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苗代をつくる頃に咲く花 実る花 ナワシロイチゴ

2015年06月18日 | 初夏のお花



ナワシロイチゴ(苗代苺) 別名:サツキイチゴ

バラ科 イチゴ属







初夏、裸地化した開放的な場所に、縦横無尽に這い回る木苺のお仲間?

普段目にするイチゴのお花とは違って…
縦横無尽に伸ばす茎の先に赤紫の小さな花弁をつけ
人の目を惹く小さなお花…ナワシロイチゴというお花です

株から匍匐性の地上茎を伸ばして広がります、その先端部が地面に接触すると 
その接面した場所で、娘株が生まれます 
これを専門的には ラミートと呼ぶそうです
  
匍匐性の地上茎は、二年目に開花・結実し、その後枯死します。
そして、別所帯を作った娘株は、自動的に母株から分離され独立します

それは…成人した娘が、親元を離れ独立した人生を歩みだし、
親は、静かにその役割を果たして、生涯を終える…
人生そのもののように感じます

この娘株を作って繁殖する様子を栄養繁殖(無性繁殖) と呼ぶそうですが
これは、条件さえ揃って、広地土地があれば、
どんどんその範囲を広げて成長していくという事になります

植物はその場から動かない…移動しない…という概念は
このイナシロイチゴには通用しないもの…という事になります…ね



お花も、受粉するとすぐにガクを閉じて
果実の成長を見守る様に包み 外敵から守っているそうです
そして、果実が熟すと 再びガクは開いて お披露目をします

私の娘の成長を見ておくれ~♪

そして、連れ去られてしまうのですね
や や… に…

その実は、甘みがあって美味しく 生食できます 
特にジャムづくりにむいた果実なのです
沢山採れたら…ジャムを作ってみたいものです





名前の由来は…
イネの種を蒔き、苗を育てる「苗代」を作る頃に
果実が熟す のでナワシロイチゴとなったそうです
しかし…「苗代」のころにを咲かせているように思うのですが…???
昔と今は…気候が違って 花咲く時期も違うのでしょうか?



花言葉:誘惑




特徴

枝先や葉の脇から集散花序を出し、
花径1~2センチの桃色の花を上向きにつける。
5枚の花弁は雄しべを包んだまま開かない。
★集散花序とは茎先に花がつき、少し下から横枝が出てその先にも花がつく事

葉は3枚ないし5枚の小葉からなる複葉で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は卵形で先は丸く、縁には不規則なぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の裏面には細い毛が密に生える。

茎は木質化し、他の草に覆い被さるように這って伸びる。
茎には棘がある。

開花時期:5~6月花の色: ピンク
名前の読み:なわしろいちご(さつきいちご)
分布:北海道から九州にかけて分布。
海外では、朝鮮半島、中国にも分布。
生育地:道端や草地、河原の土手など
植物のタイプ: 樹木
大きさ・高さ:1~2メートル

         花図鑑より














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