泣くな笑え

『肺癌闘病患者』家族の独り言

帰省1日目

2007-10-20 | できごと
1)抗癌剤の治療に入ったら、この先1年は帰れないかも知れない。
2)正月に祖母へと預けたネコたちが気になる。


そう理由付けて、鹿児島への帰郷を母にすすめたのは先週末、
飛行機のチケットを取ったのは18日(木)の夜中。
20日(土)夕方、母の故郷である鹿児島へ出発しました。

これは完全に私の意見を通した結果です。
イキナリ田舎へ帰ろうなんて、母の病状は深刻なものだと告白するみたいだと
本当に悩みましたし勇気もいりましたが、
これだけは絶対に引けないのだから、自分の迷いを押し切って行動。
だって、やっぱり帰らせてあげたい。
母の愛する故郷へ。
祖母のこともネコたちのこともあるしまだまだ死ねないのだと、
そう思ってくれることを祈りつつ……

本当はもっと早い時間に行きたかったんですが、
既に予定が入っていたのを覆したくないと、誰でもない母が主張したので夕方の便です。
なので、鹿児島の叔父の家に着いたのは21時過ぎてからでした。

叔父を含め、母の兄弟のみんなには、母の病状を伝えてあります。
けれど、やはりどうしても祖母には云えません。
その点はみんな同じ意見だから私の罪悪感も少しばかり軽くすんでますが。
………やっぱり云えないよ、ばあちゃんゴメン。

遅い時間だったので祖母には挨拶だけして、叔父の家で夕飯をごちそうになりました。
すき焼きうまうまでした、ご馳走さま。