楽しい時間。

黒炎様のリクです。






依頼人「いやー、助かったよ！お陰で研究がはかどりそうだ！はい、これは報酬。」
ウェンディ「ありがとうございます。」



とある街。ナツとウェンディはその街の住人のクエストを達成していた。


ナツ「何か思ったより早く終わったな。」
ハッピー「そうだね。」
シャルル「とりあえず、ギルドに戻りましょうか。」
ナツ「そうだな。」
そしてナツ達が帰り支度をする中、目の前に依頼人が立ちはだかった。




依頼人「待ったぁ！今日はこの街名物の大祭りがあるんだ。散策ついでにどうだい？」
ナツ「大祭り！？面白そうじゃねぇか！」
シャルル「ちょっと！これからギルドに戻るんじゃなかったの！？」
ウェンディ「良いじゃない、シャルル。何か楽しそうだよ！」
ハッピー「そうだよ！折角だから見て回ろうよ！」



外に出ると賑やかな歓声と数々の屋台が並んでいた。街名物というだけあってか観光客の姿も混じっていた。
ナツ「うおーっ！凄いな！」
ハッピー「ほら、シャルル！猫のお面だよ！」
シャルル「はいはい、似合ってるわよ・・。」


ウェンディ「（・・こ、これってよく考えたら・・・私、ナツさんとデートしてる！？）」
突如として発生したイベントに、ウェンディは少し混乱状態にあった。


ウェンディ「（も、勿論こんな展開は望んでいた事だし、しかもハッピーとシャルルもいるからダ、Ｗデート！？）」
ナツ「ウェンディー。」



ウェンディ「（あー、でもこんな事、ルーシィさん達に悪いし、どうしたら良いんだろー！？）」
ナツ「ウェンディ！」
ウェンディ「はい？・・・わっ！」



後ろに振り向くウェンディの視界に入ってきたのは大きい綿飴だった。
ナツ「食べるか？」
ウェンディ「え、あ、はい！いただきます！」



そしてウェンディは綿飴を一口食べる。
ナツ「どうだ？」
ウェンディ「・・・美味しいです。」
ナツ「そっか！」


ナツは万遍の笑みを浮かべ、自分も一口綿飴も食べる。
ナツ「なぁ、ウェンディ。何に悩んでるか分かんねぇけど、こういう時は素直に楽しもうぜ！」
ウェンディ「は・・・はい。（悩んでるのはナツさんのせいだなんて言えない・・・。）」




ナツ「おー、ウェンディ！あれ見ろ、巨大たい焼きだぜ！」
ウェンディ「お・・おっきいです。」
ハッピー「美味しそー！だけどオイラは本物の魚が良いなぁ。」
シャルル「贅沢言わないの。」




こうして二人と二匹は楽しい時間を過ごしたのであった・・・エルザが怒っているとも知らずに。
エルザ「遅い・・・ウェンディめ、抜け駆けは許さん！」
ルーシィ「怒るところ、そこ！？」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　－終わりー











退院してしばらく休んでたら本格的に調子出てきた。
問題はこれがいつまで続くか・・だな（苦笑）