2月26日、タイの小学校(Rachawinit 校)6年生と仲泊小学校6年生とで、国際会議を開催しました。
議題は、「世界が平和になっていくためには?」
6年生は平和教育に取り組んでいますが、その延長として、交流先のタイの子供たちとの意見交換を行いました。
仲泊小学校での平和についての取り組み(沖縄戦、対馬丸事件)を紹介し、事前に考えておいた世界の平和についての自分なりの意見を発表しました。それらについての、相手校からの質問や意見についてもしっかりと答えていました。
また、タイの子供たちの発表や意見にも耳を傾け、こちらから質問をしたりもしました。
言葉の問題は、双方が通訳をすることで解決しています。
つまり、 日本語で意見(児童)→英語(通訳)→<ネット>→タイ語(タイ教師)→タイ児童の質問(タイ語)→英語(タイ教師)→<ネット>→日本語(通訳)→児童 という流れです。
日本では予想できない質問や意見も登場しました。(期待通り!)
たとえば、タイは仏教国ですが、ある児童は、
「お釈迦様の言葉は、世界の平和に役立っていると思います。」という意見でした。
また、ある児童は、
「貧富の差がなくなるように、みんな税金の一部を寄付に回した方がいいと思います。」という意見でした。
「なぜ日本は戦争をしたんですか?」という鋭い質問もありました。
準備に時間はかかりましたが、本当に有意義な「国際会議」だったと思います。