本日のスバル弄りは.....
いやいや、スバル車体弄りはしていません。
スバル弄りのための工具を自作です。2時間30分でした。
こんなの1日でできるだろうと思っていたのですが、私の能力が低いのでしょう。数日のコースになりました。
鉄板貼り付けに用いるパネルボンドというしろもの。
ボンド自体も高価なのですが、そのボンドをひねりだすガンも3万円ぐらいするという.....。
激貧家庭には非常に厳しいのです。
パネルボンドの出費は仕方ないとして、ガンに3万円出費ってのは嫁から超絶駄目出しをくらいました。
で、ネットをグルグル俳諧するとですね。ちゃんと先駆者がおられましてパネルボンドのガンを自作されているんです。
「パネルボンド ガン 自作」とヤフーで検索するだけでも沢山でてきます。
「パネルボンド+ガン+自作」の検索結果 - Yahoo!検索
そういった先駆者の情報を見たら自作するしかないでしょう。となりました。(実はガンが自作できそうというのを知ったからパネルボンド施工へ舵を切ってます)
先駆者情報ではコーキングガン2本が自作材料となります。
まずは自作素材となる一般的なコーキングガンです。
私が20年愛用しているガンと、ホームセンターで特売されていた新品ガン2本です。
やっと2月に購入したガンを弄るときが来ました。
ガンを購入したときの記録は次のところです。
2021年2月26日のブログ記事:R-2君、散財の記録、コーキングガン2本、L3×25×25アングル鋼材
比較してみたら案外作りが使うのです。素材とか強度の出し方とか....
たとえば先端でボンドケースを受け止める一番力がかかる部分なんて、これだけデザインが違うんです。
20年愛用していたガンを新品ガンに入れ替えようと考えてました。
つまり、20年愛用ガンと、新品の特売ガンを組み合わせて自作しようかと...
それぞれの違いは....
フレームの鉄板厚みが 1.2mm に対して 1.0mm
シャフト太さが 8mm に対して 7mm
ごついほうが20年愛用のガンですよ。
シャフト太さが違うというのが気になるこころです。1mm違うと自作加工で地味に面倒くさいことになりそう。
でも、フレームは分厚いほうがいいんだろうなー。とかブツブツ....。
えーと、完成品強度より、自作失敗率を下げる安全策を取ります。
ホームセンター特売のガンを2本使うことにします。
まずは最初の最初です。パネルボンドを仮セットします。
うん?あん?
うそっ?
パネルボンドの太い筒側がガンに綺麗にはまるのかと思いきや、ガンの中で遊んでいるじゃん。隙間開いているじゃん。
こんなの先駆者の情報になかったよ。
というか、先駆者は自作ガンを使う段になって、引き金引いたらボンドが暴れるのでビニールテープで縛り上げて云々といった類があちこちにあり。それのひとつの起因はコレなんじゃないのん?
再確認します。
パネルボンドと一般的なコーキングシールとの筒比較です。
あかんやん?あからさまに太さが違うやん。
そりゃー、ビニールテープで締め上げたところでこんだけサイズが違ったら緩んでいくってものでしょう。
激貧にて頭にいいものを食していないので良いアイデアがでません。
最初に出てきたアイデアがガン自作をやめてボンドを後ろから個々に押してヘラでこねたらええやん。配分がちょっとぐらい違ってもいけるやろ。って....
激貧だと脳内環境悪くて難しいことを考えると逃避します。快楽も求めなくなってきます。お腹すいたー。なんでもいいから満腹になりたい。ってそんなことばかり考えるのです。はあーっダメ人間指数がものすごくあがってますなー。
なにかアイデアないかなーとガレージ内の秘蔵棚と呼んでいる世間的には「ガラクタ置き場」を物色してピンとアイデアが浮かばないか考えます。
ふーん。俺っちって中身が硬化したコーキングシールまでキープしてたんだ。こんなのでもなにかに使えるかと思っていたんかなー....。
あーっ。もしかしたらコレって....
中身が硬化して使えなくなっているコーキングシールをリューターで切ってみました。
パネルボンドを中に入れてみます。
パネルボンドの太いほうの筒が、コーキングシール筒の内径にジャストミートです。
ガンにセットして遊びの確認です。よしっ遊び無しでジャストフイットです。
やっと次の確認へ行けますよ。
先駆者情報では、ボンドの押し板について小さい方はもちろん自作、大きいほうについてはなにも情報無しでした。
ということは大きいほうの押し板は加工無しでそのまま使えると思うのは、私がバカってことなんでしょうか?
実際のところは、ホームセンター特売ガンも、20年愛用ガンも、押し板が大きくてパネルボンドの筒内部に入りません。
ぶーぶー。って言いたくなります。だって加工するものが増えるじゃん。
押し板を取り外しまして、グラインダーで縁を削ります。
削ってはパネルボンドの筒に合わせてというのを繰り返しまして、直径36.5mmの押し板になりました。(大きい方の押し板を加工しているところの写真撮影を忘れてます)
小さい方の押し板製作です。
私のいい加減な計測にてパネルボンド筒の内径が26.5mmです。
私の加工精度がいい加減だと思うので、押し板がパツパツよりは遊びがあったほうがいいだろうと考えて直系25.0mmにします。
痴呆親父から売りつけられた汚いガラクタを漁ります。座金がぐちゃぐちゃの中からこんなのを発掘です。
直径25.0mmの皿座金です。ボルト通し穴が大きいので5mm用の平ワッシャーをくっつけます。
私の技量ではハンダで貼り付けぐらいしかできません。
メッキをリューターで削って呼びハンダしてから合体です。
この部品に見てくれがどうこうってありませんから、隙間からあふれ出すまでハンダを入れました。
できあがった、大きい押し板と小さい押し板です。
鉄肌むき出しだと錆びるので、全体をサンドペーパーでほどとぼに荒らしまして錆止めジンクスプレーを吹きました。
さあー次の加工物へ....
2本の押しシャフトを平行に維持するためにシャフトガイドが必要です。
もちろん激貧は廃材から加工します。
主婦友からもらった物です。イケア組み立て家具を粗大ゴミにするというときにスチール部品だけもらっているんです。
四角いアングルです。
こいつを切り出して40mm感覚でシャフト通し穴を開けます。
あーっ。片方は根性でて穴位置がずれたー。なのでバカ穴拡張してしまう。
って、こんな通し穴加工って、ホールソーがあったらすぐなんでしょうね。
普通のドリルしかもってないので4箇所それぞれ穴開けなのでこのピース作るのだけで30分ほどかかってます。
それも穴位置がずれるバカ穴加工の完成度低いものができるという。
はあーっ。がっくしです。
以上で本日の作業は終了です。
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