典雅P(卵ごはん)のMMD日記

MikuMikuDanceという3Dアニメーションツールを使用した動画や静止画の投稿しています。

ObjectLuminousの使い方(1)

2011年09月02日 | MMD講座
ある意味、MMDで最も望まれていたエフェクかとも思いますが、
まだ使い方が一般化しきっていないようなので、少し纏めてみます。
エラそうに書いてますが、私も人に教わりながら試行錯誤で使ってきたので
細かな理屈は良くわかりません。その点はご了承ください。

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※MMEを使う場合の注意点
1:PCのグラフィックボードを把握しておきましょう。 上手く行かなくて質問する場合、この情報は必須です。
2:MMDとMMEは極力最新版を使用しましょう。今の所MMD Ver7.30 or 7.39 とMME 0.2.7の組み合わせが最新です。
 (私はMMD7.30との組み合わせが殆どです。)
3:初期状態のfxファイルのバックアップを取っておきましょう。これでfxファイルを弄っても安心です。

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さて、今回は標準ミクさんと標準ステージを使い、ミクさんの髪の毛を光らせてみます。


まず、そぼろさんの配布動画(sm13062057)からObjectLuminousを入手します。

セット内のObjectLuminous.xというファイルをアクセサリとして読み込みます。
はい、何も起きませんね。
躓いた人のある程度の方は、ここで引っかかったのでは無いかと考えます(体験談)。

ここでMMEのコントロールパネル(エフェクト割り当て)を開きます。
ObjectLuminousを追加する前はこんな感じですが、

追加すると「メイン」というタブの他に、「OL_EmitterRT」というタブが増えてると思います。
このタブを開いてみます。

何やらモデル名、アクセサリ名があって、何かが適応されてそうですね。
ここで、「初音ミク.pmd」を右クリック、サブセット展開を選択してください。

そうすると何やら番号がいっぱい出てくるので、そのうちのサブセット1を右クリック、

「解除」を選択します。そうすると・・・

はい、髪の毛だけ光りましたね。この手順で何も起きないのであれば
グラフィックボードが対応していないとか、手順以外の問題があるかもしれません。


少し解説します。MMEが0.1から0.2にバージョンアップして変わった点の一つに、
「材質ごとにエフェクトの適応を調整できる」があります。
先ほどのサブセット展開とは、モデルの材質情報を展開し、材質(今回は髪の毛)にのみ
ObjectLuminousを適応する、という行程でした。ですのでサブセット展開しないで
「モデル名→右クリック→解除」とすると、モデル全体が光ります。

これも光加減の調製によっては質感変更の手段になるので覚えておいて損の無いtipsです。
(合作アイーダのダンサーモデルは全て淡くOLが適応されてます)
では、このサブセット番号(材質番号)、手探りで知るしかないのかというと
実はすぐに一覧で見る手段があります。PMDエディターです。

PMDエディターで材質一覧を見れば何番がどの材質か一目瞭然です。

このような名前表示にはなっていない場合もありますが、
モデル操作画面から「頂点/材質マスキング」を選択、
光らせたい材質が何番なのか、探すことが可能です。


(光らせたい部分が他のパーツと同一の材質で、余計なところまで光ってしまう場合、
PMDエディターで材質を分ければ対応できます。ここでは少し趣旨から離れますので割愛します)

長くなりましたので、Fxファイルによる光加減の調製については、また次回とします。
開けば分かりますが、Fxファイルはエフェクト作者さんが
弄って良い部分と、いじると不味い部分にきちんと分けてくれています。
このブログの更新を待たずに試行錯誤してみる事をお勧めします、って、実も蓋もないですがw

2011年9月25日 追記:KIDさんがにゃっぽん外部公開日記にもっと詳しい纏めを書かれましたので、
そちらのリンクを貼っておきます。併せてご覧ください。
http://v-nyappon.net/?m=diary&a=page_detail&target_c_diary_id=994221

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