デンカの宝刀(一男二女の父、元政府系金融機関職員の資格八冠王)

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愛知県立千種高校の全盛期?

2024年05月08日 | 中学受験・高校関係コラム

妻が愛知県立千種高校卒で

あるため、

同校の創立25周年記念の関係で

配布された資料があるが、

その中に、昭和58年から昭和62年

までの進学実績が載っている。

いちばん良い実績である昭和62年

の数字は、次のとおり

 

昭和62年度愛知県立千種高校

 大学合格実績

 東京大学 30人

 京都大学 46人

 名古屋大学 98人

 大阪大学 15人

 東北大学 21人

 一橋大学 13人

 東京工業大学 17人

 名古屋工業大学 15人

 名古屋市立大学 32人

 愛知県立大学 8人

 早稲田大学 98人

 慶應義塾大学 82人

 東京理科大学 40人

 上智大学 19人

 中央大学 15人

 同志社大学 35人

 立命館大学 35人

 南山大学 74人

 名城大学 26人

 

東大合格者数は、今年(2024年)の

愛知県2位である旭丘の28人より

多く(1位は、東海の36人)、

京大合格者数は、今年(2004年)の

愛知県1位である旭丘の42人より

多く、

名大合格者数も100人近くいる。

 

私立大学は、現在よりも定員が

少なかったはずなのに、

早稲田合格者数は、今年(2024年)の

愛知県1位(っていうか、首都圏を

除くと全国1位)である東海の80人

より多く、

慶應合格者数は、今年(2024年)の

愛知県1位(っていうか、首都圏を

除くと全国1位)である東海の68人

より多い。

逆に、同志社立命館の合格者数は、

千種高校の今年(2024年)の合格者数が

同志社84人、立命館135人であることに

比べると、かなり少ない。

中央以外のMARCH合格者は、

ほとんどいないようで記載されていない。

中央の合格者が二桁いるが、これは

おそらく、合格者のほとんど(全員かも)

法学部だろう。

MARCHの中でも中央法学部だけは、

愛知県でもと同視されていた

特別な存在なので、

(大学受験偏差値も並みだった。

 実際の偏差値については、 

 「中央大学法学部が早慶と同格だった

 時代の偏差値表を参照のこと。)

MARCHの他の大学の合格者が

ほとんどいないのに、

中央だけ、これだけの合格者が

いたのだと思われる。

 

旧帝大だけで210人もの合格者を

出し、これに一橋大東工大

加えると、なんと240人になる。

当時の学生数は、普通科で430人

前後、国際教養科が約40人なので、

生徒の半分以上が旧帝一工

合格していたことになる。

物凄い数字だ。

さすが、国公私立高校全ての中で

当時の愛知県ナンバーワン高校

であっただけの大学合格実績を

残していた。

 

 

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