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そして紅茶の海を行く

お絵かきと自転車と写真が趣味のナオミア、福岡に移住。

風船祭り

2011-11-11 19:07:57 | 小旅行
11月3日の文化の日に、妹と佐賀市の近くの川の土手で毎年やっているらしい「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」というお祭りに行ってきました(^-^)
福岡に来たばかりのころ入ったレストランに、このお祭りの写真が飾ってあってすごく気になってたんですよ。
熱気球の競技は、朝7時からと、午後3時から。朝7時!?早すぎ!!と思いつつも、風や雨で中止になりやすい競技だというので、めちゃくちゃ早起きして行ったのでした。
気合を入れて朝、4時半起床!うおお、まだ真っ暗だぜ~それから一応朝ごはん食べたり、ぐずぐずしてたりして(笑)、博多駅を6時半頃発の急行に乗って行った。「かもめ」とかいう長崎行きの電車。座席がふわふわで気持ちよかったっす。

で、会場に着いたのは7時15分、駅についたとたん、膨らまして今飛んで行く気球が見えてすでに電車の中からテンションダダ上がりだ!!
いそげいそげ~と大混雑の中、はやる気持ちで、気球の近くに歩いて行く。
見ると、土手には膨らませている真っ最中のバルーンがいっぱい!でかい!!


会場にはラヴェルの「ボレロ」が大音響で流れ、順番で飛んで行く気球の色と、選手の国籍、名前などが実況放送され、「いってらっしゃ~い!」と手を振り、想像していたよりずっと、大騒ぎなお祭りなのであった。
膨らんだバルーンが浮き上がって、登っていくと、つい手を振るんだけど、籠に載ってる(←ホントに竹の籠だったのでびっくり・笑)選手の人ものんびり手を振り返してくれるのが嬉しかったりして♪




でかくて迫力はあるんですが、なにしろ風船(笑)ゆらゆらふわふわとのぼって行く動きがなんとも頼りなくて不思議。上って行ったと思ったら、じりじり下がってくるバルーンもあったりして…そうすると、ガスバーナーで火をつけて中の空気を暖めて上昇。ド派手なボレロの音楽と人々の完成の合間に、かすかに「シュボーッ!」というガスの音が時々聞こえつつ遠ざかって行くのであった…

もっと晴れてたらなぁ・・・と思いつつ、バルーンの色は鮮やかだし、ぼんやりしてるとどんどんどんどん飛んでいっちゃうので、なんとなく気が焦って、ワタクシも妹もカメラもって走り廻ったのでした(笑)
妹とはあっという間にはぐれちゃったけど、携帯に電話が来て「緑色の気球の前辺りにいるよ~」とか言われるとすぐに再会できたりする。
こんなにたくさん飛んでますが、一つ一つは5階建てのビルの高さくらいあるんですよ~!!
なるべく近くへ行きたくて、どんどん歩いて行く観客。その間にもつぎつぎ気球はふくらみ「ゼッケンナンバー00番、ただいま離陸です。いってらっしゃ~い」という実況が繰り返され、気がつくと空は気球でいっぱいなのであった!



まるでUFOの大群をみているような超常現象的風景でございました。
競技というのは、どっかの野原の地面にしるしがつけてあって、その近くまで行き、砂袋を落として、しるしに一番近いバルーンが勝ち、というルールらしい。
でも方向転換も自力ではできない、風任せな気球ですることなので、風を読むのが難しいらしいです。ホントなんだか物語にしか出て来なさそうな、ファンタジーな競技だよなぁ。
大きいので遠ざかってもなかなか見えなくならない、すこしずつすこしずつ小さくなって行く感じが切なかったです。みんなどこへ行っちゃったんだろう…という雰囲気で、ちょっとしんみり。

しんみりしながら「おなかすいたね…」(笑)
「まだ8時過ぎだけど、走り回ったからね~屋台がたくさんあったよね、行って食べようか」
なんて言っていた我々。しかし!ごはんを食べてる暇はない、つぎのイベントが始まっちゃうのであった!
(その2へつづく)