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「野のなななのか」製作委員会日誌

北海道芦別(あしべつ)市を舞台に製作された,映画『野のなななのか』(大林宣彦監督)。市民による製作委員会のブログです。

カナディアンワールド公園で撮影

2013-06-12 20:00:00 | ロケーション
 今日も梅雨のない北海道ならではの晴天で、まさにロケ日和。最高気温は26・2℃ながら,強い初夏の陽射しの下でロケが行われました。大林組スタッフの皆さんも,製作委員会の地元スタッフも,すっかり日に焼けた顔に汗をかきながら,撮影に当たりました。



 今日のロケ地は赤毛のアンの世界と19世紀のカナダの街並みを再現した「カナディアンワールド公園」。1990年にテーマパークとして開業し,現在は夏季限定で,市民公園として一般開放されています。一歩足を踏み入れると大自然が広がり,「赤毛のアン」の物語を思い出させる街並みや風景。実はこの公園,石炭露天掘りの跡地に作られたもの。1994年に開かれた「第2回星の降る里芦別映画学校」の会場にも使われ,ビデオ講座とともに行われた「スターウォッチング」では,参加者のみなさんが満天の星空を楽しんだ場所です。

芦別市ホームページ観光情報の「カナディアンワールド公園」はこちら

6月なのに除雪!?

2013-06-09 17:23:59 | ロケーション
 北海道・芦別は今日も晴天!
 最高気温も29.5℃を記録しました。

 そんな芦別で、何故か除雪をするタイヤショベル…。



 実は、「野のなななのか」の撮影だったのです。



 当製作委員会の宗方委員長が自らタイヤショベルのハンドルを握り、除雪の場面を熱演しました。3月の場面を撮影するために、厚着をして運転台に乗り込んだ宗方委員長。タイヤショベルには暖房しか付いていないため、終了時には汗だくでした。
 使用した雪は、となり町の赤平(あかびら)市から運び込んだもの。ここ数日間は北海道も暑い日が続いたので「とけてしまうのでは…」と心配していましたが、無事撮影が終了し、みんなホッと胸をなでおろしていました。

(事務局・S)

無事、クランク・イン!

2013-06-04 23:00:00 | ロケーション
 今日は芦別にとって、特別な一日となりました。『野のなななのか』がついに、クランク・インしたのです。


 
 この一日は、市内にある霊園でのお墓参りから始まりました。今回の映画製作のきっかけとなった「星の降る里芦別映画学校」の提唱者・鈴木評詞さん(故人)が眠るお墓は、市内が一望できる小高い丘にあります。大林宣彦監督をはじめ、スタッフ・キャストが鈴木さんの墓前でクランク・インを報告しました。これに引き続き、永昌寺で「芦別映画『野のなななのか』撮影祈願祭」を挙行。当委員会の副委員長でもある梅田正孝・同寺住職の読経が流れる中、関係者が神妙な面持ちで焼香し、撮影期間中の安全などを祈願しました。

 そしていよいよ、クランク・イン。市内に設けられたロケセットには緊張感が漂い、「ヨーイ、スタート!!」の掛け声が響き渡りました。ロケは日没後も行われて午後9時近くまで続き、キャストや主要スタッフは夕飯も後回しにする"メシオシ"で、『野のなななのか』ロケーション初日が過ぎていきました。ロケーションは7月10日頃まで行われる予定です。



※鈴木評詞さんと「星の降る里芦別映画学校」のエピソードについては、「星の降る里芦別映画学校」公式ホームページ「野のなななのか」製作委員会公式ホームページをご覧下さい。

(事務局・S)

間もなく芦別ロケが始まります!

2013-06-02 17:41:24 | ロケーション
 「野のなななのか」芦別ロケが間もなく始まります。



 今日は朝から大林監督が、大林組スタッフが準備したロケセットや市内の撮影予定箇所をまわり、念入りに準備状況の確認などをしました。夕方には、映画に出演する芦別市のみなさんの衣装合わせも行われるなど、撮影に向けた準備もいよいよ大詰めとなっています。

(事務局・S)

ロケセットの製作も順調に進んでいます!

2013-05-26 21:00:00 | ロケーション
 来月上旬のロケーション開始まで、残すところあとわずかとなりました。
 芦別市内では、急ピッチで準備が進められています。

 物語が撮影されるセットの製作も順調に進んでいます。芦別入りした大林組(ゼネコンのことではありません、念のため)美術部スタッフに加えて、私たち製作委員会のメンバーも参加。市内のある建物を改装し、さまざまな家具や小道具などを搬入、飾り付けをして、物語の舞台に相応しいセットにしていきます。週末は特に多くの製作委員会メンバーが集まり、にぎやかな現場となりました。



 写真は作業が進むセットの外観。今回の作品の中心的な舞台となる建物です。この中で、どのような物語が繰り広げられるのでしょう・・・。今からとても楽しみです!

(事務局・S)