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アメリカ/ 魅了された編み物生活

私の職場、その1・

2006-06-01 10:04:56 | Weblog
 

写真はサンフランシスコの歴史的建造物を当社が25年前に買い取って開店した。ドームの天井にはすばらしいステンドグラスがはめ込んである。


私の職場はサンフランシスコにある、アメリカでも創業100年になる老舗の某、超高級ストアである。かの有名なモナコ王妃のグレースケリー&レニエ大公の結婚式のドレスから出席者のためのドレスもご用達したストアで、アメリカの2%の高額所得者を顧客の対象としたコンセプトの商品つくりをしている。平たく言えば、セレブリティ<有名人>や世界の富豪を対象として成長したストアである。サンフランシスコストアは旅行者やアジア人も多いこともあって、そんなにお高い店には見えないがデンバーやダラスなんぞではさすが地元の石油富豪や政治家の家族が徘徊する店である。

先日、日本に帰国した際、親戚と会う機会があり、うちのストアのことを紹介していたが、あまり日本では知名度がないせいか<まあ、アメリカのスーパーの売り子さんするのも大変ねえ~~??>なんていわれて一瞬当惑してしまったものだったが、後、母から電話で<まりこさんからこの前、興奮した電話をもらったのよ。何でもご主人が日経新聞かなんかで森ハナエさんが、大昔、あんたのストアを訪問してそれがきっかけで世界のプレタポルテのデザイナーを目指したと言う記事を読んだそうで、そのストアに勤務ということでびっくりしたそうよ。><まあ、そんなにたいそうに考えてもらわなくってもいいんだけど、まあ世界のファッションのリーディングストアってくらいに理解してもらえればありがたいねえ、、、。>とだけ言いました。

有名なヴォーグ誌もWWDも当社が所有しているので、いかに宣伝力もあるか検討つくと思います。ストアでは早朝に勉強会もあり、最新のパリコレのファッションが紹介され、当社専用のスタイルがシャネルから発注されているとか、ヴァレンティノ、ディオールのイブニングガウンなど何百万円もするドレスや上下で100万くらいのスーツなぞ、ため息のでるようなドレスをモデルさんが着て紹介されるのも当社、独特の光景です。

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