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関電支社を訪問した市民が「建造物侵入」容疑「運動つぶし」が目的か(週間金曜日記事・Esamanさんより)

2012年12月18日 | 連帯情報
Esamanさんから名古屋での弾圧を警戒してほしいとの情報がありました。

***

名古屋のEsamanです。
各地で脱原発アクションに対しての弾圧が行われていますが、
名古屋でも下記のような動きがあります。

現在のところ、警察からの弾圧対象
(具体的には、不当な出頭要請と身辺への過剰な捜査)
となった、当該の木村穣氏の冷静で的確な対応と、
事態を重視した中谷弁護士や自由法曹団愛知の有志の弁護士のみなさんの迅速な対応
(記事にある取調同行のほかに、警察に抗議文を送ったり記者会見をした)
により、警察の動きはけん制されており、
具体的な逮捕者が出るような話ではないようですが、
警察側は運動に対して、引き続き弾圧の隙をうかがってると考えるられるので、
おおくのみなさんの注目をお願いします。

近々、救援会(まだ誰か逮捕されていないので救援準備会?)からの応援要請が出る予定です。

*記事中の「興味本位で関電に訪問」は、事実とはやや異なると思います。

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週間金曜日 2012.12.7(923号)

金曜アンテナ

◆関電支社を訪問した市民が「建造物侵入」容疑
「運動つぶし」が目的か

 関西電力大飯原子力発電所の再稼働に反対する抗議行動に「不当な圧力」が加
わっている。

 関電東海支社(愛知県名古屋市)を訪問しただけの市民二人が「建造物侵入」
の容疑で一〇月二九日以降、何度も愛知県警東警察署から出頭要請を受けていた
ことが明らかになった。この「訪問」は五月二五日の出来事であり、捜査の必要
性も含め疑問の声が巻き起こっている。

 関電東海支社前では東京の首相官邸前での行動に呼応し、今年五月から毎週金
曜日夕刻に市民による抗議が繰り広げられている。

 五月二五日に抗議行動の様子を見にきた木村穣さん(非参加者)は興味本位で
関電支社を訪問しようと同支社が入居するビルに入ろうとした。警備員に用件を
聞かれ、木村さんは「受付に用事がある」と言って、関電株主(祖父から譲受し
た五〇〇株を所有)だと告げると警備員は引き下がった(担当弁護士によれば警
察は「制止を振り切った」との見方)。Aさん(抗議行動に参加する女性)と支
社のある階まで行くと受付は閉鎖。職員から閉店していると告げられた木村さん
は、トイレを借りたのち、Aさんと退去した。

 一方で、被害届を提出した関電グループ企業、関西電力不動産東海支店の担当
者は「当社としてはビルを安全に管理する責任ある。二人は当社の規定に違反
する行為があった。今後は入ってほしくないので(時間がだいぶ経過したが)被
害届を出した」と言う。

 事件後、五カ月以上もたって捜査が始まったのは実に奇異なことだ。担当の東
署警備課長も現場に居合わせたというが「現行犯逮捕」は行なわれなかった。そ
もそも、株主の一人が会社を訪問しただけで「建造物侵入」としている点など異
常さが際立つ。

 一〇月五日に関電本店前で起きた不当逮捕事件と同様に「運動つぶし」の意図
が濃厚だ。

(竹内一晴・ライター)


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この記事に関しては下記にも関連記事があります。

脱原発運動を弾圧する公安警察に対して、抗議する
(街の弁護士日記 守山法律事務所)
http://moriyama-law.cocolog-nifty.com/machiben/2012/11/post-4291.html


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