群馬県高崎市のデータベースコンサルタント、ITシステムアドバイザー「なみぶたぁのだんな」(@namibuta)です。
アカウントの変遷
古くからOracle Databaseを使っているとユーザーのパスワードは有効期限が無期限という感覚があります。
バージョンアップするにつれ、データベースにもセキュリティの波が押し寄せてきました。
デフォルトではシステムアカウントが使えなくなったりしました。
そして、Oracle11gからはパスワードが無期限から180日に変更されています。
有効期限切れ
そんなことはつゆ知らず、先日パスワードの有効期限切れに遭遇しました。
SQL*Plusでログインしようとすると下記の様なメッセージが表示されます。
ORA-28001:パスワードが期限切れです
一瞬慌てましたが、ネットで「ORA-28001」を検索すれば対処方法は沢山出てきます。
以下の手順を参考にして下さい。
①SQL*PlusでSYSDBA権限でログイン
sqlplus /nolog
sql>conn sys/[パスワード] as sysdba
②パスワードを無期限に変更
sql>alter profile default limit password_life_time unlimited;
③期限が切れてしまったパスワードを変更
sql>alter user [ユーザー名] identified by [新しいパスワード];
④ロックの解除
sql>alter user [ユーザー名] account unlock;
以上です。
パスワード切れ前だったら③、④は不要です。
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