フルモニのファームウェアを更新しました。
https://github.com/tomoya723/FULLMONI-Firmware
主な変更箇所は以下です。
フルモニファームウェア Ver1.04
●チャート画面に目標空燃比をプロット(※対応フルコンのみ)
●チャート画面に表示項目を任意に選べるバーゲージを追加
●チャート画面でマスターワーニング発報した場合、定常表示へ自動遷移
●ラベル項目に「MAF」「TARGET」「Baro-P」「S-1」~「S-9」「V-1」~「V-9」「T-1」~「T-9」を追加
●単位項目に「g」「m」「s」「d」を追加
今回の修正でEEPROM領域が大きく変わりましたので、
以下の手順でフルモニの初期化を行ってください。
①ファームウェアv1.04に書き換える。
②書き換え後の初回起動時に、フルモニタイトル表示中(3秒間)に画面をすばやく5回タップする。
③以下のようなEEPROM初期化画面が表示されるので「SAVE」ボタンをタップする。
④以下のようなメッセージが表示されたら、フルモニの電源を入れなおす。
⑤フルモニ起動後、設定画面に移動し各フルコン向け設定とプロファイル一括設定を行う。
これで初期化~設定が完了です。
新たに追加されたチャート画面でのバーゲージは、
これまでのチャート同様にリアルタイムの表示と、数秒さかのぼって値を参照できるものです。
また、今回の変更で表示する項目を任意に設定できるようになりました。
設定するにはこの部分を長押しします。
メインの数値設定と同様に表示項目の設定画面が開きます。
各フルコン毎のプロファイルを設定したあとのデフォルトは、
RPMとTPSが選択されています。
また、バーゲージの表示レンジとグリッド数を変更する画面を用意しました。
この部分を長押しします。
この画面で、バーゲージ毎にゲイン・バイアス・グリッド数の設定を行うことが出来ます。
バーゲージの横ピクセル数は200です。
例えばRPMを最大8000回転まで表示したい場合は、
200 ÷ 8000 = 0.025
となりますので、Gainにこの値を入力します。
Biasはオフセット分の入力です。
表示値がマイナス方向にも変化する場合その分をオフセットさせます。
Gridはバーゲージを区切る罫線の数量を指定します。
指定した分の罫線が等間隔に表示されます。