「野のなななのか」製作委員会日誌

北海道芦別(あしべつ)市を舞台に製作された,映画『野のなななのか』(大林宣彦監督)。市民による製作委員会のブログです。

市長ブログなどで「全国古里映画サミット」の様子を紹介!

2015-02-27 12:30:00 | 日記
 2月13~15日に大分県臼杵市で開催され、「野のなななのか」も上映された「臼杵古里映画学校」(校長:後藤國利・前臼杵市長)。「全国古里映画サミット」に出席した各都市の公式ウェブサイトや市長さんの個人ブログ等でも、当日の様子が紹介されています。一部をご紹介します。

●新潟県長岡市・森民夫市長のブログ 「森民夫のほっと一息」
臼杵古里映画学校で大林監督、常盤貴子さん、伊勢正三さんと再会

●長野県上田市公式ウェブサイト 「カンガルー・ニュース(市長活動記録)」
臼杵古里映画学校 全国「古里映画」サミット(大分県臼杵市)

●大分県臼杵市広報誌 広報うすき3月号
8ページ「うすきトピックス」 町残しから町いかしへ 臼杵古里映画学校が開催されました

●芦別市広報誌 広報あしべつ3月号 <'15.3.6追記>
2ページ「まちの話題」 大分県臼杵市で「映画学校」開催。本市からも参加し、古里交流


(各ページとも、リンク切れの可能性があります)

(事務局・S)

臼杵古里映画学校最終日、「野のなななのか」上映や映画サミットを開催!

2015-02-16 08:15:00 | 日記
 大分県臼杵市の臼杵市民会館などを会場に開催されている「臼杵古里映画学校」(校長:後藤國利・前臼杵市長)は2月15日、最終日を迎え、映画「野のなななのか」・「この空の花 ―長岡花火物語」の上映や「全国古里映画サミット」が行われました。
 この映画学校は「野のなななのか」の大林宣彦監督を名誉教授に迎え、映画鑑賞やトーク、映画作りを通じて日本の古里を見直す催しで、今回が初めての開催です。

 「全国古里映画サミット」には地元臼杵市(「なごり雪」、「22才の別れ Lycoris 葉見ず花見ず物語」)をはじめ、大林監督の作品の舞台となった広島県尾道市(「転校生」、「ふたり」など多数)・長野県上田市(「告別」、「理由」など)・新潟県長岡市(「この空の花 ―長岡花火物語」)・北海道芦別市(「野のなななのか」)と、朝の連続テレビ小説「花子とアン」をはじめ数多くの映画・ドラマのロケーションが行われている茨城県常陸太田市の各市長らが出席。「野のなななのか」出演の常盤貴子さん、細山田隆人さんと映画「100年ごはん」監督の大林千茱萸さんも参加し、古里映画と「町活かし」などについて考えました。



 冒頭、後藤校長が「この映画学校の目的は、ふるさとをつなごうということ。ふるさと思いの皆さんを横につなぎたいということを、改めて感じています」とあいさつ。前日のワークショップがこの日未明まで続いたことから、大林監督は「昨日の朝から不眠不休。おまけに『不食』です。今日は皆さんのお話をいっぽい味わわせていただきましょう」と話しました。



 「特命教授」として参加した美術評論家で多摩美術大学教授の椹木野衣さんは、「文化・芸術は、まちの記憶を伝える重要な役割を果たす。特に地域が抱える『負の遺産』に分け入り、意味を変えて再生し、記憶として伝えるカがある」と話し、大林監督が提唱する「古里映画」に似た事例として近年盛んになった「地域アート」の動きを紹介。「美術も映画も、ふるさとについてポジティヴなことだけではなく、これまで直視しなかったようなことも共有し、糧にする方法でしょう」と述べました。



 森民夫・長岡市長は「この空の花 ー長岡花火物語」撮影の経験から、「長岡は空襲や戦災があったけれど、平和を祈る花火を上げ続け、月日が経ってようやく『プラス』に転化できるようになったときに、大林さんの映画があって『化学反応』を起こした。芸術のパワーはすごいと、改めて感じました」と語りました。

 引き続き行われた「野のなななのか」の上映前には大林監督と常盤さん、細山田さん、内田周作さんに加えて当委員会の宗方裕之委員長が登壇。さらに後藤校長や長岡・尾道・芦別の「古里映画」製作に関わった市民スタッフも舞台上に呼び出され、映画製作時のエピソードなどを紹介しました。
 また、昨日開催されたワーク・ショップで制作され、撮影が15日午前4時近くに及んだ短編映画「べえが戦争に行った日」も徹夜の編集作業などを経た「あらつなぎ」の状態で会場で上映。市民のみなさんに披露されました。

 臼杵映画学校の公式ウェブサイトはこちら

(事務局・S)

臼杵古里映画学校2日目は「映画づくりワークショップ」を開催!

2015-02-14 23:30:00 | 日記
 大分県臼杵市の臼杵市民会館などを会場に開催されている「臼杵古里映画学校」(校長:後藤國利・前臼杵市長)の2日目の行事が2月14日に行われ、多くの市民や映画ファンが映画の製作体験などを通じて「古里」について考えました。

 この映画学校は「野のなななのか」の大林宣彦監督を名誉教授に迎え、映画鑑賞やトーク、映画作りを通じて日本の古里を見直す催しで、この日は大林映画の俳優やスタッフを講師に迎えて「映画づくりワークショップ」が開かれました。
 ワークショップに「客員教授」として参加したのは「野のなななのか」主演の常盤貴子さんや、細山田隆人さん、内田周作さん、臼杵を舞台に撮影された「なごり雪」でヒロインを演じた須藤温子さん。さらに「野のなななのか」の製作に参加した大林組のスタッフらも加わり、実際に短編映画を製作するという豪華な催しとなりました。臼杵市民会館大ホールのステージ上には映画セットが組まれ、多くの観客が見守る中、大林監督らがワークショップ参加者に直接演技指導。撮影は深夜になっても続けられました。
 また、映画「なごり雪」(2002年・大林宣彦監督)の主題歌を担当した伊勢正三さんが短編映画の主題歌を作曲。観衆の前で披露し、大林監督と歌詞などを調整しながら録音が行われたほか、全国各地から参加者が集まる市民交流会も開かれ、映画談議や古里談義で大いに盛り上がりました。
 最終日の15日(日)は「野のなななのか」と「この空の花 ―長岡花火物語」の2作品が上映され、大林監督と常盤さんによるティーチ・インが行われるほか、「古里映画」の製作に関わる各市の市長を迎えて語り合う全国古里映画サミットも行われます。

 入場券等の詳細は実行委員会事務局(電話0120-870-906)にお問い合わせください。

 臼杵映画学校の公式ウェブサイトはこちら

(写真は、15日開催の「全国古里映画サミット」参加都市のポスターが掲示された会場)


(事務局・S)

大林監督や常盤さん、細山田さんらが講師!臼杵古里映画学校が開校!

2015-02-14 08:00:00 | 日記
 2月13日、大分県臼杵市の臼杵市民会館などを会場に「臼杵古里映画学校」(校長:後藤國利・前臼杵市長)が開校しました。この映画学校は「野のなななのか」の大林宣彦監督を名誉教授に迎え、映画鑑賞やトーク、映画作りを通じて日本の古里を見直す催しで、今回が初めての開催となります。



 初日のこの日は、臼杵を舞台に撮影された「なごり雪」(2002年・大林宣彦監督)、「100年ごはん」(2013年・大林千茱萸監督)と、尾道三部作の第3作・「さびしんぼう」(1986年・大林宣彦監督)が上映されたほか、大林監督をはじめ映画関係者や「古里映画」の製作に関わった市民らによる「町活かしフォーラム」などが行われました。

 14日(土)は「映画づくりワークショップ」が行われ、「野のなななのか」主演の常盤貴子さんや、細山田隆人さん、臼杵を舞台に撮影された「なごり雪」でヒロインを演じた須藤温子さんが客員教授として参加。大林組のスタッフとともに市内でロケーション撮影も行い、演技術や制作技術などを参加者に教えながら短編映画を作り、上映します。「なごり雪」の主題歌を担当した伊勢正三さんのライブも合わせて行われます。
 最終日の15日(日)は「野のなななのか」と「この空の花 ―長岡花火物語」の2作品が上映され、大林監督と常盤さんによるティーチ・インが行われるほか、「古里映画」の製作に関わる各市の市長を迎えて全国古里映画サミットも行われます。

 入場券等の詳細は実行委員会事務局(電話0120-870-906)にお問い合わせください。

 臼杵映画学校の公式ウェブサイトはこちら

(事務局・S)

大林監督と常盤さんが出演!「岩井俊二のMOVIEラボ」第6回は2月12日に放送!

2015-02-10 12:30:00 | メディア情報
 「野のなななのか」の大林宣彦監督と主演の常盤貴子さんがゲスト出演するNHKEテレ「岩井俊二のMOVIEラボ」の第6回(最終回)「ドラマ編 パート2」が2月12日(木)に放送されます。

 この番組は、映画監督の岩井俊二さんを主宰に迎え、新旧洋邦の名作を題材に映画の魅力を伝える内容。大林監督と常盤さんは2月5日放送の第5回「ドラマ編 パート1」に引き続き2回目の出演で、映画の最も重要なジャンルともいえる「人間ドラマ」にスポットが当てられます。

 放送時間は12日午後11時~11時45分で、19日(木)午前0時~0時40分(18日深夜)に再放送も行われます。「ドラマ編 パート1」も12日午前0時(11日深夜)に再放送の予定です。

 詳細は同番組のウェブサイトでご確認ください。(リンク切れの可能性があります)

(事務局・S)