アメリカ!編みんぐ_AMING

アメリカ/ 魅了された編み物生活

ジグザグ編みのスカーフ

2006-04-26 13:55:31 | Weblog
                                      
                                                                             


ジグザグ編みのスカーフができた。ガーター編みで15目15段が一こまで8目ずつ左にずらしていく。どんどこどんどこと編んでスカーフの出来上がり。若いひとならジーンズの上にサッシュとして結んでもおしゃれだ。これを生地にしてポシェットをつくってもいいかな~~っ。ポシェットを考えていたら裏生地が欲しくなってサンフランシスコの洋装材料屋さんに行ってみた。ニットは伸縮するので芯地で落ち着かせる。ニットの風合いを殺さない薄手で柔らかい芯地と裏生地を買った。そしたらとっても素敵なジッパーを見つけもう大満足。

2006年はモーツアルト生誕250年記念の年

2006-04-25 14:52:30 | Weblog
2006年はモーツアルト生誕250周年の年である。サンフランシスコのクラシカルミュージックのFM放送では毎日、忙しくモーツアルトの番組が紹介されている。下記のウエッブサイトに行ってパソコンにスピーカーをつないで聞くととっても素敵なクラシック音楽が聴ける。なんという時代の到来でしょう!!ラジオがなくても海外のFM放送が聴けるんですから!もう、いまやパソコンひとつで何でも楽しめる時代になりました。私も編み物をしながらブログを書いたり、KDFのクラシックを聞いたりとながら族を極めた生活をしているわけです。ここサンフランシスコにはかつて小沢征爾がアメリカの皮切りをしたサンフランシスコフイルハーモニーがある。現在ではウイーンフィルハーモニーで活躍しているわけだけど、なぜかモーツアルトが苦手なのでちまたではモーツアルトから逃避するため日本に帰国中だといううわさも盛んである。http://www.kdfc.com/2006/

重ねて、本年は1906年のサンフランシスコ大地震の100周年記念の年でもあり書籍店では珍しい写真集などがたくさん飾られている。記念のやたら多い年だが、もうひとつ、1996年の神戸大震災から10年たち、これも10周年記念。だからかしらん、何だか、世界的に気候も変調、ほとんどト短調、、、??
変なしゃれやジョークが脳裏をめぐるのも編み物をしているときである。毎日の通勤では、単純スカーフがプロジェクトで、家に帰って大作の編み物に少しずつ挑戦。なんて言っているが、部屋中、中途半端なプロジェクトが散乱していて、息子に怒られることもしばしば。部屋は毛糸だまどころか、編んではほどき、また編んではほどきした毛糸や針が床に広がっている。色、風合い、編地のさわりとシルエットが調和した作品ができるのにはいまだ、30年経験していてもなかなかなのだ。最近やっとわかってきたことは、毛糸に飛びつかない!まず、小さな編地をつくってイメージを抱くことがとっても大切だと思い始めた。
下の写真はあまり毛糸で編んだスカーフ。普通はたてに編み上げていくんだけどこれは横にガーターと表編みでストライプに編んでみた。端はパイナップル編みでトリミング。







Ludwig van Beethoven

3匹の目無し魚

2006-04-17 06:59:41 | Weblog
明日はイースター<つまりキリスト教で復活祭のことでキリストの復活を記念して3月21日以降の満月直後の日曜日に行われアメリカでは2月のセントパトリックデイに続いての春の祝日である。>うちの職場<有名な某超高級ストア>でも卵のチョコやお菓子が並べられ、駆け込み客が慌ててプレゼントを買いにやってくる。
その朝、マネージャーのシェリーはチョコをつめたプラスティックの色とりどりな卵を大きなバスケットに入れて、忙しげにひとつずつ総勢30人の同僚に配って回っていた。<ハッピーイースター!!Happy Easter!!>日頃から異常にPolitically Correct にうるさい会社で<男だから、女だから、年上だから、若いから、キリスト教だの仏教だのマホメッド教だのいっさい職場で言ってはならない。それ以外にももう山盛りの制約があるのだ。まるで3monkeiesを強いられて言論の自由なんてあったものではない。アメリカと日本はそういう点ではもう左右両極端だと思うときがある。なんで中庸さがないのかしらん。まあ、そんなこと言ってても所詮、アメリカはキリスト教国家で、政治家にしたって教会関係のサポートがなけりゃあやっていけない現実なのになぜか新しい<Politically Correct>というコンセンサスが台頭してきて矛盾だらけなのだ。ぶつぶつ文句言わずとりあえず、マネージャーのお心配りに感謝してお返しにジョークを彼女にプレゼントした。

# シェリー、イースターの卵ありがとう!お返しにジョークをひとつ。
@ ハーイ、ななこ、一体どんなジョーク??
# 目のない魚のことをなんていいますか?
  What do you call a fish with no eye ??
@ う~~~~~ん??わからへん?!!一体なんなの?
# じゃあ、紙に書いて考えてごらん、
  <eye = i>をとるとほら、fish>>>fsh ね?
  なんともだじゃれなフシュフシュとなるので~~~~す。
@ Oh my God !!!! You are so bad and silly joke !!

しばらくの間、彼女は日本人の変なだじゃれにあきれ果てて笑いこけていました。
おっと、日本人だという表現も実はポリティカリーコレクトに反するのですぞ、アメリカでは。
そんなわけで、今日のイースターのブログ用に目無しの魚のお絵かきをしてみました。ホントニ懲りない症候群ですねえ?とどっかから同級生の声が聞こえてくるようです。とりあえず、イースターは日本の春分の日みたいなものと考えていただき、春一番の笑いをお贈りしますね。
  



mohairscarf モヘアスカーフでファッションショー

2006-04-12 07:36:57 | Weblog
昨年の秋、サンフランシスコの芸術短期大学にいる友人から
私の作った手編みのスカーフを出品してっと頼まれて参加したときの写真である。
大学のスタッフ、ジェニファーもターラもすっかり気に入ってくれて
買ってくれ、さっそく着てモデル気取り。
なかなか美人にとれているじゃあない?
左のスカーフはフリルにした<mohairscarf>モヘアスカーフで、右は最近、
アメリカのファッションで大流行のケープレットをアルパカで編んだ。
ケープレットは職場でもちょっと小寒いときなどとっても重宝。
おまけにオールシーズン手軽に着られ、キーボードを打つのにも
邪魔にならず、とっても便利なのだ。
                                                                                                                

                                                                      

リノ、レイクタホへドライブ、その1.

2006-04-09 14:08:33 | Weblog

      
    息子の運転で初めて助手席から撮った写真。
    追い越し車線から長距離トラックを追い越すところ
                                                                                                              

                  
2005年6月、初めてもらった有給休暇を利用して息子とネバダ州のリノ、レイクタホへドライブに出かけた。長距離のドライブを久々にする気になったわけには、
実は息子の車の運転を練習させる目的もあったからである。
17歳になった息子は3月に運転の筆記テストをパスしたわけだけど、アメリカでは実技試験を受けるには1、親か兄弟の同乗のもとで6ヶ月運転経験を積むかあるいは2、自動車教習所で路上訓練を受けたのちに実技試験を受けてやっと運転免許が入手できるというようになっている。
アメリカ生活を始めた私には簡単に、人を信用したり教えてもらった情報を鵜呑みにできないということが痛いほどわかっているので、高い月謝を払って教習所に行かせるより、失敗も成功も含めて並み以上に経験豊富な母親が教えたほうが良いと思って毎日毎晩、息子に同乗して車の運転をさせていた。
そろそろ、運転の緊張感もなくなり、近距離の運転に慣れてきたところなので長距離で高速を慣らしてみるには手ごろな距離である。
私達の住んでいるイーストベイから、リノまでおよそ214マイル<342キロ>早くて約4時間ほどだからちょうど京都から岡山くらいだろうか。
万が一事故にあって自家用車を失っては大変だと、新車のレンタカーを借りた。
日頃、うちのマイカーはオンボロ車だと文句ばっかりいっていた息子は新車のレンタカーにもう意気揚々である。朝はサクラメント方面への北行きフリーウエイIー80はとっても渋滞しているので、リノに夕方6時くらいに到着できるように逆算して、午後2時すぎに出発。
そんな時間帯でもIー80は混雑していて、4~8車線と著しく変わる車線を変更したりと息子はかなり、緊張した運転を余儀なくさせられていたが、サクラメントを過ぎ、やっとドナー峠を越えて、リラックスしたドライブができるようになってきた。左右の景色は、すっかりシェラネバダ山脈の大自然に囲まれ、初夏にもかかわらず残雪がいたるところに見かけられる。





わが息子に運転してもらい、助手席からカメラで写真を撮ることができたのは最高にうれしい。両手にカメラを持って写真が取れることのあり難さ!!自由に左右の景色をキョロキョロと珍しそうに見回してまるで、初めて車に乗せてもらったような気分だ。長らく誰にも乗せていただくということができない生活だったので何よりの不満は、自分で運転しながらハンドルにデジカメを固定してしか写真を撮ることができなかったことである。たまには危うい目にも会った。そのたびに、何度となく、めがねみたいな形で、瞬くたびにそのモーションセンサーで自動撮りできるデジカメはできないものか?と真剣に思ったものだ。
それほどいつ、どこへ行くのにもカメラは私にとって最高のコンパニオンなのである。
そんなことを考えていると、知ってか知らずかわが息子いわく、
<お母さん、僕が運転してるから自由に写真取れてうれしいやろう?僕が運転できるようになったことに感謝せんとあかんで~~っ!>母親いわく <へ~~っ??誰のおかげで一人前に運転できるようになったのよ?>