ほぼ一年ぶりに46回目となる「十郎左ェ門」を登って来ました。
この十郎左ェ門には登山道などありませんが、頂上に三等三角点が設置されています。
十数年前の暮れ、職場の仲間3名で狭い頂上にテントを張り鍋(げんなり鍋)で一盃やったことが想い出されます。
で、十郎左ェ門という山名はどのようにして付けられたか分かりませんが、「げんなり鍋」食べたkazu山が調べた
ところ昔むかし盗賊の中に十郎左ェ門という 悪党がいて山越え、峠越する通行人を脅して衣類や持ち物などを略奪
行為を繰り返していたらしいです。
でも、タイトルにもあるように伊豆の深山に聳える怪峰「十郎左ェ門」良い山なんです。
賀茂の百山 十郎左ェ門 三方平
登った山:十郎左ェ門(953.6m ) 三方平(992m)
令和元年11月21日(木) 天候:☀ メンバー:単独 所要時間:4時間58分 距離9.8km アップ1030m ダウン1024m
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①甚七林道入口から09:15---②屋敷洞歩道入口09:33---沢横断---③十郎東尾根手前沢横断し東尾根取付き10:12---④十郎左ェ門11:04~11:37
---⑤三方平11:50---⑥南東分岐12:11---⑦800m高点東側へ変針12:27---⑧東北東変針点---⑨南東変針点---⑩北東尾根へ入りそうになる
---⑪大鍋越え---①出発点へ14:13
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ヤマップから当日の軌跡アップ
①甚七林道入口から出発していきますが入口付近草ぼうぼうで道幅が狭くなっていました。
直ぐに道幅広くなり車の轍が付いているではありませんか。
ひょっとすると狩猟者が入っているのかと思いましたが
甚七林道、台風でかなり荒れて屋敷洞まで車は入れません。したがって狩猟者は入っていなそうで安心
沢筋や傾斜地かなり荒れています。
いつ来ても前方に見える小塔ピークは素晴らしい。
屋敷洞歩道から杣道を辿りますが林業が衰退しほぼほぼ道は無くなっています。
一つ目の小さな沢を渡り
二つ目の小さな沢も渡り
尾根筋を少し削り取った杣道を回り込み
三つ目の沢を渡ると
十郎左ェ門の東尾根に取付きます。
東尾根を300mほど登り込むのですが、二箇所ほど垂直っぽい崖を木や根に掴まり
よじ登っていきます。
途中下田湾や下田富士が見える地点があります。
十郎左ェ門テラスへやってきました。
駿河湾と南アルプスの峰々が見えていました。
残念ながら富士山見えていませんが左側裾が少しだけ見えていました。
こちらは先日登った猿山(中央)です。
十郎左ェ門山頂へ、ヒメシャラの木がとても大きくなっています。
十郎左ェ門南西尾根を下っていきます。
スッキリ爽やか黄葉じゃ~ないね。
コルを少し登り返した地点から十郎左ェ門を仰ぐ。
こちらは三方平を通過し南下して行く稜線上からの長九郎山を仰ぐ。
で、960m高点付近から南東側に変針して行きますが意外と難しい。
800m高点付近にある大岩
この辺に来ると進行方向左側は急峻であり尾根筋の縁を辿りやすい。
しかし油断すると大きな尾根筋へと引き寄せられるので。注意注意だ!
目の前のピークは下田市で一番高い須郷山です。
こちらの奥稜線のピークは高根山
大鍋越え地点へと寸分の狂いもなく到着し林道を大鍋側へ下っていきます。
林道から見たこの山は681mピークでしょう。
大鍋越から林道脇に何か所かワサビ沢があります。
以前この辺まではダート道だったのですが現在コンクリート舗装されていました。
出発点へと無事戻り怪峰「十郎左ェ門」の山歩きを終了します。
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