barbieの憂鬱

自宅でのイタリアンなお料理を中心に、ビューティな日記を!!でも時々憂鬱な憂いも・・・

作家の食卓

2012-01-23 22:27:45 | Weblog

「作家の食卓」

立原正秋、石川淳、永井荷風、檀一雄、円地文子、色川武大、森瑶子、寺山修司、澁澤龍彦・・・

自ら厨房に立ち腕を振るう美食家、毎日ステーキを食す健啖家、一日六食の大食漢

作家たちが毎日、朝昼晩、家庭で食べていたメニューを再現。

作家は文章を書くのもお料理を作るのも食べるのも上手で拘っていてお酒も皆好きだから

お酒に合うごはんを作るのですね!!

うんうんわかる・・・

 

『檀一雄』の食卓に一番興味深く父に似ている所に共鳴させていただきました。

最近「火宅の人」をAmazonで購入しついでにも読んで

ちょっとはまってたので今日は寒いし湯豆腐だなって

檀一雄が作った湯豆腐はまだ今より元気だった父が作った湯豆腐と同じで、土鍋に昆布を敷き、その脇に蕎麦猪口を据えて生醤油に刻みネギとおろしショウガ、そしてかつお節をたっぷりと入れてあった。

文中から

>この地上で私は買い出しほど、好きな仕事はない。あっちの野菜屋から、こっちの魚屋と、日に三、四度は買い出してまわっている。

そうなんです父も買い出しが好きで

そのDNAを受け継いだのですね

私もごはんを作る行為と同じくらい好きなのが買い出し

ストレスを買い出しで癒しているのかも

 

「聡明な女は料理がうまい」と桐島洋子著もあるけど、聡明じゃなくても

料理が好きな人(男も女も)は買い出しが好きなんだよね~

洋服やバックも買うの好きだけどやっぱり食材を買う時のワクワク感とそれをお料理するまでのプロセスが楽しい。

 

想像は創造に通ずる・・・