中野区保育争議をご存知ですか?

「たかが非常勤」と見下して、中野区は非常勤保育士を全員解雇。保育園に戻るため裁判などでたたかっています。

水平器とコンパス

2006-08-25 23:15:28 | Weblog
8月25日 今日は松本純子さんの支える会総会でした。
 中野駅南口から徒歩5分ほどに、ジャパンヴィステックというテレビ番組などの製作会社があります。そこの契約社員として働いていた松本さんは、労働組合に入って職場環境の改善をお願いしたところ、解雇されてしまいました。いま労働委員会などで争っています。私たちと同じ争議なかまです。
 松本さんのお子さんは、2年前まで、中野区の保育園に通っていました。中野区は区立保育園を民間委託(指定管理者制度)することを、私たちを解雇するきっかけだとしています。実は松本さんのお子さんはその民間委託される保育園に通っていました。私たちにとって民間委託と解雇の話は、表裏一体のものですから、松本さんと一緒に委託反対・延期の運動を進めました。松本さんとはそれ以来のおつきあい。
 純子さん(わたしたちはそう呼んでいるんですが)は、いつも水平器とコンパスを持ち歩いています。ロケを初め、純子さんの仕事に欠かせないもので、いつもそれを見ながら「絶対職場にもどるもんね」(こんな感じの口調です)と心に誓っているんだそうです。わたしたちにとっては、なんだろう。エプロンかな?争議って毎日つらいけれど、それでもあきらめきれないことがあるから、やっていけるんだと思います。純子さんの水平器とコンパスは、「あきらめきれないもの」がこもっているものなんだと思います。いっしょに職場にもどろうね。
 この日は、あきこさんとかずえさんが参加しました。お疲れ様。

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