いつかのキャバリーマン

だらだら生きていたぐーたら大学生がキャバ○ラ経営者にのし上がる。~人生は20代をどう生きるかで決まる!~

「指名係ピンチ!」いつかのキャバリーマン Vol.19

2006年04月25日 | 日記
お店の司令塔である、指名係を初めてやったときは、なんだか店を動かしている
見たいですごく気持ちがよかった。

「これなら、できる!」と思った。

テーブル番号別の残り時間を計算し、コンパニオンを移動させる。
何気なくやってると、指示通りに人が動いてくれるので気持ちがいい。
やっと、与えられた仕事が最初からまともにできるようになった、と思った。

が、数日後になって、思い違い甚だしいことに気づかされるのだった。

「○○さん2番テーブルに行ってください」
つものように、コンパニオンに指示を出す。

その直後のコンパニオンの返事がその後の苦労を物語っていた。

「いや。」

「!?・・・・・・・・・」

事態があまり理解できなかった。
仕方なく、別のコンパニオンに急遽交代の指示を出した。

しばらくすると・・僕の指示でほとんど誰も動かなくなった。

それどころか、」コンパニオンからのクレーム&ボイコットの」」
集中砲火を受けることになった。

「しんどい」
「まだ私はタイムカード押してない」
「私ばっかりこき使ってひどい!」
「あのお客さんのところに行きたくない」
「トイレ」
「あの女の子と一緒にお客さんに付きたくない」
「もういや!」

なんてこった!!僕は司令塔のはずじゃなかったのか??
僕はとにかく、「お願いします」「お願いします」「もう少しがんばって」
とお願いし続けるしか手がなかった。

またまた、半泣き状態。

指名係が僕になってからこのザマだ。僕は人間としてこんなに信頼されてい
ないのか?人間不信になるほどショックだった。

なんでこうなるの??ピンチ!

つづく




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