生存助け合いのネットワーク(生存組合)

貧困は自己責任じゃない。貧乏人は悪くないぞ!
助け合いのための寄り合い、ここにあります。

「居住の貧困ネットワーク・東海」7.25学習会

2011年07月16日 | イベント情報
「居住の貧困ネットワーク・東海」7.25学習会のご案内

3月13日の「反貧困集会inあいち」の「居住の貧困」分科会を契機に、居住福祉の実
現を目指して様々な分野・立場の人々がネットワークをつくることとなり、4月18日
に第1回目の準備会を約20名の参加者で開催し、参加者が直面している居住貧困の実
態などを自己紹介の中で報告し、その後ネットワークの目指すべきイメージについて
意見交換を行いました。
5月16日には第2回準備会を約20名の参加で開催し、岡本祥浩さん(中京大学)から
ネットワークのイメージ及び具体的な活動が提起され、その後各自の問題意識や意見
を交換しました。そこでは、公営住宅の重要性、無料低額宿泊所及び無届け宿泊所問
題、当事者の掘り起こしの重要性、多様な問題への解決方法、居住の貧困と適切な居
住の共通認識、最も深刻なホームレスの人々、個別問題と制度・政策学習会との交互
開催、などの意見が出されました。この議論の根底には、「居住の自己責任論」と
「居住貧困の未認識」という現状の中で、「市場の論理」が他を席巻し「居住福祉政
策」の欠落を招いているという現実があると思われます。
6月27日の第3回準備会では、ホームレスの人々を喰いものにする「無料低額宿泊所」
での体験談と藤井克彦さん(笹島診療所)より「ホームレスと居住」としてホームレス
調査、無料定格宿泊所、未届け施設及びその他類似施設、福祉アパートなどについて
の報告を受けました。その後、当事者の居住実態や刑余者の支援についての報告など
をうけました。3回の準備会を終え、岡本祥浩さんよりネットワークの名称を一般の
居住の認識を踏まえ「居住福祉ネットワーク・東海」とすること、事務局を当分の
間、中京大学総合政策学部岡本祥浩研究室に置くこと、運用方法を確認しながらメー
リングリストを立ち上げること、開催間隔については二ヶ月に1回にすること、が提
案されました。
第4回の準備会を7月25日(月)19時より、中京大学で福田啓次さん(新建築家技術者集
団)に「東日本大震災の被災地の状況」について話題を提供してもらい開催します。
その後、今後の進め方についても話し合いたいと思います。ふるってご参加下さい。


と き : 2011年7月25日(月) 19時~21時
ところ :中京大学センタービル「08A」
(地下鉄「八事」下車、「5番出口」すぐ上、中京大学センタービルの8階)。
内 容:
①福田 啓次さん 「震災後の住まいを考える」
②(仮称)「居住の貧困ネットワーク・東海」の今後について

主催:(仮称)「居住の貧困ネットワーク・東海」準備会


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。