少しだけ…気持ち沈んで…

雪雲に覆われて
灰色の空から　白いものが舞い降りてきました

それはそれは
小さな小さな結晶が
静かにふんわりと舞い降りてきております



寒さが一段と厳しい朝
そんな空が迎えてくれました


遠くのお山も隠れています
姿が見える頃には
雪化粧を施して
それは美しい姿を見せてくれるのでしょうか…


最近…
身体は冬眠モード…

体調がなかなか戻ってくれません…


お山に行ける時に行こう…
そう決めていても
身体がついていかなくなり始めています…












昔の事を思いだし
昔の自分を追い求め
現実の自分と重ねて失望…

それでも　重ねた年月の年輪は
深く刻まれ　失うものの代わりに
得られるものもある事に気付かせてくれます

自分を慰め　励まして　
今日を楽しみ
明日を待ち…

限りある人生の半分を過ぎて
漸く　自分の価値を見つめ直し
見失わないよう歩き始めた気がします

昔の自分を追うと　躓いてしまいます
若さという武器を持った頃の自分には
老いという武器では歯が立たないけど
経験という武器が新の人生の華を咲かせてくれそう


山もそう・・・
若いころのような勢いはなくなって
山と向かい合う自分も変わってきたよう…

力で登っていたお山が
今は　語り合うように登るお山になりました

歩く距離にも限りが出来てきたけど
深く味わう事を知りました

自然の中では
まだ赤子のような存在でも
少しずつ成長してきているのかと思うこの頃…




もう少しだけ　時間と
力を残して下さいな…


今度はどこのお山に登りましょう…

次はどこのお山を目指しましょう…


体力のある限り
歩いてみたいお山が　まだまだ　そこにありますから…