2010年も、とうとう半分終わりましたね。いよいよ7月、後半戦突入です。
そして本日7月2日は半夏生。昨年、スーパーの鮮魚売り場で『関西では半夏生には蛸を食べる習慣があります』というポップを見て初めてその習慣を知りまして、スーパーの思惑通り、そうかそうかと蛸を買いました
気になって調べてみたら、他の地域では、讃岐ではうどんを、福井県大野市では鯖を食べると書いてありました byウィキペディア。
その地域の特産物っぽいですね。関西では、‘明石の蛸’は有名ですしね。
九州では何か食べるのかしら…?
そしてそして、とうとうワールドカップ、日本の戦いも終わりましたね。6月29日のあのパラグアイ戦は手に汗握る戦いでした。
PKでああいった結果に終わったけれど、内容的には互角の勝負でしたよね
1戦目よりも2戦目、2戦目よりも3戦目、そして本選トーナメントに入り、回を重ねるごとに選手一人ひとりの技が輝き、またそれが単独でなくチーム全体で連携され、成長していく様がよく分かりました
昨日の、帰国会見も和気あいあいで、チームのまとまりを感じましたもんね。
またあのチームでのプレーを見てみたい
4年後のワールドカップ・ブラジル大会で、新しいチームの好戦を期待したいと思います。
日本チームの戦いが終わってから、なんだか‘燃え尽きた感’があって、加えて観戦での寝不足もあり、ここ数日は府抜けてぼけ~っとしてしまいました。が、また今夜からベスト8の戦いを楽しみたいと思います
日本が去ったのは寂しいけれど、これからは日本戦のようにハラハラドキドキせずに純粋に世界の技を楽しめます。さぁ、今夜はオランダVSブラジルですよ~トップレベルの戦い!どうなるんだろう!
っと、今日は、この高まる気持ちを抑えてくれるような穏やかな記事を。
ワールドカップに熱中したり、梅雨のぐずついた天気にテンションが下がったり…と、なかなか落ち着かない心なのですが…。
先日、心休まる場所へ行ってまいりましたのでその記事を…。そう、心を癒してくれるのは自然美、花。
この季節の花といえば、言わずと知れた紫陽花ですね。
ということで、筥崎宮のあじさい苑へ行って来ました。
私にとって筥崎宮は、車で前を通り過ぎることはあっても、敷地に入ったのは初めてのお宮でもあってワクワク
紫陽花は毎年どこかへ見に行きます。去年は北九州・若松の高塔山公園でした。
今回向かった筥崎宮は有料なのですね。植物園以外で有料の場所にお花を見に行ったのは初めてかも!
しかし、今回、いいものがありました。
じゃーん、入園ご招待券
実はこれ、この時に一緒にゲットしていたんです。博物館の招待券の他に、筥崎宮の招待券も○○○(お店の名前)さんの店頭に「ご自由にお持ち下さい~」って置いてあったんですね~ ほんとに太っ腹、○○○さんっ
筥崎宮の花庭園か、6月のみ開苑のあじさい苑のどちらかに入園できる招待券、これが1枚手元にあったので、入園料300円が浮きました
という下世話な気持ちも、鳥居を前にすると小さくなっていきます(笑)
ちょうど、梅雨の晴れ間に辿りつけた、初めての筥崎宮。
鳥居をくぐり、神聖な空間へ足を踏み入れると、不思議と下世話な?よこしまな?気持ちは消え失せました(笑)
神社の木々はマイナスイオンたっぷりだなぁ~。
マイナスイオンを浴びながら、まずは手水舎へ向かい手を洗って口を濯ぎ、身を清めます。この時点から気持ちがシャンッとしますね。そして楼門へ。
参拝いたします。 柏手を打つと、ますます気持ちが静まり清められる気になりますね。
参拝をした後、楼門の上に掲げられているこの扁額が気になりました。
『敵國降伏』ー。神社に‘敵’や‘降伏’という文字は不似合いのような…?と思いながら、目線を横に移すと、その意味を知ることが出来ました。
なるほど、武力でなく、徳の力で自ら降伏するよう導くと。徳の力。もっとも強い力ですね。
…となんだか、このいわれを知っただけで、少し徳が積めたような気に(笑)
ご神木『筥松』も拝みましたら…。本殿右奥にある『あじさい苑』へ。
いよいよ目的の紫陽花とご対面です
ここからはスライドショーに。あまりに綺麗で、絞り込めませんでした じゃかじゃか載せちゃいますが、どうぞお楽しみ下さい。
入口に入ってすぐに、目を奪われました
こちらのあじさい苑、さすが有料なだけあって、とても綺麗に手入れされていますし、品種も違います。植え方も見事に整備されていますね。
入口を進んでいくと、奥へ向かう小道が…。
紫陽花だけでなく、木々が沢山植わっているので、枝葉が覆い、天然のカーテンが出来て日差しを和らげてくれ、暑さを気にせずに楽しめます。
あぁ、こういう青紫の色合い、大好きでたまりません美しい~。
ひときわ目を引いたのがこちらの紫陽花。
『サマーズブルー』って言うんですって。深い紫色で随分と大人っぽく艶やかな色合い。その色に花弁の縁の白さが際立ちます。
見ていた人々もこの株の前では足を止め、「綺麗だね~、色っぽいあじさいだね」とか「妖艶だね」というような感想を口にされているのが聞こえました。同感ですっ!
皆様はどのような印象を持たれますか?
かと思うと、こんな可憐な花も。
小さな花が集まったブーケのようです。
小さな花…といえば、額あじさい。
色もさまざま。花弁も、縁がぎざぎざになったものも。
花弁が丸く見えるような模様がついたものも。
じーっと寄ってみると… とっても小さな花たちが
小さな小さなパーツがそれぞれの役割を担って一つの花を作っているんですよね。
まるで今回の岡田ジャパンみたい!
かと思うとこんなお花も。これは紫陽花ではないけれど、小さな花が集まってふんわりした花に。
こんなお花も…。
綺麗ですね~。うっとりです
あじさい苑の中には、お茶屋もあって、美しい紫陽花を見ながら、木漏れ日の下で一服~なんてこともいいですね。
心洗われたひとときでした。
そして、あじさい苑を後にして、再び楼門の前にくると…。
奥では神前式がとり行われていました。晴天に恵まれて、天もお二人を祝福しているような
ハッピーオーラをおすそ分けして頂いたような気分でした。
帰り、手水舎の辺りまで戻ってくると、隣の木の根元にこんなものを発見。
『夫婦石』。どうぞ末永くお幸せに~と、心が更に満たされたのでした。
神聖な空間に心を鎮め、花に癒され、幸せな一瞬に居合わせて貰えて、とても気持ちのよい午後となりました。