レトロでハードな物語

レトロなゲーム機・マイコン・中古デバイスなどをArduinoやAVRで再活用する方法を模索しています。

コイン電池で動くガジェットを作ってみる 3

2020年11月17日 | 電子工作

続きです。

基板を購入したDIYショップでこんなケースを見つけました。



作成したデバイスがすっぽりハマります。



基板の下は隙間があってスカスカなので、このケースに基板を固定するために少し加工する必要があります。加工にはダイソーで売っているグルーガンを使ってみました。

まず、基板の裏側に隙間なくマスキングテープを貼り付けます。



つづいて基板を固定するためにケースの内側面にグルーガンで樹脂を流し、柔らかいうちに基板をはめて樹脂が冷えて固まるまで待ちます。




しっかり固まったら基板を外します。はみ出した部分はカッターで切り取ったりして、基板がきちんと固定できるように成形します。グルーをうまく流しめないときは2、3度繰り返して形を整えます。

残りの面にもグルーを流します。ついでにストラップの金具も埋め込んでみました。



さらにマスキングテープを活用しながらケースと基板の隙間もグルーで埋めていき、カッターで切り取りながら整えていきます。最後にケースの底にグルーを流し込み、基板を入れて電池をおさえる型を作ります。



基板のマスキングテープを剥がして、ケースにきちんと収まることを確認します。問題なければ基板が外れないように、基板の角とケースをグルーで軽く固定します。このグルーは電池交換のときにはがすので、固定しすぎないようにしました。

これでやっと完成です。



首にかけるストラップも付けてみました。これを下げて買い物するのもなんだか怪しい感じですね。リストバンドを付けて時計のようにしても良かったかも。
電池がどのくらい持つのかまだわからないのですが、交換せずに3日たってもちゃんと動作していました。時計も1日あたり1分程度しか狂わないので、ウォッチドッグタイマーの割り込みタイミングは思っていたより正確なようです。
そこで首からぶら下げて買い物に持っていってみました。買い物中邪魔にもならず左手だけで操作でき、特に問題もなく動作していました。めでたし、めでたし。

−−−

ちなみに買い物から4日(計1週間)たっても、電池が切れることなくきちんと動作していました。電池交換せずに何日もつのか楽しみです。時計はさらに4分ちょっと遅れていたので、やはり1日に1分以上は遅れるみたいです。

●訂正

スケッチにバグがありました。No.16以降のリストに入力するとNo.0から書き込まれてしまうというものです。

スケッチの297行目

uint8_t n;



uint16_t n;

でした。スケッチは修正して再アップロードしました。

ATtiny85Watch.ino





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