生存助け合いのネットワーク(生存組合)

貧困は自己責任じゃない。貧乏人は悪くないぞ!
助け合いのための寄り合い、ここにあります。

 「貧困の拡がりではなく社会保障の充実を!12.1緊急市民集会」

2012年11月25日 | 主催・共催イベント情報
 「貧困の拡がりではなく社会保障の充実を!12.1緊急市民集会」

  マスメディアで報道されているように、現在、生活保護基準の切下げが断行され
る可能性が高い状況にあります。生活保護に関するいわゆる「バッシング報道」によ
り不正受給問題(濫給)ばかりが取り上げられ、それが生活保護予算削減の動きの背
景となる一方、生活保護利用者は強い不安の中で生活しています。また、不正受給防
止や暴力行為排除に向けた助言を理由に、警察官退職者を嘱託員として福祉事務所に
配置することが取り沙汰され、名古屋市では、来年度に4区の福祉事務所への配置を
目標に具体的な検討がなされています。
しかし、生活保護基準の切下げは、生活保護基準だけでなく、最低賃金、就学援助、
国民健康保険の保険料や一部負担金の減免基準、地方税の非課税基準など税制や社会
保障制度のあらゆる分野に連動しており、一部の人たちだけでなく多くの市民生活に
影響を及ぼします。私どもは、市民生活に貧困が拡がることを防ぐには社会保障制度
の充実こそが必要だと考えています。 また、私どもは、不正受給防止や暴力行為排
除の背景としては、生活保護利用者が急増する中で、査察指導員や現業員(CW)の
増員が追いついていないこと、社会福祉法が、現業員(CW)として専門家の配置を
求めているにもかかわらず、専門家の配置がきわめて少なく、違法な状態が続いてい
ることにこそ問題があると考えており、専門的な知識を有する査察指導員や現業員の
増員が必要だと考えています。
そこで、このような生活保護、さらには社会保障制度全般をめぐる喫緊の情勢を踏ま
えて、私どもは、生活保護の削減に焦点をあてて、貧困の拡がりではなく社会保障制
度の充実を求める緊急市民集会を、以下の開催することを企画しました。     
 ぜひご参加下さい。
 
「貧困の拡がりではなく社会保障の充実を12.1緊急市民集会」
-生活保護の削減で市民の暮らしはダメになる-

【日 時】2012年12月1日(土)午後1時15分~4時半
【場 所】中村区役所講堂(地下鉄桜通線「中村区役所」2番出口北20m徒歩すぐ)
【内 容】

1基調講演:吉永純氏(花園大学教授)
①生活保護の実情
②きわめて不十分な社会保障の実情、
③保護基準切り下げが市民生活に及ぼす影響について、など

2市民の暮らしの実態
各方面から市民の暮らしの実態の訴え。
(国民健康保険・介護保険、就学援助、最低賃金、国民年金、生活保護など)

3今、福祉事務所の実情は
@福祉事務所の現場から
@「反貧困ネットワークあいち」から

4 保護基準切下げに反対する団体からの報告

5 アピール文提案・採択

【参加費】無料

【主催】反貧困ネットワークあいち(名古屋法律事務所:電 話 052-451-7746)

【賛同団体】(2012年11月21日現在)愛知県社会保障推進協議会、愛知県生活と
健康を守る会連合会、愛知県民主医療機関連合会、ささしま共生会、ささしまサポー
トセンター、自治労名古屋市労働組合、生活保障支援ボランティアの会、東海生活保
護利用支援ネットワーク、東海地域ホームレス・生活保護研究会、豊橋派遣村実行委
員会、名古屋市職員労働組合、名古屋市立高等学校教員組合、


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