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おうちに帰ろう

趣味の記録や日々のつぶやき。
各地の美味しいもの、楽しいことの体験を記録しようと始めたブログです。

札幌で食べたラーメンあれこれ 秋編~ななし・彩未・信玄・てつや~

2011-03-01 15:59:21 | 美味しいもの・麺類

今日から3月ですね。
なんだかまだまだ寒いのだけど、3月と聞くと‘春が来た!’という気持ちが強くて、冬が遠のくような気がして寂しくも感じたり…。
そんなことを思うと、数か月前は秋だったと思い出し、これまた季節が過ぎるのは早かったなぁと。
いや、実際に札幌に来た時は秋真っ盛りというか、秋深しという時期で、その後すぐに冬がやって来たので、本当に秋を感じたのは短かったんですよね。去年の夏が長すぎたのでした…。
そんな、秋深しの札幌に来た当初、外食と言えばラーメンか回転ずしが多かった!(笑)  
お店が分からないので、ひとまず大きなハズレはないであろうが、ピンからキリまであるであろう、そしてお店も豊富にある‘2大メニュー’からスタートしたのでした。
今まで福岡では豚骨スープのラーメンにストレート麵が中心でしたが、やはりこちらは味噌、そして醤油に塩ですね。
しかも、それらは今まで食べて来たスープよりも濃い!麵はちぢれ麵!
そして、札幌に店を構えていても、北海道各地のラーメンを食べることが出来るのでそれぞれのご当地スープは各々違うし、これまた楽しくて奥が深い世界です。

とは言ってもこの当時、ブログ用にとはあまり考えてなく記念的に撮っていたので味の感想はあまり残していなく、1店ずつ記事にするには準備不足なので、ざっと~のスライドショー的に書いてみようと思います。

①まず最初に伺ったのは、西区琴似の有名店、『ななし』。
旭川ラーメンのお店です。
琴似はラーメン激戦区なんですって。
注文したのは、旭川ラーメンといったら醤油ってことで醤油ラーメン650円。
わぁ、しまった、写真がボケボケだ…

こちらチャーシュー麵じゃないんですよ!でも大きなチャーシューがどーん!
チャーシュー、とろっとして美味しかった~。
食べている途中に、ちょうど座っていたカウンターの目の前でチャーシューをカットする場面を見ることが出来たのですが、ローストビーフをカットする時に使うスライサーでシャーッとスライスしていらしたのです!
おお!この大きさ、厚さはスライサーでないと出来ない技ですよね!
     

で、チャーシューをめくってスープを見ると!
醤油なのに色が!!
私のイメージする醤油ラーメンは琥珀色の透明スープだったし、たしか前に旅行で旭川で食べた醤油ラーメンはそういうラーメンだったので、出てきてびっくり。

      

飲んでみて納得。
豚骨醤油って感じかな、醤油スープには違いなかったのでした
まろやかで濃いのだけど、なかなか止まらない蓮華ついつい口に運んじゃいます。
お店の紹介によると、『とんこつとトリガラ、野菜に秘伝のかくし味 脂っこそうだがすっきり!まろやかなコクだけしっかり残る。これぞ 本場旭川ラーメンの極意』。全くその通り
麵はやっぱりちぢれ麵!
ただ、まだこの頃はちぢれ麵を食べ慣れてなくて(笑)


②お次は、豊平区美薗の『麵屋 彩未(さいみ)』。
『すみれ』からのれん分けのお店だそうです。
人気店と聞き、行ってみますとたしかにお店のそとにもお客さんが並んでおりました。
お店の中もいっぱい。30分位待ったかな?いやもっとだったかな??
こちらは断然味噌ラーメン 700円 が人気だそうで、たしかにお客様の8~9割は味噌ラーメンを注文していらっしゃいました。
お連れ様が味噌ラーメンを頼んだのですが、待ってましたのラーメンの登場に、写真を撮るのまで待たせるのは気が引けまして写真ナシ
特徴的なのは、れんげにすりおろし生姜が載っているということ。
脂の浮いた濃いスープは一口目は濃いかと思うけれどあとから甘味がじわっと来てなんとも美味しい 
そしておろし生姜を溶くと、この生姜アクセントになって、味噌のコクをすっきりと感じさせてくれて味わいが変わり楽しめます。
私が頼んだのは醤油ラーメン、それがこちら。

こちらも濃いスープではあるんだけど、味噌ラーメンのコクにはちょっと叶わなかったかも。
もう一度味噌ラーメンを食べに行きたい!

 
③そして次に行ったのが、中央区南6条の『らーめん信玄』。
こちらは石狩市にあるラーメン屋さんだそうで、その2号店です。

面白いのはラーメンの名前で、なぜか地名になっております。
例えば 辛味噌が‘越後’、あっさり塩が‘土佐’…と言う具合。
そうそう、もらったカードがありますが、この地名がすべてラーメンの名前になっていたはず。
  
注文したのは、こってり塩の‘播磨’。おいくらだったかしら…

脂の浮いた濃い目スープではあるけれど、後引く美味しさって言うんでしょうか。しばらくスープを飲むのを止められませんでした(笑)


④終わりに、中央区南七条の『らーめんてつや 南七条本店』。

店内はカウンター7~8席位のこじんまりとしたお店でしたが、ジャズが流れていたりと小洒落ておりました。

注文したのは味噌ラーメン 780円(税別)。
脂が浮いてます~
この頃から、徐々に札幌の濃いスープに慣れてきた気がします。
というか、基本的に今までは脂が浮いたような濃いめスープはあまり好みでなく、札幌に来た当初はそこまで寒くもなかったので、このスープの濃さが単に‘濃い’としか感じられなかったのですが、寒さが増してきたこの頃には、北海道のこの寒さにはやっぱりこの濃さが体を温めるのだ!とようやく分かって来たんですね~、やっとこ

…と、少し脱線しましたが、この濃さと味噌の深みある味が札幌の冬にはぴったりだと分かって来たのもこの頃です。
『てつや』の味噌は味噌でありながらも豚骨の存在感が強かった覚えがあります。
チャーシューはちょっと固めな気がしました。というより、私の好みがトロッと柔らかめチャーシューなので、そう思ったのかな。



…と、駆け足ザクっと(え?いつもと変わりない?)紹介いたしましたが、その後少し札幌にも慣れてきて、ちょこちょこお店が分かるようになって来たので最近はあまりラーメン屋さんに行ってないのですが、思うことはやっぱり寒い時期は味噌が一番いいな~ってこと
この寒さゆえに、身体を温める為に濃く仕上げて出来上がったのが札幌の味噌ラーメンなんだ~、自然な成り行きだな~ってこと。
この秋編を経て、ようやく味噌ラーメンの味わいが分かり、寒い冬にこそ味噌ラーメン!と、満を持して冬を迎えたのでありました
冬に味わう味噌ラーメン またそのうち、‘ラーメンあれこれ冬編’をお送り出来ればと思います。


① 元祖 旭川ラーメン ななし

札幌市西区琴似一条1丁目
℡011-611-8336
11:30~24:00
水曜定休

② 麵屋 彩未

札幌市豊平区美薗十条5丁目3-3
℡011-820-6511
11:00~15:15
17:00~19:30
月曜定休 他数回

③ らーめん信玄 南6条店

札幌市中央区南6条西8丁目8-2
℡011-530-5002
11:30~3:00
無休

④ らーめんてつや 南7条本店

札幌市中央区南七条西12丁目2-19 アートMS 1F
℡011-563-0005
11:00~2:00
水曜定休


戸畑ちゃんぽんと戸畑祇園大山笠競演会

2010-08-03 16:36:04 | 美味しいもの・麺類

皆様こんにちは~  ご無沙汰しておりましたが、皆様はお変わりないでしょうか?
ぼんやり日々を過ごしているうちに8月になってしまいました…  すでに8月も3日目。またぼんやりしているとあっという間にお盆になってしまうと少し危機感が芽生え、ようやくPCの前に座ることが出来ました。またぼちぼちですが、書いていこうと思いますので、よろしくお願いします。

では、今日は先日7月末に出かけた北九州市戸畑のお話を。
その日は、戸畑祇園大山笠競演会の日でした。
福岡に引越して来た時は、山笠といえば『博多祇園山笠』しか知りませんでしたが、県内外各地で山笠はあるのですね~。
そしてそれぞれの地域で、ヤマなり山笠の内容も違っていて、益々興味深いものです。
戸畑の山笠は、昼の山笠と夜の山笠と二つの顔を持っていて、これまた独特な山笠ですね。

と、山笠のお話もしたいところですが、お祭りの前にまずは腹ごしらえ~ってことで、戸畑に行くからには『戸畑ちゃんぽん』をと、戸畑駅の北側にあるこちらのお店に行ってまいりました。
             
奥に見えるは若戸大橋、その手前にありますのが、『八福』でございます。
               
昔ながらのラーメン屋さん。
中に入ると、カウンター席が6席位と、テーブル席が2つか3つの、これまた昭和感どっぷりの内装。山笠の日だからなのか普段からそうなのか、4時半頃という中途半端な時間にも関わらずほぼ満席でした。
そんなお店を切り盛りされていたのは、ご年配の店主ご夫婦とお手伝いの娘さん?の三人。
カウンターからは調理場が丸見えなのですが、手際良く野菜をいためたり、麵を入れていく様子が眺められて楽しいです。
古く使い込まれた木製の棚に積み重ねられている丼やお皿があったり、その横にレジ代わりの手提げ金庫が置いてあって、小銭が10枚ずついくつも並べてあったりして、とっても懐かしさ漂う光景です。
そうこうしているうちに、注文したちゃんぽんが出来上がりました!お値段はなんと400円!
             
野菜多め、結構濃いめの豚骨ベースのスープでございます。
何を隠そう、初めて食す戸畑ちゃんぽん。その特徴である、蒸し麺とはどのようなものかとドキドキして麵を引き上げますと…
                    
とても茶色い麵でございました!食べて見ると、例えが適切かどうかわかりませんが、カップヌードルの麵の食感に似ている気が…。。
少し平たくなっており、やわらかめ。今まで食べたちゃんぽんの麵にはなかった食感で面白かった 
最初は「ん?」と思ったこの食感が、食べ進むうちになんだかクセになって行くようで 野菜のしゃきしゃきと意外に合ってしまうんですね。
        ボケボケですが…   
蒸し麺にも色々あるだろうし、他のお店はどんな麵のちゃんぽんなのか!?と興味をそそられる一杯でした。
私の中の『戸畑ちゃんぽん』の扉が開いた瞬間!?
            
野菜もいっぱいで、400円って…安すぎじゃないかしら。ラーメンでも350円!!
しかも、お会計は奥さんが、お客さんの食べ終えたお皿を見ながら暗算で「ちゃんぽぽん2つで800円にラーメン1つで1150円でおにぎり3つで450円だから~1600円ね!」という具合で、お客さんも一緒に計算しながら聞いているって感じで、そんなところも昭和感ありありでした


そして、お腹も膨れたところで、大山笠のメイン会場・戸畑区役所前の浅生1号公園前へ移動です。
夕方6時半からの開会を待つ各山が。昼間は、格調高い優美な‘幟大山笠’。
               
台座に紅白の幟12本を立て、前面には‘前花’(写真では向かって右側の後ろ向きに写った4つの白い花)を、後ろには‘見送り’という直径1.7mの円形の刺繍飾りをつけ、雅な姿です。
少しずつ日が傾きかけて…人も集まり…
            

            

本部前に各山の男衆が勢ぞろい。真ん中に鎮座する幟大山笠は当番山である‘天籟寺大山笠’。
そうそう、山笠は土地が違えば、山も、服装も掛け声も違いますね。
博多や飯塚の山笠は法被の色も紺や白と色々&しめこみ姿ですが、こちらは白一色&ステテコ姿。
掛け声も、‘おいさ!’に対し、こちらは‘よいとさ!’。
そんな違いを発見するのも面白いものです。
             
いよいよ開会です~。祇園ばやしの披露が終わると、山が公園の回りを時計回りに運行します。よいとさ!よいとさ!の掛け声勇ましく、白い法被がひときわ明るく見えます。
        
天籟寺・東・西・中原の4つの大山笠が運行をして昼の大山笠から夜の大山笠へ変身~。
         
幟が外され、順に前花や見送りが外されていき…
            
あっという間に幟のない、台座のみの状態に…。
そしてやぐらが運ばれて、台座の上に組みつけられます。やぐらは高さ4mですって。
               
やぐらの準備が出来ると、いよいよ提灯が登場です!
          
‘五段上げ’が始まります。‘かきこ’と呼ばれる担ぎ手が、棹で五段の提灯を一気に担ぎあげまして…
             
上部に据えつけられたら、次は6段、7段…と12段まで組み上げられていきます。
          

          
あっという間に、夜の提灯大山笠が完成しました。
               
高さは10m、提灯の数は309個、重さは2.5トンにもなるそうです。本物の火がついた提灯を一気に組み上げていく姿は勇壮たるやいなや!文字通り、光のピラミッドですね。
日も暮れ、暗くなると提灯山の灯りがますます幻想的に映ります。
             
     
            

           
まさに光の競演。昼と夜、こんなに違う顔を山笠は他にもあるのかしら。
さすがは『国の重要無形民俗文化財』に指定されている行事ですね。

祭りは進み、全山の提灯山笠が並んで運行をし終えると、‘自由競演’に入りクライマックス。
スピードアップして運行をしながら、後ろの山が前の山を抜かして運行するなど、さらに勢いを増し、観る方も手に力が入ってしまいます。
          
          
          
各山には、大山笠とは別に中学生が担ぐ小山笠もあって、全てで8基あるのだそうです。
さすがに小山笠は12段ではなく8段位だったと思いますが、中学生のうちから、この‘山笠の魂’を受け継いでいき、毎年全身全霊で山笠を覚えて行くことで、あの大山笠を担げる体と心を作っていくのでしょうね。
勇壮かつ幻想的な提灯山笠に酔いしれて、競演会は閉会。
いいものを観させてもらったな~と思いながらの帰り道、ふと歩道に目をやると…
             
おおっ!これは!
提灯大山笠に見立てたポールではないですか!ちゃんと12段ありますよ!さすが戸畑ですね!
これはこの提灯山笠を観た日でなければ気付かなかったかもしれない!
             
祭りの後…って感じで、ポールとともに男衆の背中を写してみました(笑)

「よいとさ!よいとさ!」の掛け声とともに、各地元に戻る提灯山笠。ちょうど中本町商店街に西大山笠と東大山笠が戻るところに遭遇しました。
             

             
写真見て気付かれましたか?商店街のアーケードの看板…。大山笠仕様になっているんでしょうね。大山笠が出し入れできるように、『中本町』と書かれた看板が折れています。こんな開閉ができるようになっているなんて!!さすがです!!

と、戸畑万歳な、満喫の一日でした


八福
北九州市戸畑区銀座2-1-18
℡093-871-4096
11:00~19:30
日祝定休


池流

2010-07-08 16:52:10 | 美味しいもの・麺類

こんにちは~。蒸し暑いですね~。
昨日の七夕、天の川見えるかな~と夜になって空を見上げてみたのですが、残念っ、うっすら雲が…。見えませんでした
でも、きっと雲の上では出逢えていたのでしょうね、織姫と彦星のお二人は。
来年は私もお目にかかれるといいなぁ…。

と、年に一度のお二人の出逢いのように、私には4年に一度の出会いが!
そう、今日も話ですみませんっ。
日本戦が終わってから、世界の華麗な技に魅せられてずっと見続けております。
そしてとうとう準決勝まで来てしまいましたっ!残念なことに準決勝・決勝はすべて早朝3時半キックオフで…。
ウルグアイvsオランダ戦は睡眠不足は堪えるので諦めて寝ていたのですが、朝起きてニュース見たらとっても凄い内容になっていたと知り、ドイツvsスペイン戦はリアルタイムで見ないと勿体なーいって気持ちがムクムク
で、起きちゃいました。頑張りました(笑) でも、そのおかげで今日の午前中は終わってましたけど…
どの国を応援ってこともなかったのですが、前々回のvsイングランド戦、前回のvsアルゼンチン戦から、その鋭い攻めと堅固な守備の勢いあるプレーの新生ドイツが気になって。
がしかし…。どうしたんだ、今までの勢いはどうした?ドイツ???
それまでの堅い守備と鋭い攻めはどこへ…?
今や全世界にその名が知れた、‘タコのパウル君’の大予言(?)通り、スペインの勝利となりました。いやぁ、勝っても負けても素晴らしかった。
やっぱり格が違うな~、世界の妙技
あぁ、どうしよう、決勝はオランダも気になるし~スペインもさすがだし~。まだまだ興奮は続く…。

では話を戻しまして。
‘興奮’といえば、6月は『うどん』に興奮しておりました。
気づけば、初めての『資さんうどん』に、お次は『津田屋官兵衛』にと、毎週末『うどん』を食べていました。
で、各々違う九州のうどんを2週に渡って食べたら、讃岐うどんはどんなんだったっけ?と思い、久々に『池流』へ。       
気づけば、池流でも他所のうどん屋さんでも、大概は‘ぶっかけ’か‘釜玉’(池流なら‘あつたま’)を注文することが多かったのですが、前回『資さん』と『津田屋官兵衛』でそれぞれの‘つゆ’を味わってからというもの、「今までうどんって麵の方ばっかりで、おつゆのことをあまり気にしていなかったなぁ…」と気付き、ちょっと目覚めてきたのです。
前者2つのお店は、かつおだしが効いていて、がつんっとくるな~って感じが第一印象。
そうそう、九州では、おつゆのことを‘すめ’と言うことも最近初めて知りました
なるほど、ザ・九州うどん。
…あ、話がまた逸れましたね
そんなことで、つゆが気になり『池流』で初めて頼む『かけうどん』は、どーんと『池流デラックスのかけ』 お値段うる覚え確か750円でございます。
             
ごぼう天にちく天にとり天。てんこ盛りですね。
ごぼう天も店々によって切り方も揚げ方も違って楽しいですね。
薄く切るのか厚みを残して切るのかによって歯ごたえも違うし、香りの出方も違う。
池流では短めに厚く切られたかき揚げ風に。バリバリ歯ごたえがたまりませんっ
そして、初めての‘かけ’は、かつおの風味もさることながら、昆布だしが効いてまろやかさが加わっている気がします。いりことかも使っているのかな。
そして天ぷらの中では、とり天がまた美味しい黒胡椒が効いてジューシー
胸肉?ささみ?なのにジューシーなのって、いいですよね~  胸肉の唐揚げや天ぷらで、パサっとしているものもありますもんね そんな時は…噛んだ瞬間、、飲み込む時は…心で泣いていますが、池流のとり天を食べた時はいつも心は晴れ晴れです(笑)
で、讃岐うどんの麵は…。
           
そうそうこの太さ、そうこの角があるのがイイ!もっちり噛みごたえがある~ 
つるっとした喉ごしのよいうどんもあれば、こういった噛むごとに味わいが出るうどんもあって、うどんって奥深いですよね~。だからまたあちこち食べたくなっちゃう。
で、お連れ様は…。
        
数量限定の『唐揚げ定食』…こちらも記憶が…確か750円。(2人で1500円払った覚えが…)
こちらも胸肉?なのにジューシー~  この唐揚げに、具なしの‘かけうどん’に白ご飯がついて、それはそれはボリューミー。炭水化物祭りなお昼ご飯です
今度はまた、‘あつたま’も食べちゃおうかな。

池流うどん
飯塚市横田66-5
℡090-9405-3636
11:00~14:00頃
18:00~21:00頃
不定休

  
         


津田屋官兵衛

2010-06-24 17:58:39 | 美味しいもの・麺類

こんばんは~。いよいよ、今夜というか明日早朝ですね、デンマーク戦
迷ってます、起きようか起きぬべきか…
連日のサッカー観戦で寝不足の日々、昨日もスロベニアvsイングランド戦を見て、今日は午前中でたまりませんでした
体が持つかしらん…。見て寝不足になることはいいが、その後の体調復帰までに時間を要するお年頃。一日寝た位では治りませんからね
なんてことを言ってる間に、ちゃっちゃと書きますね。

今日はですね、またも舞台は北九州。
先日の‘菖蒲~Rcafe~資さんうどん’の満足な一日を過ごした翌週、またも用事があって北九州市は小倉南区へ~。
この日は行動が遅く、夕方からお出かけでした。
微妙にお腹も空きつつ、でも夜ご飯を食べるほどにはまだ減ってなく~な状態で進んでいたのですが、小倉南区に入り、暫く進んでると…。
信号交差点の上にある交差点名の看板につく『津田』という言葉を見ながら、「津田…津田… どっかで聞いたなぁ…」と頭にぼんやりと何かが浮かびます。
そんなことを思いながら更に車を走らせていると、『津田新町』という交差点名が出てきて、「あぁ、津田ってここら辺の地名なんだ~、でも津田ってなんだっけ?」と思い、何気に道路わきを見た瞬間、頭のもやもやが消えました
道路沿いすぐ横にあるのではなく、道路の少し奥にあるのですが、ちらりと見えましたんです~、この看板が!
           
そうそう、前々から北九州で美味しいうどん屋さんがあるとチェックしていた『津田屋官兵衛』でした
だけれどもいつもの調子でしっかり場所は調べておらず、おまけにチェックしてから1年近くたっていたので記憶が薄れており、頭には『豊前裏打会』と『津田屋官兵衛』しか残ってなくてそれが交差点名がきっかけで思いだすとは!
アレ?と思わなかったらそのまま気付かず素通りしていたはずですからね~ 我ながら「やったー」という感じでした。
となると、さっきまではまだご飯は…っていうお腹だったのに、急にお腹が本格モードに変身っ
目的の用事の場所へ行く前に、急遽夜ご飯タイムとなりました
お店は、通りからちょっと奥まった駐車場の一角にあります。他の賃貸駐車場とも同じ敷地にあるので、お店の駐車場は黄色い線で区分けがされて一目で分かるようになっています。着いた時にはお店の駐車場の空きはほとんどなく、かろうじて停めれてよかった~と思ったのですが…。
            
実は、この写真は営業終了後の写真。営業中は黄色いのれんがかかっていますし、ライトも点いてます。
入店前に撮ろうと思ったのですが、お客様の出入りがあったので、その時は撮影せず、「帰る時に撮ろう」なんて思っていたら、店内に入ると順番待ちのお客様結局、食べ終わった時は閉店時刻となっていたのでした。
20時閉店で、19時過ぎには入店したのですけれどね。でもでも、この写真を撮った時にもまだ店内で待ってるんですよ~、お客様。
というのも、私がお店に入った時は、順番待ちは店内だけの5組位だったのですが、待っているうちにちらりと窓から外を見ると、お店の外にも待ちの行列が出来ていて!
どうやら、閉店時間の時までに待っていたお客様までを入れた後、のれんをしまわれたようで、閉店時間を過ぎても店内には待ち客がいらしたのでした~きっとオーダーストップの時間は決まっているのでしょうが、閉店時間ぎりぎりまでお客様を入れて下さるなんて、その心意気嬉しいですね。
前置きが長くなりましたが、それほどに人気のおうどんとはいかに!!
         
写真が見にくいけど、あったか麵に、鍋仕込、つけ麺、ぶっかけ(温・冷)。うどんと丼のセットもあります。
私は、ごぼう天が食べたかったのですが、ごぼうの他に野菜も食べたく、ごぼうおろしぶかけと野菜天ぶっかけと迷い、店員さんに聞いたら野菜天ぶっかけにもごぼう天は入っているとのことでしたので、野菜天ぶっかけ(冷) 600円に。
ちなみに、注文は、席待ちをしている間に店員さんが聞きに来てくれて、席に案内されると同時にその注文が厨房に通るという手際のよさ。
席も厨房を囲むカウンター席が中心で、テーブル席が2つ位あったかな。
待っている間も厨房の中が見えるのですが、大将はうどんを茹でることに専念され、他はみな女性従業員さんで4~5人いらいて、揚げる方、器やだしを用意する方、おにぎりや丼にご飯を盛る方、とそれぞれに持ち場を守り、注文が読み上げられるたびにきびきびとこなされている姿は潔くて、連携が取れていて、見ていてもとても気持ちがよいものでした。もちろん天ぷらも注文が入ってからその都度揚げて。
特に揚げ物担当の方が、鉢巻きをしてキリッとした女性で、カッコよかったです
席が空いてからもカウンター席に通されたので、品物が出てくるまでこの‘厨房劇場’を見て楽しませていただけました。
そして、出て参りました、野菜天ぶっかけ(冷)。
         
天ぷら、いっぱいです。ナスに、しめじに、いんげん、かぼちゃに人参にごぼう、沢山入ってる~。
おろし大根にねぎ、たっぷりのおろし生姜を混ぜて頂きます。
            
天ぷら、衣はサクッサクの薄づき、カラッと揚がっていて、しめじなんてシャキシャキ食感ばっちり~!油っぽさを感じさせず、生姜が利いていてとても涼しげな味わいです。ごぼう天のごぼうは薄めに切られていました。お店によってもごぼうの切り方って違いますもんね。
          
そしてなんといってもこの麵!光ってます、艶ありです。
こしがあって、つるつる、しこしこなんですよ~噛み応え十分。細めんで喉ごしがいいったらありませんっ
「そうか~、これが豊前裏打会の麵なのかー」と、なんだか嬉しくなっちゃいました。
麵の量も結構あって、これで600円はお得なのでは??
そしてお連れ様は…。
あったか麵の具だくさん500円とミニかつ丼300円。
           
具だくさんの具は、揚げに、卵焼き、わかめにごぼ天、えび天、かまぼこでした。
おつゆは、やはりおだしの利いたガツンと来る塩気のある味わい。
温かいおつゆに入ったうどんは、ぶっかけで食べる程にはつるっと感はなかったけれど、こしの強さはそれでも健在。
個人的にはぶっかけの方が麵そのものの味合いを楽しめる気がしました。
待ってでも食べたいって言うのが分かる、納得の味でしたよ うんうん(笑)
あと、お店オリジナルの唐辛子が置いてありました。色合いが赤と黄色ともう1つあったかな、味が違うそうです。試しに黄色っぽいのをかけたお連れ様の話によると、結構辛かったとのこと。他の唐辛子はどんな??

今まで、どちらかというとうどんよりそば派だったけど、福岡に来て、確実にうどんを食べる機会が増えました。うどん店多いですもんね。
柔らかい福岡うどん(っていうの?)も好きですが、こういうこしのある麵も好きだな~。讃岐うどんともまた違う味わい。うーん、うどんの世界も広しっ!
図らずも2週にわたり北九州市でうどんディナーとなり、北九州グルメにも進出したくなってきたところです

津田屋官兵衛
北九州市小倉南区津田新町3-3-20
℡093-475-7543
月~水 11:00~16:00 
木~土 11:00~16:00  17:00~20:00(麵がなくなり次第終了)
日曜・第一月曜定休
http://www.tsudaya.com/


日田を満喫する休日 パート1・隈町エリアで‘日田やきそば’編

2010-05-21 17:14:04 | 美味しいもの・麺類

5月も下旬になりましたねついこの前ゴールデンウィークだったのになぁ。
溜まっている記事ですが、やっと5月の話を書けると思っていたのにもう6月間近、まずい…
早く書きたい記事が沢山あるのでちゃっちゃか頑張ります

今年のゴールデンウィーク。どこか泊まりでも~と思っていたのに計画を立てるのが遅く、調べてみればどこも満室!
となれば…。‘安近短’しかありませんが、連休直前までノープランのまま…。
連休前日になって、前々から叶えたかったある計画を実行することに決めました!
それが連休中唯一の遠出、日田行きです。
過去にドライブ中、何度となく日田を通っているんだけど、実際に日田に降り立ったのはドライブ途中にちょっと寄った1度だけで、日田を目的に出かけたことがなかったんです。
そして、通るたびに見える『あの建物』に心惹かれておりました。
『あの建物』…。
皆様も日田に行かれたら必ずや目にしているであろう『あの』…。
そう、サッポロビール日田工場です
以前、ドライブ帰りに寄ったことはあるのですが、夕方だった為に工場の見学時間はすでに終了、工場外にある物産館は閉店時刻間際だったのでちらりと見ただけで…
でも、大好きなエビスビールを製造している工場の外観を見れただけでも嬉しくて「必ずや次回は工場見学をして、見学者だけに与えられる特権『試飲』をするのだ」と心に決めてその場を去ったのでした。
そしてあれから一年。
ゴールデンウィーク中なので、工場見学もきっと混んでるのでは、とダメもとでかけてみた予約電話。これが意外にあっさり取れちゃいまして、日田探訪が実現することになりました。
ビール飲むんだからと、今回は電車で行く日帰り旅です!
となると、帰りの電車の時刻もあるし、効率よく動かねばということで今回のルートを決定。
すぐにでも飲みたいビールですが、何かお腹に入れておかないと酔っ払って後の散策ができなくなりそうなので
①まず腹ごしらえに『日田やきそば』を食す
②それからサッポロビールへ
③その後豆田町散策することに。
そこで役立つのが『日田町歩きマップ』!
         
日田の各エリアの観光情報がとても細かく載っていて、おまけにクーポンまでついています
去年、サッポロビール工場を拝んだ後に『日田天領水の里 元氣の駅』に立ち寄ったのですが、そこで置いてあった『日田町歩きマップ』を、「次回日田に来た時に役立つかな」と貰って来ていたのです。
その時は、「ついでに~」位の気持ちで手に取ったのですが、帰り道よくよく見てみると、とても詳しく紹介してある冊子で、日田の名所やお店に地図、グルメ情報が網羅されていてびっくり
試飲をするからには車で行く訳にはいかないし、電車で行くとすると日田駅からサッポロビール工場までは距離があるので困るなぁと思っていたら、マップにいい情報!
         
日田駅近くの『日田バスセンター』からサッポロビール工場まで『コミュニティバス ひためぐり号』があると言うではありませんか
確かにサッポロビール工場に寄った時にも、バス停とこのバスに乗り込む方々を見たので、「これに乗れば電車で行っても楽ち~ん」と思っていたんです。
ところが、工場見学の予約電話を入れた際、工場の方に来場手段を聞かれ、「電車とバスで」と答えたら、な、なんと…、この『ひためぐり号』は今年3月いっぱいで廃止になってしまったそうで、 「バスはないので歩きかタクシーでいらして下さい」とのこと…
地図を見るとそんなに遠い距離でもなさそう
だったら…ものは考え様「お昼ご飯の後に運動がてら歩いて行けば程良く汗をかいて美味しいビールが飲めるじゃない」ってね。
ということで、駅からサッポロビール工場へロスなく移動する為に、駅から工場へ向かう途中にある『隈町エリア』で日田やきそばを食べることにしました。

と、前置きが長くなりましたが、ようやくここから日田巡りスタートです
定刻通り日田駅に到着。まず駅で探したのがコレ!
去年貰った『日田町歩きマップ』のクーポンの有効期限が今年4月末までだったので、新しいクーポンが出ていないかなと駅を見渡すと、ありました~新しいマップ。
          
お、色んなキャラクターが表紙に登場です。ちなみに大きな緑色のキャラは、日田が盆地である『盆地キャラの‘ボンタン’』ですって
去年のマップと比べると、今年版は『日田やきそば』の特集ページが出来ていて、ご当地グルメに力が入ってるのが分かります。
去年は各エリアごとの店紹介のページの中にあったやきそばのお店を、今年は全エリアの日田やきそばのお店をまとめて一挙掲載。おまけに今年は店主の顔写真入りと来て、気合いが伺える~
では大事なマップを手に歩き出します。
日田駅南側に位置する『隈町エリア』。駅前の通りを南へてくてく行くと…、見えて来ました!
『原次郎左衛門味噌醤油蔵』です。
       
マップによると、入場・蔵元見学無料ですって!ということで早速立ち寄り。
お店に入ると蔵で製造された種類豊富な味噌・醤油やラムネがずらり、試食して自分好みの味を見つけることが出来るようです。
蔵元見学はこちらで受付をして見させて頂けるようですが、今回は時間の関係上パスし、母屋が『九州郷土玩具館』になっているということで、こちらを見学させてもらいました。
1階の広間には、端午の節句にちなんだ人形が沢山
   
                
2階には、大分の伝統民芸品といえば姫だるま!や色んな郷土玩具が所狭しと並んでおりました。
        
見学を終えると早くものどが渇いたような…。こちらで製造販売されていた瓶詰めのラムネが気になりましたが、ビールが待っていると思い直し、店内に飾られていた綺麗なお花に心潤し、後にしました。
            
石鉢に張った水に浮かべられていたのですが、 涼やかでした
さて、また道をてくてく進み、左へ曲がっててくてく行くと~、目的のお店が見えて来ました~。『三隈飯店』でございます。
開店20分後位に着いたのですが、すでに何組か先客がおられました。
            
       
             
ここでもマップのクーポン特典アリ
クーポン提示すると、焼きそば注文の方にラーメンスープをサービスとあります。
もちろん注文するのは『やきそば 650円』。
クーポン提示しましたが、どうやらランチ時にはラーメンスープがついてくるみたい
で、こちらがラーメンスープ。塩気のきいた豚骨スープにきくらげが入っていました。
        
スープの後にやきそば登場ですっ
                    
               
写真では分かりにくいですが、意外に量があります!
           
シャキシャキもやしと、パリッとした麵。これぞ『日田やきそば』なんだろうな。
ソースはやや甘めかな。つやがあります~。
麵は、もやしと同じくらいの太さ長さで食べやすいですね。
スープも飲んだし、ボリューミーな一皿を食べて、お腹一杯になりました~
食べている途中にも次々とお客さんがいらして…。皆様ほとんどが、やきそばを注文されてました。やっぱり食べたいですよね。
さぁて、満腹になったはいいがビール入るかしら…
次はいよいよサッポロビールです~。では次の記事でお会いしましょう~

三隈飯店
大分県日田市隈1-5-21
℡0973-22-7261
11:00~22:00
不定休
http://www.b-net.kcv.jp/~y-mizue/