本日のスバル弄りは4時間でした。
今日は時々小雨、そして忘れたときに大粒雨がボトボトで5分もしないで終了という雨が降るような微妙な天気でした。それでもスバル弄りはできそうと判断して作業開始です。
前回はフロアヒーターダクトカバーのボルト通し穴をバカ穴拡大したところで邪魔が入って作業中断しています。その続きからです。
バカ穴がフィットするか取付て確認します。
付けては外し、そして穴をちょっと調整。それを3回したところで「スイッ」と吸い付くようにフィットしました。
スカッフも取り付けて問題ないか確認です。
バッチリ良い感じに組み付けできてます。
次は取付ブラケット④を車体へ取り付けることを考えます。
フロアヒーターダクトカバーの後ろのボルト通し穴をブラケットで固定する作戦です。
このブラケットを車体へ貼り付ける位置ですが、フロアヒーターダクトカバーの上側つまり見える位置へ貼り付けるか、フロアヒーターダクトカバーの下側つまりカバーで隠れる位置へ貼り付けするか悩みます。
というのは車体貼り付け側面が垂直ではなく結構な斜めになっているのです。
上側であれば見える位置なのでお手軽に貼り付けできます。
下側であればハンダ貼り付けに苦戦しますし、現物あわせで斜めにブラケットを折り曲げるのも苦戦するのです。
どうしようかなー。今日は時間あるぞー。せっかくだから難易度の高いのに挑戦しよう。なにごとも挑戦しないと自分のスキルアップにはなりません。
建築廃材からいつものように切り出します。1.5mmの鉄板です。
直角に曲げるのはそうでもないのですが、そこからさらに折り込んでいくのは難しいです。
現物合わせ試行錯誤でこんな形状に落ち着きました。
ブラインドナットを締めつけます。これでナット取付完了。
ツメ折箇所+ブラインドナット取付強化の目的でハンダ鏝を持ち出して炙ります。
まだハンダが溶ける温度まで炙りきっていないタイミングで後輩が来ました。
ちょうど、昼ごろで天気が良くなったときでした。
倉庫の奥にキープしているアレを取ってほしい。という内容。
あそこにたどり着くには中のものを一杯出さなあかんから今日はダメ、明日にしな。と言って、後輩を無視してハンダ鏝を握って作業してました。
そうこうしていたら、「中の物を出したからとりあえず放り込んだらいいか?」と確認が...
夢中にスバル弄り作業しているので「なんのこっちゃ?」となる私です。
「ハンダで炙っている最中に作業を止めさせるんじゃないよ。鉄が冷えたらまたやり直しやねんぞ。30分ぐらいまちやがれ」と、ハンダ鏝を見つめながらボソボソと話す私です。
すると後輩が「雨降ってきたら困るやろ。だから見てよー」って、何を見たらいいんや。
って、倉庫を見て愕然とする私です。
「だから、倉庫は明日に出したるっていうたやろ。これどこから出した?積み上げている場所に意味があったんやで。」
「はぁー。」とため息をついて、ハンダ鏝をコンセントから抜くのです。
どこのダンボールをどのように出したのか後輩は良くわかっていないみたいです。ともかく出してまた適当に放り込んだらいいと思っていたらしい。
1個1個ダンボール箱を検品して中に入れようとしたのですが、どうも倉庫の中の気配がおかしい。
もしかして、倉庫の中で箱がテトリスされている。ああ~っ。大変だー。
そんなこんなしていたら雲行きがあやしくなってきた。
あかん、雨に打たれる前に倉庫に入れるのが優先だ。と、大慌てで倉庫にいれたのです。
はぁー、せっかく整理していた荷物がシャッフルされてしまった。
そんなこんなで1時間以上時間が費やされてしまった。くそー、私のスバル弄りを邪魔するんじゃないよ。
それに倉庫整理を日を改めてしなければならなくなった。となると、その時間も余計にかかるではないか。
「倉庫に保管ラックがないからあかんのや」と言い放つ後輩に、「違うやろ。明日にしろというたやろ。勝手に倉庫の中をいじるな。棚があるとかないとか関係ない。ダンボール縦積に意味があるんや。一番上の箱に内容物がかいてあるんや。上から下までそれ関連なんや。それをまぜこぜにしやがって」
と、不平をダラダラいう私です。
さてさて、ハンダ鏝をコンセントにさして作業再開なのですが、ハンダが中途半端についている状態です。
一度冷えたハンダを再度炙って他の場所になじませていくのは難しいです。
鉄が鏝でじっくりあぶられていたからハンダが吸い付いていくのです。
すでにハンダが乗っている鉄をあぶったところで、先にハンダが溶けて熱を放出し、かつ、溶けたハンダがまだ熱くなっていない鉄の上を流れて行って、食いついていないハンダ仕上げになります。
ということで、ハンダ作業のやり直しです。
鏝で炙りながら、せっかく入れたハンダを流しだします。
どうしようかなー。このままフラックス入れるのもなー、一度ハンダで汚しているからなー。
うーんうーん。と、リューターを取り出して研磨開始です。
後輩の割り込みがなければこんな作業は必要なかったのです。
テンションただ下がりでリューターで再研磨していたら天気が怪しくなりました。
時々大粒の雨が降って作業ストップです。
今日は風がないのが幸いです。雨が打ち付ける部分の道具等にダンボールをかぶせます。
これで雨が降っても気にせず作業できるな。と外に背中を向けながらハンダ作業再開です。
時々、大粒の雨が私の背中を濡らしますが気にしないことにしてハンダ作業です。今度はハンダ作業をやめるわけにいきません。
意地になってハンダです。余剰ハンダ研磨とフラックス掃除をします。そして、こんなのができました。
車体に貼り付ける部分に呼びハンダもしています。
くーっ。後輩がきてから2時間30分かかってます。この程度のハンダは30分でできると思っていたので、倉庫作業時間を引いても、やり直し作業でどえらい時間がかかっているということです。
車体にブラケット④を取り付けしますよ。
フロアーヒーターダクトカバー合わせ下側になる方にこのブラケットをボルト止めした状態で、車体にあてます。
この状態でハンダ鏝をあてて車体へ借り付けしていきます。
借り付けできたらフロアーヒーターダクトカバーを外して、ブラケットだけにして本付けです。
じっくりと順番にハンダを流していって貼り付け完了。
取付強度確認でハンマーで横向きにガンガン叩きます。ツメ折しているのでハンマーで叩いたぐらいでグチャッてなりませんよ。
もちろん強度テストOKです。
わくわくしながらフロアーヒーターダクトカバーを取り付けます。
もちろん取付OKです。
フラックスをよーく洗浄します。
さて、余剰ハンダを研磨しようかなー。と考えます。
でもなー、この部分ってフロアヒーターダクトカバーで隠れるからねー。美観追及してもねー。と脳みそが仕事したくないといってます。
後輩の後始末から、そもそもそのあとはテンションだだ下がりになり、さらに時々大粒の雨が降って作業ストップだし、ハンダ作業中に雨に打たれて私の背中は濡れたままで気持ち悪い。
はぁー、気分がまったくのらねー。意地でここまでしたけど、この先の作業は完成度が下がりそうだなー。
ってことで、ここで作業終了です。
くそー、倉庫に無理やり箱を入れているときが一番天気がよかったじゃないかー。
なんなんだよー。スバル弄りを絶好調で楽しませてくれよー。
*******************************************
本日のブログ書きBGM-CD
SHOW-YA / HARD WAY TOUR 1991
女性ハードロックバンドの先駆けとして有名なSHOW-YAです。
といっても80年後半にブレイクしているので今の人は知らないアーティストだと思います。
まるで酒焼けしたような、えげつないハスキーなお姉さんが足を振り下ろして全身で雄叫びをあげながら歌い上げるのです。
私が専門学生だった時代に女性バンドにはまってました。
レベッカ、プリンセスプリンセスです。そして、突如ハードロックバンドの登場です。
もうばっちり私のスイートポイントを直撃でした。ビジュアルじゃないんですよ。このシャガレ声に胸キュンなのです。
なんで場末の呼び込みババァーのような声に耳が反応したのかはしれませんが、アンニュイな声を、なんかハァーハァーいいながら張り裂けているのがドツボだったのです。
当時はアルバイトをしていたので、少し自分のお金にゆとりがありました。
SHOW-YAのコンサートも何回か行きました。そして、変な思考の人達と仲良くなりました。
まったくお門違いの人たちと交流できるきっかけでしたので、ある意味で、SHOW-YAは私の世界観を変えてくれたのは間違いないです。
ちなみに当時のSHOW-YAのファンは私より年齢層がずっと上でした。それも身なりがみんなロッカーです。本当にモヒカン鼻環、髪の毛ツンツンがコンサートにいたのです。そこに激貧がボロいカッターシャツとチノパンで見に行くんですよ。
そんな場違いなところでも、そのいかつい人たちの目はとても優しかったのです。
そして、いろいろと世間のことを教えてくれました。だって私は電車通学していた甘い考えの小僧でしたから....
さて、このCDですが最近入手したものです。もちろん108円で発掘しています。
SHOW-YAは初期のアルバムは概ね所有しています。だってファンでしたから。
阪神大震災にあったときは、R-2の中に積んでいたのでSHOW-YAのアルバムは奇跡的に助かってます。
その他、当時によく聴いていたハードロック系のCDはR-2に乗っていた分だけ助かっているのです。
しかし、こんなライブCDが出ているのを知りませんでした。ちょうど社会人になったころなのかな?
社会人になったら、浜田省吾、布袋といったジャンルにシフトしているので、そのころに発売されたものかと思います。
CDデッキにセットして再生したら、ライブ音源でウキウキです。
そうそう、このライブの妙に声が息絶え絶えなのがいいのです。
そして、私の大好きなバラードです。ハードロックもいいのですが、SHOW-YAはさらにバラードがいいのですよ。
イスに座ってギターを抱えて歌うのですよ。私が見たライブのバラードはそうでした。
ちなみにバーラードの前にはいろんなしゃべりがあるのですが、さすがにライブCDにはそんなしゃべくりは入ってませんでした。
で、このCDを聴いておどろいたこと。
なんと寺田恵子(ボーカルです)が退団するときのツアーじゃないですか?
どおりでボーカルの声が私の記憶している声よりさらに艶っぽくなっているわけだ。(女性って歳を取るとボーカルが艶っぽくなるでしょ。その艶っぽい声でバラードや囁きソングって私は弱いのです)
ともかく楽しく聴けたCDでした。そして、専門学校時代、電車通学で大阪デビューしていったときのなつかしい思い出が一杯でてくるのです。
あの時は若かったなー、そして勉学に遊びにとフルパワーで活力あったなー。
今もがんばらなあかんなー。となった次第です。