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舌の長~い 右巻きのスイカズラ

2015年05月22日 | 初夏のお花

スイカズラ(吸い葛)  別名:キンギンカ(金銀花)、キンギンボク(金銀木)、ニンドウ(忍冬)
スイカズラ科スイカズラ属 (半落葉つる性) 


花の下部は長い筒状、先は上に浅く四裂、下に一片の唇形に五裂しています
雄しべは5本が前に突き出ています 祭りの時のあのピーヒャラ笛の伸びた状態を思い出します

そんなスイカズラのお花を 初めて見かけたとき
思わず 笑ってしまいました

なぜって…まるで人の顔のようで、ピーヒャラ笛の様なお髭の下から、
さらに長い舌を出して、
あっかんべ~ってしているみたいだったから…(^m^;

その上、正面から覗きこむと  後ろの花弁が
まった!をかけるような手のひらに見えました
二つ並んで咲くお花の花弁が、両手で まった!をかけているのですから
笑わずにはおられませんでした(^O^)





スイカズの蔓は巻きで、まわりの木などに絡み付いて、よく延びていきます
若枝には褐色の毛がびっしりと生えていますが、後で毛はなくなり 写真には
ツルっとした感じでうつされております

纏わりつかれた木々はその面影すらないほど
スイカズラに覆われ、占領されてしまっているようです

花は 咲き始は白色か淡い紅色ですが咲いているうちに、だんだん黄色に変化していきます。
その為、一つのお花のようには見えません



さて、このスイカズラのお花の由来は…


花の奥の花筒という所が 蜜の貯蔵庫になっており、甘美な誘惑の基となっております

管状になった花を引き抜き、管の細いほうを口に含んで静かに吸うと、
良い香りがあって、花の蜜は甘い味がします

ここから、吸うと甘い味がしてつる性の低木(カズラ)ということから、
吸い葛(スイカズラ)という名がついたといわれます。

昔、子どもがその事をよく知っていて、花を採って吸っていた事にも由来するようです
他にも 花の形が、口をすぼめたように
何かを吸う姿に見えるために名づけられたという説もあるようです


また、花も茎の腋に2つずつ並んで咲くのですが、
片方が白色で、もう片方は黄色の場合もあります。
このために、
金銀花(きんぎんか)ともいう別のお名前でも呼ばれています。

また、冬でも茎の先の葉が落葉せずに残っている様子から、
忍冬(にんどう)という名もあります。
冬期を耐え忍んで緑を保つ強さを感じます

そして、英名はハニーサークル
蜜が豊富なことから名づけられたそうです

果実は褐色で広楕円形をしています。
生薬名は別名の金銀花(きんぎんか)と呼ばれています。





ここで私の調べものの覚書です



スイカズラ(ニンドウ)は、秋から冬にかけて、葉のついたまま茎を採取し、刻みで天日で乾燥させます。
これを生薬で、忍冬(にんどう)といいます。
また、中国では忍冬藤(にんどうとう)といいます。

スイカズラ(ニンドウ)の花は、4~5月頃の開花期になるべく花蕾を摘み取り、
日陰の風通しのよい所で乾燥させます。これを生薬で、金銀花(きんぎんか)といいます。


ニンドウには、鎮徑、利尿、抗炎症、抗菌作用があり、解熱、解毒、発熱、血痢、
伝染性肝炎、化膿性疾患、神経痛、リューマチなどの関節筋骨の疼痛にも効果があるそうです
ニンドウを煎じて1日3回食間に服用するとよいそうです

腫物や痔には濃煎液を服用します。

キンギンカニンドウと同様な効き目があり、ニンドウよりも抗菌作用は強いと言われています。
解熱、解毒薬、風邪の初期の発熱 また、軽度の胃潰瘍の予防効果もあるといわれているそうです


キンギンカの煎じ液でうがいをすると、口内炎、歯槽膿漏に有効とされているそうです


ニンドウキンギンカは浴剤にもなるそうです
腰痛や痔の痛み、湿疹、あせも、ただれに効果があり、
また、皮膚を美しくして、美容にも大変よいとされているそうです
ニンドウを木綿の袋に入れて、鍋であらかじめ煎じておきます、
その煎じ液を袋とともに風呂に入れると薬風呂になるようです


ニンドウは果実酒にもなるようです
スイカズラの開花期に花とつぼみをとり、容器に入れて、
100グラムに対して1.8リットルの割合でホワイトリカーを入れて、
砂糖をニンドウの3分の1程度入れて、1ヶ月以上熟成させます。

美しい、淡黄色の忍冬酒が出きるそうです
特有の甘い香りはすばらしいものがあるとか
今度挑戦をしてみたくなりました

★忍冬酒には、利尿作用があり、
膀胱炎、腎臓病、各種の皮膚病、強壮、強請にも効き目があるとされます






寄り添う夫婦カズラ?

寒くないかい?
ええ あなた…

もっとこっちにおいで
ええ あなた…

花言葉:愛のきずな 献身的な愛 友愛



昔 すいかずらというフォークシンガーのグループがあり
忍冬という歌を聞いたことがあります

第1回大阪大衆音楽祭グランプリ受賞した曲ですよね・・・

因幡晃の忍冬の歌も…

 ♪だっていつかこじれてダメになるより
  恋のにおいをさせずに傍にいたいわ
  たまに会って こうして飲めるだけでも
  女として、少しは夢があるでしょう
  失くせない人だから
  つづけるひと幕友達芝居だけど…
  忍という字はむずかしい

  心に刃を乗せるのね
  ときどき心が痛むのは
  刃が暴れるせいなのね…♪


忍冬を題材の歌って 意外に多いですよね


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