中野寛成日記

民主党大阪府第8区総支部長 衆議院議員中野寛成の日々の活動を綴った日記です。

いろいろな卒業式で感動と決意

2009年03月27日 | 日々思うこと
 3月は卒業式シーズンです。今年も私は、幼稚園・小学校・中学校・夜間学級の卒業式に出席させていただき、それぞれ新たな感動をいただきました。

・幼稚園の卒園式で
 服部幼稚園・庄内幼稚園・せんりひじり幼稚園・追手門幼稚園・みくま幼稚園(娘の母園、私もPTA会長を務めた)など多くの私立幼稚園の卒園式に参列させていただきました。
 2~3年前の入園の際は、じっと椅子に座っていることもできず、泣いている子も多かったことが信じられないくらい立派に成長して、一人一人が園長先生から卒園証書を受けとっていました。
 歌は、「想い出の歌」や「一年生になったら」など大きな声で元気イッパイ。
一方保護者席は総カメラマン。
この親の期待と子供たちの夢をけっしてこわすことなく、大きくふくらませる時代をつくらなければとの決意を新たにしました。

・小学校の卒業式で
 私は、地元の緑地小学校の卒業式に参列させていただきました。
歌の伴奏のピアノも卒業生が演奏、六年間の成長の早さを思いました。
 特に印象に残ったのは、校長先生から卒業証書を受け取る前に、一人一人が、会場に向って自分の夢と希望を宣言したことです。
「プロ野球選手になってWBCに出ます。」
「サッカー選手になってワールドカップへ」
「看護師になって多くの人を救いたい」
「シェフ・パティシエになりたい」
「友達をいつまでも大切にする」
「親孝行したい」
など、夢や希望に満ちていました。
政治家になりたいと言った卒業生がひとりもいなかったことは少し残念でした。

・中学校の卒業式で
 私は今年も母校の豊中市立第四中学校の卒業式に出席しました。
もう立派な大人の仲間入りを思わせる卒業生たち。
 3年間の中学生活は思春期まっただなか。悩みや苦しみを感じる時期でもあります。学びはもとより、体育祭などいろいろな行事に取り組むなかで、友情を育み、愛校心・同窓生としての結束を固めることができた経緯と誇りを語る姿は、誠にたのもしく印象的でした。
 厳しい時代の旅立ちではあっても、この苦難に立ち向かい克服されんことを祈るとともに、私も改めて頑張らなければと決意をいたしました。

・夜間学級の卒業式で
 豊中市立第四中学校には、北大阪で唯一の夜間学級があります。
学齢期に、家庭の事情などで通学できなかった高齢者のかたが多く、3年間の中学や9年間の義務教育期間を還暦を過ぎてから学ぶ方々がほとんどです。
 それだけに通学の熱意も高く、向学心に燃えておられました。
「市役所の登録の時、自分の名前が書けるようになって嬉しかった。」
「電車に乗る時、普通と急行の区別がつくようになった。」
「孫と勉強の話ができるのが嬉しい。」
「少しずつ新聞が読めるようになり世界が拡がった。」
など、その感激ぶりを聞くとこちらも思わず涙ぐむほど感動します。
最後に、夜間学級の歌をご紹介します。

   ♪四中夜間の歌♪
1、夕やみ迫る坂道を
  ペダルふみふみ校門へ
  あいさつ交わす声かるく
  老いも若きも集い合う
  我ら 夜間中学生

2、昨日おぼえたあの漢字
  時間をかけて思い出し
  クラス仲間に励まされ
  ノートにつづるわが人生
  我ら 夜間中学生

3、暗やみ歩く帰り道
  覚えた文字を月に書き
  子どもに話す声高く
  明日も仲間とがんばろう
  我ら 夜間中学生 

西松建設の政治献金事件に思う

2009年03月09日 | 日々思うこと
  公共事業受注企業の政治献金全廃を!

 今回の西松建設による献金事件は私たちに深刻な反省と教訓を与えました。
唯一の救いは、小沢代表側が政治資金規正法にもとずき、献金のすべてを総務省(選挙管理委員会)に届けて公開していることです。
民主党が、官僚の天下り、官製談合、税金の無駄使いを追求している時、3年前までの事とはいえ、このような事件(疑い)が取り調べを受ける事態に至ったことは、残念でなりません。真実は、今後の推移を見守るしかありませんし、私たちは小沢代表側の無実を祈りたいと思います。
 しかし、この機会に民主党の本来の方針にもとずき、
公共事業を受注しているゼネコン等からの政治献金(寄付)をすべて禁止する事
政党・政治家も一切受け取らない事
公共事業に関する「口きき」をしない事
を改めて再確認するべきだと信じます。
 私も改めて、その方針を今後とも堅持し、清潔な政治の実現にまい進する決意です。
同時に、改めて「清貧」という言葉をかみしめたいと思います。