヴェルは5枚位もってるけど『道化師の朝の歌』は持ってない・・・シューベルトは交響曲と歌曲ばっかしでピアノソナタは持って無い、Rシュトラウスのオーボエ協奏曲なんて全然知らない・・・(汗)クラッシックはとにかく作曲家も曲もいっぱいこっぱいあるから仕方ないけどすごく気になるっすよ!!
『のだめ』CDが売れた訳が判った気がします・・・ご本振っても叩いても音楽は出てこないもんなぁ・・・嗚呼どんな曲なのか気になる・・・

とりあえず今日は図書館でラロの『スペイン交響曲』のCDを借りてまいりました。初めて聴いたけど、いい曲だ~♪思ったほど暗くない・・・フランス人の描いたスペインらしくハデハデ~で色っぽい・・・じゃなくて叙情的で色彩豊かな曲でしたぞ!何が気に入らないのだジャン・ドナデュー(笑)ハイドンよりは、ずっと演奏しやすそうじゃん。まぁ冒頭で、首の太い漁師男の合唱みたいなズドンズドン(地響き)はあるけど。

それにしても単細胞な私。音楽を聴き始めるとPC打つ手が止まっちゃうし~!しかもマンガ読みながら聴けないのだ!(ToT)同じページをぐるぐる読んじゃう・・・クラッシックなのにBGMにならないのであった・・・昼間は情熱女性ピアニスト、アルゲリッチさんの弾くショパンを聴きながら自転車に乗ったら、あやうく子供を轢きそうになったし・・・だめだめっすよ。これじゃやっぱりi-podなんて持てないよなぁ。カーステレオで好きな音楽聴きながら車の運転ができる弟を改めて尊敬してしまいます。

そういや昔、職場でラジオからオペラ『トリスタンとイゾルデ』の「愛の死」が流れてきたのを聴いて、仕事しながら泣いたことがあった・・・(←仕事になってないし(^^;))
でも『愛の死』は何度聴いても泣けるよ・・・思い出しても泣けてきそうだ。

今日の写真は、先日豊洲のららぽーとへ行ったときに撮ったパイプオルガンの写真。最近写真の腕が落ちた気がします(反省)仕事もようやく少し慣れてきたので、そろそろ心を入れ替えて、写真もおえかきも頑張りたいです。

昨日15日はハートフルコンサートというのに行きました。

2007-08-16 23:23:57 | 音楽・美術
例のお気に入りの指揮者さん(大野和士先生)の指揮するコンサートです。
ふふふ・・・ティルのチケットは取れなかったけど、実はこっちは取れていたのだ。(こちらも当日行ったら「完売御礼」と札が出てました。スゴイな~)

会場は初台のオペラシティ。行ったら「10周年」という旗がかかっていてショック・・・あれからもう10年か!?早ッ!!
でもよく考えたら、お気に入りのタケミツホール、来たの5年ぶりくらいかも・・・(汗)やっぱりもうちょっとしばしば来たいものだ~。いいコンサートないかなぁ。

とりあえず大野さんの指揮するコンサートはいいコンサートです(断言/笑)。
昨日のコンサートもとっても良かった(*^-^*)ソプラノとオーケストラの短い曲をトークをはさんで何曲かならべた感じのコンサートだったんですが、その短くて明るくて楽しげなオーケストラ曲なんかに泣かされちゃう私。
ひさびさに聴くと、いかに自分がこういう音楽に餓えてるかわかるね。ハングリーですよ!!ヨーロッパの人たちがうらやましくて仕方ないですよ!!!マジ泣。

正直言うと10年くらいまえ、大野さんがベルギーに行ってしまってから、(いつ日本に帰ってくるのかな~まだかな~)といつも心のどこかで思っていたのですが、どうやらこのまえの6月にはスカラ座デビューしたらしいし、秋にはメトロポリタン歌劇場デビューだそうで、全然帰って来そうにありません。すごいなぁ・・・おめでとうです~!と祝福しつつちょっとしょんぼり。(ホントはかなりしょんぼり)
クラッシックの世界では日本は極東なのだとしみじみ感じたりして。
せめてもっとCD出してくれ~!!頼む。

でもまぁ今年も一応聴けたから良しとするか~。なんか、愚痴っぽいブログになっちゃったよ(感動したのにスミマセン)。

さてさて、特に良かったのは、大好きなワグナーの『タンホイザー序曲』。有名すぎる曲です。何度も聴いてるんですけどね。金管の響きがそよ風みたいでした。(金管なのにそよかぜ・・・東フィルもスゴイ)。あざやかなドイツの森。ワグナーが好きと言うと結構白い目でみられるような気がするんですが(汗)、でも大好きです。オペラでこんなにリアルに自然を描写してくれる音楽家は他に居ないと思う・・・タンホイザーは爽やかで明るい、森と野原の葉っぱの匂いがします。
それからチャイコフスキーの『イタリア奇想曲』も良かった。私を含め日本人もイタリアに憧れてる人多いけど、チャイコフスキーでさえ(?)そうだったんだな~と思ったりして。
それから『スケーターズワルツ』私が小学生のとき、おこづかいで初めて買ったカセットテープ(叔父さんにラジカセを貰ったので、初めて買ったのはレコードではなくテープだったのだ)に入っていた曲なのですが、生で聴いたのは初めてでした。
あとはソプラノの臼木あいさんが歌ったカッチーニの『アヴェマリア』もまっすぐに美しくてとてもよかった。実は8月15日は聖母マリアの亡くなった日でもあるのです。

こまかく書いているとキリがないのでこの辺できりあげよう・・・

作曲家も演奏してる方々も司会の黒柳徹子さんも含め、人間って素晴らしいよな~と素直に感じ入った一夜でした。

ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら

2007-08-12 23:06:43 | 音楽・美術
10日は本当はクラッシックのコンサートに行くつもりだったのですが──会社の休みは取れたんだが、チケットが取れなかったッ!!!
ま・・・まさか完売するとは・・・○| ̄|_ クラッシックで完売なんてめったにないじゃん・・・(号泣)
くやしいので(?)『のだめカンタービレ』を買ってきて読んでいます。ちょうどテレビドラマの終わった続きの、フランス行くトコから購入(いきなり10巻/笑)
作中でなんども『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』という曲がでてくるのですが、これがたまたま行けなかったコンサートの曲だったりして・・・悔しさ倍増・・・大野さんのティル、聴きたかったです(泣)←大野和士さんという指揮者さんのファンなのさ私は)ベルリオーズはもっと聴きたかったんだけれども。

さてさて、気を取り直して、代わりに10日は豊洲のららぽーとへ行きました。『キッザニア』という子供用のお仕事体験施設(?)が話題になっているトコロ。キッザニアはずら~っと並んでいる子供たちでいっぱいでした。予約してあるのにその上並ぶんだからすごいよなぁ。

ららぽーとは、想像していた3倍くらい大きかったです!ひゃ~!豊洲も変わったなぁ!建物の中から、明るい海(運河?)と桟橋が見えたり、大きなパイプオルガンが据え付けてあって、何回か演奏があったりしてなかなか素敵でした。ローラアシュレイが入っていたので、念願の薔薇柄のゴム手袋も買ったしね♪また行きたいです。

しかしららぽーと以上に、一緒に行った友人の子供が面白かった!(*^-^*)。1年半くらい前に一緒にTDLで遊んだ姫君で(以前もブログに書いたかも)現在小学3年生。(もうそんな歳になったのか!!)
1年半ぶりの再会だったので、私は会うのに緊張していたのですが(向こうも最初緊張してました)、いざ会ってみると愉快度150%UPしてるし!なんか・・・ちびまるこちゃんになってるッ!!(爆)
私を喜ばせようと、色々なダジャレを連発したり(←私がダジャレに弱いのを覚えていたのだ!)、鬼太郎の目玉のオヤジのマネをしてくれたり(今もやってるのか?あのアニメ)、スーパーでなんだかよくわからんが不思議なポーズを披露して転んじゃったりする。小学3年生にして危険も顧みないお笑いっぷりなのだ。スゴイサービス精神ですぞ!!
んでもって、私は姫君が持っているぬいぐるみのを隙を見てはモギュッと掴んでいたのであった・・・ふふふ(←微妙にいやがられる)。私もイーヨーのぬいぐるみ持って行けばよかったぜ・・・。
大人になると、人と会っても会話するばっかりで「一緒に遊ぶ」という感じではなくなるので、特に意味無しで遊べてとっても楽しかったです。嗚呼おもしろかった~!

今日の写真は遁走する姫君。カメラを向けると逃げちゃうんだもんな~。写真嫌いは親譲り。椅子に坐っているところを撮ろうとすばやく構えたのにこんなになってしまいました。何故じゃ!?かわいいのに~。

モネの展覧会に行きました

2007-07-02 18:50:14 | 音楽・美術
昨夜、実家へいつものように夕食を食べに行ったら、弟が
「このまえの木曜日にモネ展行ってきたよ。混んでて50分待ちだったけど、なかなか良かったぜ、100点位あった」という話。「ええ~!?いいなぁ、いつまで?」と聞いたら、「7月2日までだって」・・・・・・って明日までじゃん!とぶっとんだのが昨日。

そして本日7月2日、あわてて行ってきました六本木の国立新美術館。最終日でしたが、でも覚悟していたほどは混んでなかった。入場20分待ち程度でした。まぁ、中は人でいっぱいだったけどね・・・。
「あんなに宣伝してたのに、なんで知らないんだよ」と弟にバカにされたのですが、いや、ちょっとは眼中に入っていたかも、でもモネ展は今まで何度も行ってるし、100点も来てるとは思わなかったので、スルーしてましたよ・・・(汗)ギリギリで気が付いて良かった。

まぁ、既に見たことのある絵が結構あるわけなんですが、でもよかったです♪やっぱり画家のなかではモネモネが一番好きさ!!綺麗だ~!

しかし、以前に見たときと、なんとなく印象も特に気に入った絵も違うのが不思議。以前は日傘持ったり子供つれてる女の人が遠景にいる絵が特にお気に入りだったのですが、今回は特に海の絵が心にしみたぜ。あのいかにも断崖絶壁なリアス海岸みたいな所を夕日がピンク色に染めてる絵とか、底のサンゴ礁が青く透けてる絵とか良かったな。それと、今回うおう!と思ったっきり離れられなかったのはヴェネツィアの絵。「コンタリーニ宮」やっぱしコレ好きだ~!ふと顔を上げたら人ごみの向こう側の壁にかかってるのが見えて、思わず鳥肌たっちゃいました。なんでこの絵が絵葉書になってないんだ~ッ!(T-T)アメジストの中みたいな、紫色の夕暮れの静かな大運河。タプンタプンという水音とゴンドラが杭に当たるゴツン、という音が聞こえてきそうなのだ。あ~ステキステキ。

それとやっぱり晩年のごちゃごちゃ~ッと書いた絵が好きだったりします。モネモネが目を悪くして、風景どころかキャンバスもまともに見えてなかったんじゃないかという時代の絵。やたらキャンバスがでかくて、端っこは塗り残してて、睡蓮とか、水に映った柳の影とか、藤の花とかがばば~っと勢い良く描いてあるんだか何が書いてあるんだかって感じの絵(笑)。
そういう絵を見るときは、眼鏡を外して見る私なのです。私の視力は裸眼だと両方とも0.1位なんですが、多分モネモネも同じくらいか、もっと悪かったと思うんですよ。だから、睡蓮の絵とか、めがね外してぼやけた視界でみると、筆のストロークとかが丁度良くにじんで、眼鏡をかけて見るより何が描いてあるかよく分かるのだ!めがね外してながめてうっとり~として、めがねかけてもういちどみると、イマイチだったりして(^^;)

逆光の木々の間から漏れてる光とか、水辺のしっとりした草の色合いとか、とにかく綺麗でうっとりです。ちょっぴり雰囲気渡辺宏さんのパステル画みたいにみえます(ずっとリアルだけどね)。私が思うに、渡辺宏さんもあんまり視力良くないに違いない。
それにしても、めがね外して見るのが楽しい展覧会なんて他にないから嬉しいし、なんとなく不思議。普段めったにめがね外さないのでまるで水の中に入ったようです。そして描かれているのはひたすら水面と睡蓮・・・すずしい。

あとは、いろいろごちゃごちゃ考え事しながら眺めちゃいました。さりげなくゆりかごにかけてある薔薇模様の布かわいいな~♪とか、この庭、向こうのは薔薇で手前のはゼラニウムっぽいなとか、何故絵のかけてある美術館の白い壁より、絵の中の雪の方がまぶしく見えるんだろう?とか(色だけを見ればもちろん壁の白の方が明るい)、まるでルノワールが裸婦を描くような集中力で、懸命につみわらを描いてるモネモネってステキとか(爆)何が描いてあるのかわかりづらいけど、とにかく100年前のロンドンはスモッグが凄かったようだ・・・とか。あれってモネモネがせいいっぱい美化してる気がするよ・・・実際はユウウツ極まりなく黄色いチャリングクロス橋だったに違いない。

ロンドンの霧を描いてあんなにステキな絵になるんだから、モネモネならスモッグと雲で上のほうがかすんで見えない新宿の高層ビルだって、都庁の展望室からみた灰色の東京だって、きっとステキに描けてしまうんじゃないかという気がしますな。でもやっぱり緑のお庭の方がいいか。

さて今日の写真はあじさい寺に行ったときに撮った睡蓮。モネモネが日本に来たことがなかったのはホント残念。モネだったら、アジサイでも桜でも各地のお寺でも海でも山でも、すんばらしく描けたであろうに・・・日本の風景ってモネ向きだと思う(かやぶき屋根ってのもあるしな)

ちなみに、モネの事をモネモネと呼んでいるのは私の個人的シュミです(笑)モネだと短すぎない?同じようにダリはダリダリと呼び、ミロはミロミロと勝手に呼ばせていただいている。

パイオニア交響楽団聴きに行きました

2007-06-24 19:12:38 | 音楽・美術
聖歌隊でお世話になっている先生が出るというので、『パイオニア交響楽団』というところの演奏会に行きました。アマチュアなのですが、とっても良かったです♪
「最近のアマチュアオーケストラはレベルが上がっている」と先生も言ってたけど、本当に上手い!安心して聴いていられる。演奏の上手下手を意識せず、音楽の世界に没頭~~してしまいました。曲目はボロディンのイーゴリ公から『だったん人の踊り』と、ハイドンの交響曲『ロンドン』とムソルグスキーの『展覧会の絵』

どれも有名ですが、実はあまり好きではない曲ばかり(汗)ここだけの話、最初プログラムをみた時はガッカリしちゃった。でも演奏が良かったので「こんなにいい曲だったっけ?」という気がしてしまいました・・・やっぱりクラッシックは演奏のよしあしだよ♪

もちろんアマチュアだから音外したりするんですけど、全体的に勢いがあるので、少々のノイズは勝手に耳が排除(笑)どこかの退屈なプロの演奏よりずっと良かったです。アマチュアは、半年に一度とかの、めったにない晴れ舞台だから気迫が違うんだろうか?元気のでるコンサートだった~♪

1曲目のボロディンは、なにしろ1曲目なので、みなさんやはり緊張していたようでヒヤリとするシーンもありましたが、でも指揮と弦がガンガン進めて事なきを得た・・・(笑)その後もその影響で臆するということもなく、朗々としてて良かったのでした。
私はコンサートに行くこと自体が久しぶりだったので、水を得た魚というか、生のオーケストラの音につつまれると生き返った心地がするぜ!
自分で言うのもなんですが、私はけっこ~感性鋭い方みたいで(^^;)、日常の雑多な印象に振り回される事が多いというか、妙にナイーブというか(ありがたい事に霊感とかはナイけど)、自分で自分の感性が手に追えない、みたいなところが普段あるのですが、こういう風に音楽を聴いているときは、感性鋭くてよかったな~と思うのであった。
音楽がざぶ~ん!とやってきて、突然ロシアの大地にもっていかれたような、ひろ~~い野原に来たような気がしたっすよ~!行っても行っても地平線しかでてこないような平原。そんなところ行った事ないけどね。でっかい風が吹いてくるみたいで気持ちいい~!音楽が終わっちゃうのがもったいなかったです。

ハイドンも思いがけず良かった。
ハイドンさんは、音楽より作者さんが面白い、いい人で、聴くたびに「朝、目がさめたら真っ白い王侯貴族のまとう毛皮みたいな素敵な毛布で寝ていて、おお!?と思ったら毛布のうえに積もった雪だった」とかいう苦労話を思い出すんですが(とにかく話の上手い、社交界で人気のおじさんだったらしい)肝心の音楽はしばしば眠い・・・(^^;)

ケド、今日は眠くなかったのでした~!モーツアルト以前の音楽はとにかくおとなしくて上品で繊細で、現代の感覚からすると物足りない感じになりがちなんだけど、今日は聴いていて、ハイドンって実は引き算の作家さんなのかな?と、思ったのでした。つまり「何を描くか」ではなく「何を描かないか」に重点を置いた作家。ややこしい感想ですみませんが、つまり美意識が高くてダンディなので、知ってても余計な事は言わない、観客を楽しませるという事を常に念頭に置いていて、内心色々思うことがあっても、冒険したいことがあっても、ギリギリで踏みとどまって笑いながら帰ってくるというような感じがちょっとしましたな・・・この無邪気でありながら底の深そうなギリギリ感が思いがけず面白かった。これがベートーベンなんかになると、もう全然踏みとどまらないんだけどね(ベトちゃんは粋ではない)。

でもハイドンなんてしみじみ聴けるようになると、私もちょっと大人になったのか?という気がしないでもない(笑)実は私はブラームスがスゴク苦手なんですが、この調子ならそのうちブラームスさんの曲も良いと思うようになるんだろうか・・・?

ムソルグスキーの「展覧会の絵」も大迫力でよかったです。迫力ありすぎ・・・(笑)ロシア人は何故そう大声で叫びたがるんだ?という気もしました。北の最果てにいながらもつい人類を代表しちゃうというか。チャイコフスキーもショスタコーヴィチもトルストイもドストエフスキーもそうだよなぁ・・・なんかよくわからないけど叫びが壮大なのだ。地の底から湧き上がる・・・という感じでパワフルで素晴らしい。なんてドラマチックな「展覧会」なのだらう!!

で、アンコールはさらにドラマチックにエルガーの「威風堂々」でした。オケも熱い音出してるし、気持ちよかったです(笑)聴いていた私はめったに無いほど元気マンマンになっちゃって、コントラバスで参加していた先生に一言、なにか言わねば気がすまなくなってしまった。で、出待ちして、言いたいこと言って帰ってきました(笑)

やっぱりオーケストラはいいな~!私も楽器ができればなぁ・・・せめて、もうすこしコンサートに行きたいな~♪
でもクラッシックのコンサートっていざ行ってみると、退屈でガッカリしちゃうような演奏が多いんですよね・・・(汗)
『のだめ』は、クラッシック音楽の良さがうまく描けていたと思うけど、あのお話の中で千秋先輩が指揮したような、ああいう感動的なコンサートというのはめったに出会えるものではない。めったに出会えるものではないけど、全く無いワケでもない。なので、たまたま行ったコンサートがたまたますんばらしいと、思わず驚愕してハマッちゃうのがクラッシックなのだと思います。
感性云々とか、教養がどうの、とか音楽がわかるわからない、なんていうのがいっぺんに吹っ飛んじゃうような、コンサートホールの天井が落ちてくるような演奏ってあるもんね・・・めったにないけど(汗)
しかもチケットの値段や、演奏家の知名度にもあんまり関係ないのが問題なのだな・・・(汗・汗)
あ、ちなみに今日の写真は、去年クリスマスにこっそり撮ったもの。

J'NAI PAS CHOISI DE L'ETRE . . . .

2006-04-17 01:50:48 | 音楽・美術
...... j'ai
Dans le coeur un fil minuscule,
Filament de lune
Qui soutient là, un diamant qui s'use,
Mais qui aime...











わたしは
心の中に小さな線を持っている
月のフィラメント
それはそこで、すり減るダイヤモンドを支えている
でも、愛している・・・


訳はライナーノーツから(^^;)
大好きなフランスの歌手、ミレーヌ・ファルメールの歌の歌詞だったりします。久しぶりに聴くとやっぱりいいなぁこの人の歌・・・。好きだなぁとしみじみ思う。
まさしく月のフィラメント、細い新月が夜空に震えているようなイメージの歌なのです。
わたしのイメージじゃないかもしれないけど、月明かりみたいなイメージ好き・・・。

この歌手、日本では殆ど知られてないみたいだけど、ずっと昔ラジオで紹介された時にタイトルと歌手の名前をすかさずメモってCDを買いに行った一目ぼれ。3~4年に一枚しかCDを出さないマイペースな所はエンヤと似てるかも。歌は・・・細い透明な声で、谷山浩子さんとかみたいな雰囲気かなぁ(もっと激しかったりもするけど)。歌詞は抽象的で、綺麗で壊れやすいナイーブな言葉がいっぱい。わたしの好きなボードレールや、エドガー・ポーや、サンテグジュペリなんかがそっと姿を現しては消えていく。上の歌詞、「私は存在することを選ばなかった・・・」と続くのですが、ここを聴くと胸がつんとします。

「遠く離れた孤独を確認することでしか癒されない種類の孤独がある」
とかいう一文を(うろ覚えですが)グレン・グールドについてのご本で読んでから、グールドのピアノ曲を聴くと、宇宙の遠いところ、虚空の彼方で真夜中の月みたいに響いているピアノを連想するのですが、ファルメールもそういう雰囲気。

復活祭だけど、今日はなんとなくアンニュイなナオミアでした。